ブログを公開するのは恥ずかしい!
自分のブログ、友人知人に読まれるのって恥ずかしいっ!
そんなふうに思っている人、意外に多いのではないでしょうか。
私も長らくそんな一人ではありました。
でも、ほんのつい最近ではあるのですが、そんな思いはほぼなくなったのです。
その理由を、自身の「身バレ」経験も交えながらお伝えしていきます。
ブログは、人に読まれてナンボなんですよねー(^-^)v
そもそもなぜ恥ずかしいと思っていたのか?
そもそも、人に読んでもらうためにブログをはじめたのではないでしょうか。
それなのになぜ、友人知人に自分のブログを読まれることを恥ずかしいと感じるのか?
これはあくまで「私の場合」なのですが、もしかしたら共感していただける部分もあるのかもしれませんので、次のとおり挙げていきます。
自分の黒歴史や本音をさらけ出しているから
このブログ、見てのとおり「匿名」「顔出しなし」で運営をしております。
それゆえなのかどーなのか、かなり正直に自分の本心を綴っています。
思い出したくもない過去の失敗、家族や友人にも打ち明けたことのないエピソードも、ここではけっこうぶっちゃけているのです。
少しは盛っていいところを見せたり、キラキラした部分を記事にしていけば、もしかしたらPV(閲覧)数だって増えるのかもしれないのに・・・と思う時もあるんですけどね。(いや、それは人によるな^^;)
ちょっと横道逸れまして、なぜ「人からカッコ悪いと思われることまでぶっちゃけるのか」を考えてみたのですが、私の場合はこんな思いからきているのかなと自己分析しています。
- 自分のこれまでの生き様や価値観、考え方を「人に読んでもらう前提」で記事をしてまとめることで、頭や心の整理ができる
- 自分の失敗談や黒歴史が、誰かの役に立てるのかもしれない
- 自分の生き方、人生観という個を曝け出すことが、読者の安心感につながればいい
まあ、まさに心を丸裸にされたも同然ですので、以前から付き合いのある友人知人にこのブログを読まれることが恥ずかしいという気持ち、わかっていただけますでしょうか?
文章力に自信がないから
私は子供の頃から、文章を書くこと自体には、それほど苦手意識はありませんでした。
とはいっても、「口頭」で自分の思いや考えを伝えることは苦手なので、それよりは文章の方がまだマシという程度です。
でも、「読書感想文」とか「論作文」とかテーマがガシッと決められていて「何文字以内でいつまでに書け」的な型にはハマったものは、気持ちが乗らないとどーにも書けないわがままな性分ではありました。
だから、気分が乗った時に好きなように書けるこのブログは、自分には合っていると思うし、とても楽しいのです。
ただ、自由過ぎるゆえに、「文法」なんてまったくなってないし、「てにをは」だって間違いなく変なのです。
それに関しては、別に「物書き」を生業にしているわけではないので、まあよしとしましょう。
私が気になるのは、やたらと長文のわりには、起承転結だとかPREP法的なものを積極的に取り入れた文章構成ではなく、オチもないことです。
だから、出来上がった記事を読んでは、「わかりづらい」「いったい何が言いたいんや?!」といつも自分にツッコミを入れているのです。
いわゆる「上手い」文章ではないことを、自覚しているということです。
見ず知らずの読者なら、「特に面白みもない文章」「やたら長くて疲れる文章」「ちょっと言ってる意味わかんない文章」で通りすがってくれます。
でも、友人知人であれば、今後もリアルに会う可能性があるわけですので、なんだか小っ恥ずかしい気持ちになってしまうのです。
内容がうすっぺらいから
「はい、私、バカなんですー・・・」
という看板背負って歩いているような、内容のうっすい記事ばかりを量産していることも自覚しています。
自分はバカであることを、ブログにより増幅させているようなものです。
特段の専門的な知識や経験もない、真実系やスピ系をネタにできる勇気(?)もない、時事ネタで勝負できるような情報収集力や分析力もない、そんな私が書ける記事といったら、自分のうすっぺらい経験談のみです。
「どこどこへ行ってきました♪」
「○○をしてきました!」
こういった記事も、いいと思います。
芸能人や人気ブロガーであれば、それで十分ファンを喜ばせることができるでしょう。
起業などをされていて、その集客目的のブログであれば、手段としては上出来だと思います。
そして、これは個人的にすごくいいと思うのですが、このような内容で、めちゃくちゃ面白く「読ませる」記事を書ける人がいることです。(その文才というのかキャラクターが本気で羨ましい!)
でも、そうではない私が経験談を書いたところで、情報の渦の中にまた一つゴミを増やしてしまうんじゃないかと、けっこう真面目に考えることもあるのです。
ま、ブログなんですから、あまり考えすぎず、好きに書いていいっちゃいいんですけどねー(^_^;)
最近は「恥ずかしい」を克服しつつあった
そんなこんなで、自分のブログが恥ずかしいと思っていた私でしたが、最近はそれを克服しつつありました。
それは、なぜでしょうか・・・を挙げていきます。
単純に「慣れてきた」
さすがにブログ歴も、ライブドアブログ時代を含めてトータル3年ほど経ちますから、読まれることに「慣れて」きます。
はじめの頃は、記事を書き終えて「公開」のボタンを押す指が震えていたのに、最近はそれほど深く考えずにポチッと押せてしまっています。
それは、公開後もいくらでも修正できるからです。(とはいっては、デジタルタトゥにはならないよう気をつけています)
公開後にすごい勢いでPV数が増えるような人気ブログではありませんから、毎回70%くらいの仕上がりで公開してしまっていますので、けっこうな頻度で修正しています。(なにせ、文字入力ミスが多くて・・・)
それくらい、慣れてしまっているということです。
考えてみたら、私のブログの存在を知っている友人知人はそう多くはいません。
仮にその人たちに読まれたとしても、何らやましいことなど書いていないつもりなので、「ま、いっか」的な気持ちになってきたのです。
「自分が思うほど読まれていない」ということに気がついた
自分が思うほど、他人は他人のブログなど読みません。
友人知人かて同じです。
皆さん、自分の生活ややりたいことで忙しいですから、よほどのファンでないかぎりは、じっくり読む時間も労力もないのです。
自分だってそうなんですから。
要は、これまでの私は、自意識過剰だったということです(苦笑)
あ、でも、こんなブログでも毎回読んでくださっている方(どなたかはわかりませんが)には、この場をお借りして感謝の気持ちをお伝えします。
いつも、ありがとうございます!!
そもそも読まれたいんじゃなかったのか?
ブログをはじめた頃は、まったくと言っていいほど「読まれない」ことが哀しくて、「誰か1人でもいいから、どうか読んでくださいまし〜( ; ; )」と泣きながら天を仰いでいた過去の自分を思い出しました。
その様子はこちらの記事に挙げていますよ↓
友人知人は、「大事な1票!」・・・じゃなくて「大事な1PV!」となりうるのに、今さら読まれるのが恥ずかしいだなんて、いったいどの口が言ってんだ?ってな感じです(⌒-⌒; )
「人の役に立てる記事を書きたい」という思いに
このワードプレスでかなりな「本気記事」を書きはじめて1年半以上経ちますが、そこまで続ければ、読者の方などからポジティブなメッセージをいただけることだって出てきます。
こんなうすっぺらい私の経験談、生き様でも、私なりに本気で書いてきました。
それが、どこかの誰かのお役に立つことができたのかもしれないなんて、それこそブロガー(自称)冥利に尽きます。
「ブログをやってる人は自己顕示欲の強い人」だとか、「自己満足のためにブログをやってるんだ」なんて言う人もいて、たしかにそれも否めませんし、ブログをやる目的は人それぞれなので、それもそれで全然いいと思います。
でもやはり、私にとってはそれだけでは物足りないんです。(どこまでも強欲なっ!)
読んでくれる人にとって、役に立つような記事、面白い記事、元気になるような記事、安心してもらえるような記事を書きたいという思いが、少なからずあるのです。
で、よくよく考えたら、それは見ず知らずの読者だけではなく、身近な友人知人に対しても同様の思いでなければおかしいんじゃないのかなと。
ようやくそのことに気づいた、ということなのです。
そんな時に超恥ずかしい「身バレ」体験
そんなこんなで、友人知人への恥ずかしさがなく少しずつなくなりかけてきた頃、恥ずかしさの頂点に達するある出来事が起きました。
俗にいう「身バレ」です。
自分のブログが、知人に見つかってしまったのです。
なぜ「身バレ」した?
詳しいことはそれこそ控えますが、私のブログを見つけてくれた知人女性によると、どうも「検索」でヒットしたもよう。
そこのコミュニティでは、私がブログをやっていることはごくわずかな人にしか伝えておらず、ブログ名、URLだって教えていない。もちろん、その知人女性は知るよしもなく・・・・
こんな弱小ブログがまさかの検索で見つかるだなんて、思ってもみなかったことなのです。
その知人女性、めっちゃ「切れ物」ですわ(笑)。
とはいっても、「キーワード」によっては検索に上がることもあるようので、いくら私のような弱小ブログといえども要注意(?)なんですよねー。
なぜ「身バレ」は恥ずかしいのか?
いや、恥ずかしいでしょ。
どなたかのブログ記事にもありましたが、ブログから入ってリアルで会うのはいいんですよ。
リアルで会っていて、ブログ読まれるって、破壊力ありすぎな恥ずさです。
その理由は、先に挙げた「恥ずかしいと思う理由」のとおりなのですが、それが何百倍にも膨れ上がった感じです。
いや、自分から「私、ブログやってるの〜」と伝えているのならまだいいんですよ。想定内ですし、そもそもが当然の報い(?)ですから。
問題は、自分ではバレてない(いや、別に後ろめたいことはしていないんですけどね)と思ってひっそりと書いていて、ある日突然「バレてますよ」って感じなやつ・・・
普通に考えて、恥ずかしいでしょ?
どーです?どー思いますー???
これをきっかけに「吹っ切れた」
恥ずかしさが頂点に達したのをきっかけに、私の精神状態がどこでどーなったのかわかりませんが、そんな恥ずかしい気持ちがパァぁぁぁ〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*と吹っ切れてしまいました。
頂点に達すれば、あとはもう下降するしかないからでしょうか。
いや、もしかしたら、その後に起こったこんな嬉しい出来事↓が、「吹っ切れ」に大きく影響しているのかもしれません。
- その知人女性が、検索でヒットした記事のみならず、その他のジャンルの記事も読んでくれたこと
- さらに、私のブログを、同じコミュニティの仲間にも伝えてくれたこと
いつもにこやかで物腰柔らかなうえに、聡明で仕事をテキパキとこなすとてもデキる知人女性。そんなステキな方からこんなことを言ってもらえたことが、素直に嬉しかったのです。(単純なのですよ、私)
そして、その優しいお人柄に本当に救われ、それが勇気と自信に繋がっていったのでした。
かーさん、あたし、ブログを続けてきてよかったよ・・・
そう、もう身バレなんて怖くないっ!(たぶん)
友人知人に読まれても、恥ずかしいだなんて思わないわ!(きっと)
「身バレ」してもかまわないような記事を書いていけばいい
私が身バレして吹っ切れたのは上記のような理由がありますが、「人に見せられないようなやましいことは書いていない」と言い切れるからだと思っています。
先に挙げたように、自分のことについての嘘や虚飾はほぼないとは思うので(まったくないとは言い切れません、もちろん)、仮に記事内容のことで深掘りされたとしても、矛盾は生じないのです。(たぶん)
何より、ここまで一人地道にコツコツとブログ運営を続けてきて、マイペースではありますが収益化も実現できて、いい悪いは別として自分らしいブログを育てることができました。
何を後ろめたいことなど、あるのでしょうかーっ!
「読んでくださった方が、少しでも笑顔になるような血の通った記事を書いていく」
これに集中していくことで、恥ずかしいなんて気持ちは、おそらくどこかに吹っ飛んでしまうかもしれませんね。
友人知人に読まれるのはデメリットもあるけどいいことばかりかもよ
それでもまだ、友人知人に自分のブログを読まれることを恥ずかしいと思っている方がいるのかどうかはわかりません。
が、ここで、「友人知人に読まれることは、デメリットもあるけど、こんなにいいこともたくさんあるかもよ」ということを、お伝えしていきます。
友人知人に読まれる「メリット」
メリットといえば、例えばこんなことが挙げられます。
- PV(閲覧)数が増える
- 応援が励みになる
- 感想やアドバイスをもらえることも
- ネタが増える
- ターゲットが絞れる
1、2、3は、とても嬉しいですよね。
私にも、いつも記事を読んでくれて、その度に感想を言ってくれる友人がいるのですが、本当にありがたいです!
PV数以上に、応援や感想はブログを続ける原動力になりますよね。
4と5は、「なんやねん?」という感じかもしれません。
4については、自分のネタだけでなく、友人知人のネタも書けるということです。
内容や露出具合によっては本人から許可を得ることも必要でしょうが、なかには「どんどん書いて!」と言ってくれるステキな人もいるので、ネタに困ることはなくなるかもしれませんぞ。
5については、友人知人に向けてのメッセージとして書けることもあるということです。
友人知人に読まれる「デメリット」
お次はデメリット。
書く内容がある程度制限される
まあ・・・これは仕方のないことなのかもしれませんけどね。
おわりに:ブログはやっぱり読まれてナンボ
この記事を書きながら思ったのは、ブログはやっぱり読まれてナンボであるということ。
読まれたいと思っているからブログで公開するわけであって、それが嫌なら自分だけの日記に留めたり非公開にすればいいだけの話なのです。(過去の自分に言ってます)
それに、自分が創り上げた作品(ブログ)に、何かしらの反応があるのは、単純に嬉しい。
おおげさに思われるのかもしれないし、素人が何言っちゃってんの?と笑われるのを承知のうえで、いわせていただきました。
あれだけ恥ずかしいと思っていた私が、今は、これまで元気や癒しをくれた友人知人に向けて、その恩返しができるような魂込めた記事を書いていきたいとさえ思っています。
そして、たとえ読者が少数であっても、その方々ができるだけ元気になるような、笑顔になるような、安心してもらえるような、そんな言の葉を紡いでいきたい、それが今の私にできる最大のことなのかなとも思っているのです。
ま、別に、誰に頼まれたわけでもなんでもない、それこそ自己満足の世界なんですけどねーf^_^;)
はい、おしまいっ(^^)/~~~