こんにちは。もりこねです。
バイクの免許を取ってしばらくは乗っていたけれども、今は乗らなくなってしまったという人が、私の周りの知人、友人などには少なくありません。
実は、そんなことをいっている私も、20代の頃に4年ほどまったくバイクに乗っていない時期がありました。
寂しい話ではありますが、バイクってどうしても優先順位が低くなりがちかもしれません。
そんなわけで今回は、バイクに乗らなくなる理由とリターンするきっかけを、私自身や私の周りの人たちの体験をもとに伝えしていきます。
バイクに乗らなくなる理由
まずは、バイクに乗らなくなる理由を、私自身や私の周りの人の体験に基づいて挙げていきます。
結婚・出産を機に
男女問わず、私の周りではこの理由が一番多いです。
女性は特に、妊娠・出産でしばらくはバイクに乗れなくなります。
その後に復活するかどうかは人それぞれでしょうが、しばらくは子育てに忙しくて、その機会も難しくなるのかもしれません。
ただ、「結婚」に関しては、少し事情が異なるように思います。
結婚を機にバイクから離れるのはむしろ男性の方?で、女性は乗り続けるパターンが多いように感じます。(これはあくまで私の周りのことだけですが)
女性の場合は、配偶者も同じバイク乗りなのか、もしくはバイクに乗ることを配偶者が理解したうえでの結婚だったのでしょう。
ちなみに私のオットもバイク乗りなので、結婚を機にバイクをおりるどころか、ますます濃ゆいバイクライフになってしまいました(汗)。
私の知人男性の話ですが、結婚する際にパートナーから、「バイクよりも車でしょ!」「バイクは危険だからダメ!」なんて言われて、泣く泣くバイクを手放したとのこと。
なので、私がいくつになってもバイクに乗り続けられていることが、うらやましいそうです。
でも、私がバイク乗りでなかったら、そのパートナーと同じ気持ちだったと思います。
結婚は現実生活なので、やはり「実用」は強しです!
維持費がかかる
バイクは購入時はもちろんですが、維持するだけでも意外と費用がかかります。
- 軽自動車税・重量税(重量税は車検時)
- 自賠責保険・任意保険
- 車検代(排気量250cc以上)
- その他諸々のメンテナンス費用(タイヤ代やオイル代、部品代等々)
バイクが生活の「足」であればこれくらいは致し方ないと思えるのかもしれません。
ただ、自動車を所持しているだとか、車検がかかるバイクを複数台持っていると、けっこう気になる出費です。(私はそうです・・・)
結婚を機にバイクを手放す男性が多いのは、このためだとも言われているとかいないとか・・・?
バイク以上に他の楽しみができてしまった
バイクよりもさらに楽しいと思える趣味的なものと出会ってしまうと、バイクとの時間は当然減ってしまいます。
はっきりいいまして、バイクよりももっともっと魅力的なものは、この世にはごまんとあります(笑)。
バイクに飽きたというのも、あるのかもしれません。
実は私は、このパターンで4年ほどバイクに乗っていませんでした。
20代の女性ですから、まあ、いろいろありますよ(笑)。
いやいや、年齢や性別なんて関係なく、人の心は移ろいやすいものです・・・?
バイクが盗まれる
話題にはしたくないのですが、バイクが盗まれてしまった!という悲しい出来事により、バイクに乗らなくなる人もいます。
そうですよね、モノがないのですから、これはもうどうしようもないことです。
新しくバイクを買おうにも、洗剤やビールを買うように手軽に入手できるものではないですからね。
盗まれるまではいかなくとも、私の知人で、マシンを傷つけられたり、部品の一部を盗まれたりという目に遭っています。
ちなみに、私は4年間、アパートの庭に放置していたにもかかわらず、まったくの無傷でした。(マシンには申し訳なかった・・・)
バイク事故
もっと話題にはしたくないのですが、ツーリング中のバイク事故でバイクをおりたという話も、身近で聞いたことがあります。
幸い命に別状はなかったものの、自分は大けがをしてバイクも大変なことになってしまい、もうこりごりだったそうです。
それは、そうですよね。
ご自身の身体やバイクは痛い目に遭ってしまったものの、命に別条がなかったことは幸いでした。
バイク乗りは身体を張ってますから、私も気を付けて操縦していきます。
私がリターンしたきっかけ
バイクの乗らなくなって放置していたり、バイクを手放してしまった人がリターンするきっかけとしては、こんなことが多いようです。
- 子育てが一段落した
- 周りのバイク乗りに影響された
私も4年ほどバイクを放置した後に復活したプチリターン組ですが、私の場合のきっかけは2番目でした。
一人のバイク仲間の女性が、北海道にツーリングに行くという話を聞いたからです。
初めて北海道ツーリングをしてから5年ほどの歳月が流れており、すっかりその余韻もなくなっておりました。
でも、彼女から「北海道行きのフェリーを予約した!」なんて話を聞いた時に、すぐに「私も行きたい!」という思いに駆られてしまったのです。
その彼女とは、現地の林道を一緒に走破して1泊キャンプを共にして・・・という楽しい時間を過ごしました。
あの時、5年ぶりに北海道を走ってからは、おかげさまで毎年北海道ツーリングを楽しんでいます。
私がリターンできたのは、その彼女と北海道のおかげです。
まさに、周りのバイク乗りの影響をもろに受けてプチリターンしたという話でした。
おわりに
バイクに乗らなくなった理由と、私がプチリターンしたきっかけを挙げてみました。
ただ、これはあくまで私や私の周りでの話なので、もっと他の理由やきっかけはあると思います。
おそらく、今回この記事を書いたのは、北海道ツーリングの良さをお伝えしたかっただけなのかもしれません。(どこまで北海道が好きなんだよ!?)
それでも、またバイクの乗れたことで、たくさんの人や風景などと出逢い、人生がより豊かになった気がします。
ありがとうございました。