そのへんの50代主婦だって「人生はネタだらけ」

自動二輪教習(当時中型)の失敗談

バイク
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私は、バイク歴20年以上の女性ライダーです。

歴だけみるとベテランライダーの域になっちゃうんでしょうが、今だにUターンが苦手でメカにも弱いヘタレライダーです。

奇跡的に(?)バイクでの事故や違反で捕まるということはこれまでなかった私ですが、普通自動二輪免許(当時は中型自動二輪)の教習所に通っていた時には、それはもう失敗の連続でした。

まあ、辛かった教習の日々も、今となっては笑い話になっているんですけどね。

・バイク教習で失敗ばかり、私はバイクに向いていないのかな?

・バイク教習がうまくいかなくて、免許が取れる気がしない

・バイク教習が辛すぎて、次に教習を受けるのが不安・・・

これらは、私がバイク教習を受けている時に思っていたことですが、もし同じような思いのある方がいらっしゃれば、ぜひご一読くださいませ。

こんなどんくさい人間でも免許が取れるんだと、きっと安心することでしょう。

失敗その1:坂道発進でウイリーしちゃった!

これは、けっこうキケンな話です。

絶対マネしないでください!のレベルです。

私は、第1段階の「坂道発進」でウイリーしました。

そして、教官からお叱りを受けるどころか、「たいしたものですねぇ」とかなりあきれられてしまったのです。

どうしてそうなってしまったのかは、正直自分でもわかりません。

登り坂で一旦停止し、再度発進した際に、なぜか前輪が一瞬浮いてしまったみたい?ということだけは覚えています。

「浮いてしまったみたい?」としたのは、状況がいまいち飲み込めてなかったのです。

ただ、「ちょっと前輪が上がっちゃったっぽいな~(いや、それがウイリーでしょ!と自分ツッコミ)、でも車体は前に進んだし、ま、いいよねー」てな感じで、大したことはないと思っていたのでしょう。

しかしさすが教官、そこは見逃しません!

間髪入れずに、「無線」から愛ある言葉が聞こえてきました。

教官:「ストップ!ストーップ!!」

わたくし:(心の声)「あ、やっぱりだめなやつだったのか?」

教官:「あなた今、何しましたか?」

わたくし:「・・・・・・(無言でうなだれる)」

教官:「あなた今、ウイリーしたんですよ」

わたくし:「・・・はい(とうなづく)・・・すいません・・・」

教官:「坂道でウイリーするなんて、あなた、たいしたもんですねぇ

教官の、怒りを通り越してあきれかえったような淡々とした声が、今も私の耳に鮮やかに響き渡っています。

教官からみたら相当驚いた出来事だったのでしょうが、私が転倒などせず無事着地をしたので、ほっとされたというものあるのでしょう。

「私、すごいアホなことしちゃったんだ・・・」

原因はおそらく、クラッチレバーを急に離してしまったからだと思われます。

この出来事で、落ち込んだことはいうまでもありません。

登り坂で前輪が浮く・・・想像するだけでも恐ろしいことです。(それを私はやってしまったのだ!)

でも、免許を取って公道に出てからは、坂道での失敗はないし、ウイリーもしてません!(←ドヤ顔するな!調子に乗るな!!)

坂道発進でのウィリーは、たいへん危険ですので、絶対にやめましょう!(あたりまえです!)

失敗その2:第1段階でバイク倒しまくりの4時間オーバー

技能講習の規定時間は、四輪免許を所持している私の場合は17時間でした。

そのうち、第1段階は9時間、第2段階は8時間なのですが、第1段階ですでに4時間をオーバーするというざんねんな状況でした。

当時23歳、身長165cm近くある健康な女性ですよ。

もう、私はバイクの才能がないんだ、バイクに向いてないんだと落ち込みましたし、免許取得までが果てしなく遠く感じました。

・・・そうですね。

教習から帰る車の中、泣きながら運転していたこともありましたね。(←危ないですから〜)

特にクランクやS字ではバイクを倒してばかりで、途中でバイクを起こす気力もなくなりましたわ。

「かーっ!やってられるか!!」的な。やってませんけど。いや、教習はやりましたけど。(どっち?)

気がつけば、カラダはあざだらけで・・・。

もう、心身ともにズタズタで、辛くて泣いてましたね。

上手くいかない原因は、クラッチ操作でした。

半クラッチの感覚がどうしてもつかめず、ここで多くの時間が費やされたのです。

でも、これができないと、先に進めませんからねぇ。

事前にバイクに乗っている人からクラッチ部分だけでも教えてもらえば、ここまでこじらせずに済んだかもしれません。

今思うと、なぜあんなにできなかったのか不思議なくらいですけど、結局は「慣れ」なんですね。

それが私の場合は、人よりも遅かったということなんです。

そういえば、クランク、S字、坂道発進は失敗してたけど、スラロームや一本橋の記憶はあまりありません。

ということは、これらはわりとスムーズにいっていたということです、きっと。(そう信じたい・・・)

できなかったことはたくさんあったけど、できていたこともあるんだよー(たぶん)

そんなふうに、あの頃の自分に伝えたいです。

転倒しまくり、4時間オーバー、それがなんだというのですか!?

卒業検定:奇跡的に1回で合格したけど・・・

こんな私でも、卒業検定は、奇跡的に1回で合格しました。

実は、悪夢の第1段階を突破した後、第2段階では、これといったハプニングやらトラブルやらが思い出せません。

外周を普通に走っていた記憶しかなく、あの第1段階はいったい何だったのか?と疑うほどです。

お伝えできるネタがないことを、今となっては悔やみます(笑)。

卒業検定についても、緊張はしていたものの、不思議と冷静だったような記憶はあります。

うーん、こんな優等生的?なことしか書けない自分に、つまらなさを感じるほどです。

第1段階では苦しい思いをし教官からもよく叱られてましたが、そんな時間も今となっては懐かしい思い出話

厳しく指導してくださったから、今もまだこうしてバイクに乗り続けていられると思っているので、教官には感謝しています。

ここで、少し余談です。

私は、教習所で同時期に入校した同世代のある女性と仲良くなりましたが、その方は卒業検定に落ちてしまいました。

その女性は、私とは正反対にとても飲み込みが早い優等生だったので、どんどん先に進んでしまっていました。

なので、いつの頃からか、教習所で見かけることがなくなっていたのです。

でもある日、卒業したはずの彼女と教習所内ですれ違いました。

お互い「ひさしぶりー」と声を掛け合ったのですが、彼女の方から「私、卒検(卒業検定)落ちちゃったの〜。これから補習-っ!」なんて言いながら、あっけらかんと笑っているのです。

とってもさわやかな笑顔でした。

こんなに上手い人でも検定に落ちるんだ~と驚いたと同時に、検定なんて落ちたってどうってことないって気持ちにもなりました。

その彼女にも、感謝したいです。

いつも彼氏のバイクでタンデム(二人乗り)してて、すっごくうらやましかったけど・・・(泣笑)。

教習所でたくさん失敗しておいてよかった

おわりに:失敗がネタになる日が来るとは!

私が普通自動二輪の教習に通っていたのは、1993年の初夏でした。

当時は中型自動二輪免許という名称でしたし、AT 限定もなかった時代ですが、教習内容自体に変更はないものとして、数ある失敗の中でも特に印象に残る2つと、卒業検定のことを紹介しました。

その時の私は、四輪車には毎日通勤で乗っていたのですが、二輪というものはカブもスクーターも、ついでにいうとタンデムシート(二人乗りや荷物積載のためにあるリアシート)にも乗ったことはなかったのです。

事前にそういうことを経験して感覚をつかんでおけば、そんなに失敗しなくても済んでいたのかなぁ・・・なんて今さらながら思うこともあります。

でも、この失敗があって痛い思いをしたからこそ、常に安全運転を意識できますし、なにより今こうしてネタとして記事が書けるのです。

そして、教習所内であれば、失敗はそれほど致命傷にはなりません。

ただ、なかにはどうしてもバイクの運転は自分には厳しいという方もいるかもしれません。

そんな時には、途中でやめたって全然いいと思います。

当たり前のことですが、バイクだけが人生ではありませんからね。

自分にしっくりくるものは、バイク以外にも山ほどあると思います。

でもやっぱり、私としては、バイク仲間が増えるのはうれしいんですけどね。(どっちやねん!)

ありがとうございました。

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