こんにちは。もりこねです。
おかげさまで、今年の夏も夫婦で北の大地を走ることができ、公私ともに「何事もなく」無事帰還できました。
その様子については、これまで3回にわたり記事として挙げてきました。
4回目である今回は、屈斜路湖、摩周湖周りの様子をお届けしていきます。
- これから北海道に行かれる方→情報のひとかけらとして・・・
- 北海道ツーリング経験者や北海道にゆかりのある方→思い出に浸っていただけるかも!
- ツーリングの記録を残しておきたい→自己満足&自己顕示欲のあらわれ(笑)
ちなみに、過去3回の記事についてはコチラです!気が向いたら、覗いてみてくださいね〜。
「その1・帯広3連泊」編↓
「その2・上士幌ナイタイ高原〜足寄〜相生〜東藻琴」編↓
「その3・浜小清水〜知床峠〜天に続く道〜斜里キャンプ」編↓
ハイランド小清水725で屈斜路湖を拝む!
斜里町の「みどり工房しゃり・そよかぜキャンプ場」を後にして、この日にまず目指したのは「川湯」方面です。
川湯に行くには、小清水町から国道391号で野上峠を越えるのが王道でしょう。
ただ、我々には川湯に辿り着くまでに2つの目的があったため、それとは違う道(邪道?)を選びました。
2つの目的とは、「こもれび街道」を走ることと、「ハイランド小清水725」で屈斜路湖を拝むことです。
※ 上記地図の「日本」と記載のある場所が、こもれび街道(道道587号)の起(終)点です。
・・・ということで、小清水の街から道道587号の「こもれび街道」を走り、「ハイランド小清水725」に到着です!
※ こもれび街道の様子は画像がないため省略しますが、車はほとんど走っていないし、かわりにシマリスさんが横断するし(!)で、おすすめの道ですよ。
しかし、あいにくの曇り空。そして、けっこう寒い・・・。
レストハウスで、少し休憩させてもらいます。
・・・っとびっくり!!
レストハウスには、なんとストーブが焚かれているではありませんかっ!こりゃありがたい。
窓からの景色を眺めながら、コーヒーといももちをいただくという贅沢な時間。
身も心もあたたまることができました。
休憩後は、レストハウスの脇にある熊笹生い茂る一本道を歩いて行きます。
道のどんづまりで、でーんと「屈斜路湖」です!
曇り空であっても、中島はしっかり見ることができました。よかったです!
その名のとおり、標高725m地点からの眺望です!
ちょっと曇ってはいるものの、それでも雄大な景色ときれいな空気に身も心も洗われます。
「ハイランド小清水725」について詳しいことはコチラ↓
川湯公衆浴場
「ハイランド小清水725」を後にし、道道102号で川湯に向かいます。
途中、屈斜路湖がきれいに望める「藻琴山展望台PA」がありますが、その時は霧で真っ白であったため、残念ながらスルーしました。
国道391号にぶち当たって右折し少し走ったら、道道52号(屈斜路摩周湖畔線)、通称「クッシー街道」に入ります。
左手に威勢のいい硫黄山が見てきたら、目的地の川湯の街はもうすぐです。
・・・ということで、川湯の街に到着。
「川湯エコミュージアム」の付近には無料の駐車スペースがあるので、そこで停めさせていただき、「川湯公衆浴場」で真昼間から入浴タイムです。
以前にも少し記事に挙げたことがありますが、この「川湯公衆浴場」は、我々の北海道ツーリングには外せない場所の一つとなっております。
この昭和レトロな建物を見ると、なんだかほっとします。
いつまでも残っていてほしい風景です。
もちろん、お湯も最高でした!
熱い硫黄泉に浸かった後に、絶妙な温度の真湯に入るのは至福の時間。
ずっとここでプカプカ浮いていたい気持ちになります。
温泉からあがり、公衆浴場の目の前にある「足湯」付近を歩きます。
足湯は、随分賑わっていました。
歩けるようにもなっているので、森林浴にもいいかもしれません。
しかしこのあたり、けっこう「整備」されちゃいましたねぇ。
温度計の看板も、木製のものからかわっている・・・。
川湯温泉街〜クッシー街道
川湯の温泉街を後にしまして、 道道52号(屈斜路摩周湖畔線) 、通称「クッシー街道」を走ります。
このクッシー街道は、国道391号の川湯から国道243号の屈斜路原野までの約19kmの屈斜路湖畔の道です。
クッシー街道のクッシーは、Wikipediaによると、屈斜路湖で目撃証言のある未確認生物を「クッシー」と名付け、それが、地元の観光資源の一つのなっているとのこと。
クッシー像も、このクッシー街道内の「砂湯」にありますしね。
個人的にクッシーにはそれほど興味はありませんが(笑)、木漏れ日の中を走るのは最高に気持ちがいいものです。
右手に、屈斜路湖がチラ見せしてきましたよ。
屈斜路湖畔の道といっても、屈斜路湖はそれほど見えないのですよね。
でも、とてもいい道だと思っています。
晴天であれば「画的」によりよかったのでしょうが、贅沢はいいません。これで充分です!
反対車線からも、多くのライダーが走ってきていました。
「砂湯」に来ましたが、通過しまーす。
車と人でごった返していて、とてもじゃないけど停車して休憩なんてできる状況ではありませんでした(苦笑)。
そして、「コタン」に来ましたが、ここも通過です。
昔、コタンの共同浴場とアイヌ民族資料館に行きましたが、両方ともいい感じでした。
この先の信号で、クッシー街道は終わりです。
右に行くと和琴半島や美幌峠になりますが、我々は左折し摩周方面に向かいました。
摩周湖のあいす→摩周湖第三展望台へ
国道243号で摩周の街に入り、ホクレンで給油とタイヤの空気圧チェック。(空気圧、けっこう減っていました)
そして、向かいのセイコマを通り抜けて、「摩周湖のあいす」でスイーツ休憩です。
チーズ&ルビーのソフトクリームをいただきました。
人間には糖分が必須だと思わせるほどの美味しいスイーツ、それがソフトクリームです。
そして、ライダーはなぜか、ソフトクリームを求めるのです。
美味しいソフトクリームを堪能した後は、ついに「摩周湖」を拝みに行きます!
道道52号で第一展望台を通過し、第三展望台の駐車場に着きました。
風は少々強いものの、まあまあいい感じの天候です。
階段を登って右方向に行った先での撮影。
曇り空ではありますが、カムイシュ島がしっかり見えます。
歩道の柵も新しくなっていたような・・・。
第三展望台は、自然により近い感じがいいなと思うのです。
摩周湖は、湖面に降りることはできません。
柵の外に落ちたらヤバいなぁ・・・なんてこともうっすら思いながらも、吸い込まれるような摩周ブルーにすっかり魅了されていました。
過去に摩周湖の記事を挙げていますので、気が向いたら覗いてみてくださいね↓
摩周駅前の「poppotei」で雪見ラーメンと豚丼
摩周湖第三展望台から来た道を戻り、お昼ご飯を食べるために摩周駅に向かいます。
摩周駅前にある「poppotei」で、遅めのランチ。
ほんのちょっと前まで行列だったようですが、運よく待たずに入店できました。
ココの「雪見ラーメン」を食べることは、この旅の楽しみの1つだったので、夢が叶いました(笑)。
味噌仕立てのスープには、地元弟子屈の大豆をすり潰したものや、同じく弟子屈の牛乳が入っていたりして・・・まさにその土地のものをその土地で味わうことができます。
「うまし!」の一言です。
オットは、このお店の名物である「摩周の豚丼」の大盛りです!
こちらも、安定の美味しさです。
釧網本線「摩周駅」を出て左手にあるシンプルで小洒落た建物が、こちらの「poppotei」。
駅を降りて、お店に直行する人の姿もお見かけしましたよ。
昔から「豚丼弁当」で有名なこのお店。
「豚丼」は持ち帰りができるのが、これまた嬉しいです。
「poppotei」についての詳細はコチラ↓
過去に記事にしていますので、よろしければコチラも覗いて見てくださいね↓
360°絶景「多和平展望台」の麓をキャンプ地とした
さて、腹を満たしたところで、そろそろこの日のお宿を決めていきたいですが、ここまできたらやはり「あの場所」に行きたいと思ってしまいます。
360°の絶景でお馴染みの「多和平展望台」です。
そして、展望台の麓(?)にある「多和平キャンプ場」を、この日のキャンプ地としました。
まずは、「グリーンヒル多和」でキャンプの受付です。
ちなみに、キャンプ料金は大人1人380円、ゴミを出す場合はゴミ袋代1枚30円となっております。
このグリーンヒル多和で販売している「手作りパン」は、とてもボリューミーで美味しいのでおすすめです。
ここのジンギスカンも旨いとの噂があるのですが、今回もありつけることができず残念でした。
次回を楽しみにします。(・・・なんて毎年言っているような?)
さて、テント設営ですが、この日は風が強いため、できるかぎり風の影響を受けない場所を吟味しました。
そうしましたら、考えることは皆同じということで、広大な敷地であるにもかかわらず、我々のテントの周りに、一つまた一つとテントが増えていきました(笑)。
テントサイトのそばにバイクは置けませんが、荷物は「ネコ」で運ぶことができます。
テント設営後は、展望台で絶景を楽しみます。
少々天気がアレですが、それでも充分見ごたえがありました。
夕焼けがキレイです。
そして、この日もキャンプ飯をせずに、事前に買い出しをしておいた食べ物をつまみに、クラシックビールを呑んで、早々に寝ました。
翌日は、天気がよくて清々しい朝を迎えました。
夜空に星を見ることはできませんでしたが、思っていたよりも寒くなくよく眠れました。
ただ、ここでもモンベルさんのカッパを着用です(苦笑)。
テントを撤収して、まもなく出発です。
連泊者以外は、ほとんどが早々にテントを撤収し、
出発していきました。
さて、旅もそろそろ終わりに近づいています。
「多和平」についての詳細はコチラ↓
https://www.sip.or.jp/~tawa360/kankou-camp.html
過去に記事にしていますので、気が向いたら覗いてみてくださいね↓
次回予告:まったり和琴時間&美幌峠
今回は、屈斜路湖、摩周湖近辺の様子についてをお届けしました。
次回は、「まったり和琴時間」と「美幌峠からの屈斜路湖」がメインでございます。
そして、再び帯広に戻り、道内最後の夜を迎えることになります。
まもなく、この北海道ツーリング記事が終わると思うと、少しさみしい気持ちになってきました。
あと1回か2回ですが、懲りずにまたよろしくお願いします!
ありがとうございました。