我々夫婦が毎年の恒例行事となっている北海道ツーリング。
本年2023年も、道内を10日間で駆け抜け、おかげさまで何事もなく帰還いたしました。
その記録についてはこれまで二度挙げておりますが、今回は第三弾として、道内(道東地方)で泊まったおすすめのお宿やキャンプ場を紹介します。
ちなみに第一弾はこちら↓
第二弾はこちら↓
ということで、今回の内容はこんな感じです。
- 北海道の道東地方で、我々夫婦が泊まった宿とキャンプ場を、画像多めにひたすら挙げております
- 宿泊地近辺の温泉や見どころも紹介しています
- 道東地方の宿泊地情報がほしい方に少しでもお役に立てるよう、できるだけわかりやすくまとめていきます
北海道から帰還しすでに2ヶ月半もの月日が流れていることから、ところどころ忘却の彼方感は否めませんが、すでにおバカになっている前頭葉をフル稼働させて(!)書き上げていきたいと思っていますよ。
- 今年2023年に免許取得30周年を迎えた、無駄に歴だけ長い50代女バイク乗り
- 初めての北海道ツーリングは1994年、当時のマシンはホンダVT250F
- 北海道ツーリングは20回以上経験、一応無事故・無検挙
山の宿・野中温泉(足寄町)
まず紹介するのは、イチオシの温泉宿「山の宿・野中温泉」です。
そして、ご近所さんのオンネトーにも立ち寄りましたので、そちらの画像も挙げていきます。
山の宿・野中温泉のご案内
野中温泉にお世話になったのは、北海道に上陸して8日目のことであり、旅も終盤に入っておりました。
なかなか予約の取れない人気のお宿ですが、今回奇跡的にゲットできたのです。
野中温泉にチェックインした道内8日目は、この旅のハイライトとなりました。
なぜかといいますと、多和平や摩周湖、屈斜路湖を堪能できたことに加え、このお宿に泊まることができたからなのです。
このお宿は、どこにいても落ち着ける場所であり、心身ともに癒されます。
特に、ここの硫黄泉は最高に気持ちがよく、トドマツ造りの湯船は趣ありすぎです。
たしか、初めて利用したのは日帰り温泉だったと思うのですが、その時からファンになっていました。
それでは、この山の宿・野中温泉のおすすめポイントとほんのちょっと注意する点をまとめてみました。
お部屋は、畳敷きで広々としているので、久々に大の字で寝ることができ、このうえない幸せを感じていました。
これまで、トータル5連泊のキャンプ生活でしたので、なんだかんだ疲れが溜まっていたのですね。(旅をしているのに疲れるとは、なんということでしょう)
で、なんといってもこのお宿の人気に貢献しているのは、人懐こいネコさんです。
シャムくんと名前だそうですが、チュールも持ってないのに、近づいてきます。
さらに、自らスリスリしてくれるのですから、ネコ好きにはたまりません!
このシャムくん以外にも、あと3匹?4匹?ほどの看板ネコたちが、旅人を癒してくれているとのこと。
来年も、まだ運が尽きていなければ(!)、またお世話になりますよ!
所在地:〒089-3964 足寄郡足寄町茂足寄159(下記Googleマップ参照)
宿泊料金:素泊まり5,500円〜(下記サイト参照) ※我々の場合は、8月中旬泊で2名1室素泊まり一人6,500円(消費税・入湯税込)で、じゃらんネットで予約しました
その他:1泊二食付きプランあり/日帰り入浴あり/コインランドリーあり/客室には浴衣・タオル・お茶セットあり/ドライヤーは客室にも風呂にもなし ※2023年8月時点の情報
詳細は下記サイトでご確認ください↓
ご近所さんの「オンネトー」
さて、野中温泉からバイクで5分ほど走った先にあるのは、美しい湖「オンネトー」です。
見る角度によって色が変わる様子が、とても神秘的。
もう言葉はいりません。こんな時、言葉というのはなんて野暮なんだろうと思ってしまいます。
雌阿寒岳と阿寒富士が背景にあるなんて、なんとも贅沢!
ここでも、まったり癒しのひとときを過ごすことができました。
呼人浦キャンプ場(網走市)
次に紹介するのは、本年初のキャンプ地「呼人浦キャンプ場」です。
そして、そこから少し足を延ばした先にある釧網本線の「レトロ駅舎」も挙げていきます。
呼人浦キャンプ場のご案内
北海道に上陸して2日目、初めてのキャンプ地は、網走市街にほど近い「呼人浦キャンプ場」でした。
網走湖畔に落ちる夕陽が絶景な場所としても人気のキャンプ場です。
それ以上に人気のある理由は、無料ということではないでしょうか。
それなのに、サイトは整備されていて、共同炊事場、水洗トイレも完備されているのですから、その人気もうなづけます。
キャンプ場全体の様子を写真に撮らずじまいだったので、ここで挙げられないのが残念ですが、下記に公式サイトを貼付しますので、そこで見ることができます。
なんだか同じようなショット↑になってしまって芸がありませんが、網走湖の朝の様子です。
ちなみに、ファミリーやグループのキャンパーさんが多く見受けられましたが、夜は遅くとも22時頃には宴会がお開きになったご様子。
無料でしかもお盆時期なのに、礼節をわきまえたステキな方ばかり。
お陰でとても静かに夜を過ごせました。
初キャンプ、呼人浦キャンプ場で大成功です。
所在地:〒093-0045 網走市大曲(下記Googleマップ参照)
料金:無料
その他:バイクはテントサイトに停めることができる/ゴミ捨て場がないためゴミは持ち帰り ※2023年8月時点の情報
詳細はこちらをどうぞ↓
JR釧網本線「北浜駅」でオホーツクの海風に吹かれたりして
呼人浦キャンプ場の周辺にも、見どころがたくさんあります。
例えば博物館網走監獄とか、例えばオホーツク流氷館だとか、例えばメルヘンの丘だとか・・・挙げればキリがありません!
でも、我々はそんなステキな場所はスルーしてしまいまして、キャンプ場から国道39号を北上→網走市街地→国道391号でJR釧網本線と並行して走っていきました。
そして休憩がてらに立ち寄ったのは、「オホーツク海に一番近い駅」として有名なJR釧網本線の北浜駅です。
オホーツクと知床連山は、清々しい気持ちにさせてくれます。
そして、趣あふれる駅舎は、温かい気持ちにもさせてくれます。
ちなみに、駅併設のレストラン停車場さんは午前11時開店なので、この時は準備中でございました。
心落ち着くとてもステキな駅、来年もお世話になりまーす!
住所:〒099-3112 網走市北浜無番地(下記Googleマップ参照)
北浜駅&レストラン停車場の詳細はJR北海道公式サイトをどうぞ↓
JR釧網本線「藻琴駅」で大正時代にタイムスリップ
別の日に、同じくJR釧網本線で北浜駅の一つ隣の駅である「藻琴駅」にも立ち寄りました。
毎回、藻琴駅は素通しているのですが、レトロ好きな私は気になって仕方のない場所だったのです。
そう、この駅舎は大正時代につくられたそうで。
念願叶って、今回記念撮影をすることできたのですが、まるでその時代にタイムスリップしたかような不思議な感覚になりました。(大正時代に生きてないでしょ?というツッコミがあることは覚悟のうえ)
駅併設の「食事&喫茶トロッコ」は、駅舎の事務室を利用してつくられたとのことですが、この時は営業しておらず残念でした。
また来年、ノスタルジィに浸りに来ますよ!
住所:〒099-3111 網走市藻琴(下記Googleマップ参照)
※ 食事&喫茶トロッコの情報について気になる方は、恐れ入りますが各自お調べいただけると幸いです。情報が多すぎて、どのサイトを挙げていいのか、私にはわかりかねるからです^^;
みどり工房しゃり・そよかぜキャンプ場(斜里町)
続きまして、知床半島の付け根にある斜里町の「みどり工房しゃり・そよかぜキャンプ場」と、至近距離にある道の駅や温泉施設を紹介していきます。
みどり工房しゃり・そよかぜキャンプ場のご案内
北海道に上陸して3日目に泊まった場所は、斜里町にある「みどり工房しゃり・そよかぜキャンプ場」です。
今年はここで、2連泊いたしました。
わりと最近は、毎年のように利用しているほどお気に入りにキャンプ場であり、2年前にも記事に挙げています。
ここがお気に入りの理由は、こちらです。
そう、早朝の斜里岳です。
このキャンプ場から眺める早朝の斜里岳をみたいがために、ついつい寄ってしまうのです。
そして、その斜里岳を眺めながら飲む淹れたての珈琲は、また格別です。
ということで、本題のキャンプ場情報をお伝えします。
そんなこんなで、居心地のいいこのキャンプ場には、今年も大変お世話になりました。
また来年も、きっとお世話になることでしょう。
所在地:〒099-4126 斜里郡斜里町以久科北(下記Googleマップ参照)
料金:大人一人一泊500円
その他:ゴミは缶とペットボトル以外は捨てられないが、指定のゴミ袋を利用すれば、道の駅しゃりの受付で引き取ってもらえる(たしか午前10時半までで生ゴミは不可)※2023年8月時点の情報
WEBサイトはこちら↓
「道の駅しゃり」で腹ごしらえしたりゴミ出ししたり
キャンプ場からバイクで5分程度の場所にある「道の駅しゃり」は、知床情報の宝庫。
そして、道を挟んで向かいの建物にはお土産屋や食事処などがあり、充実のサービスで楽しませてくれます。
そういえば、ここで食べた「くまうし」のラーメン、美味しかったなぁ。。。(過去記事にも挙げています↓)
施設内にはこんな可愛いピアノがあったり、施設外にはバイクを停められる場所もあったり。
入り口には、こういったものもあったり。
斜里町のゆるキャラ「シャリッとさん」だそうです。
それだけでなく、キャンプ場で出たゴミも引き取ってくれるという、なんともありがたい道の駅なのです。
キャンプ場で出たゴミについて
- 斜里町指定のゴミ袋を購入(私の場合は道の駅しゃりの受付で1枚購入)
- 朝10時半まで(たぶん)に、道の駅の受付に持ち込めば引き取ってもらえる
- ただし、生ゴミは不可
※あくまで2023年8月時点の情報であり、変更する可能性がありますので、道の駅やキャンプ場に確認することをおすすめします。
ということで、道の駅しゃりにはお世話になりっぱなしでございました。
所在地:〒099-4113 斜里郡斜里町本町(下記Googleマップ参照)
「斜里温泉・湯元館」で虹をみた!
斜里町には、いくつかの日帰り入浴施設があるとのことですが、我々は以前利用したことのある「斜里温泉・湯元館」でお世話になることにしました。
こちらは温泉宿ですが、日帰り入浴がリーズナブルなお値段で利用することができるのです。
美肌の湯といわれる「モール泉」で、身も心もさっぱり。
しかし、温泉から上がったら、雨が降っておりました。休憩場所でしばし雨宿りをさせていただくことに。
そして、雨が上がる頃、虹をみることができたのです。
いい温泉と美しい虹、忘れられない思い出となりました。
所在地:〒099-4147 斜里郡斜里町西町13ー11(下記Googleマップ参照)
料金:日帰り入浴大人400円
泉質:モール泉 源泉かけ流し
その他:基本無人だが、不明な点があればスタッフを呼び出すことは可能。受付にあるガチャに100円玉を4枚投入するとオレンジ色の玉(元気玉か?)が出るので、それを持って更衣室に行く方式。(玉は帰る時に受付のボックスに返却)※2023年8月時点の情報
別海町ふれあいキャンプ場(別海町)
いよいよ最後になりました。
牛の国・別海町にある「別海町ふれあいキャンプ場」と、隣接する温泉施設を紹介いたします。
別海町ふれあいキャンプ場のご案内
上陸5日目に訪れたキャンプ場は、「ヒトよりも牛の数が多い」で有名な別海町にある人気のキャンプ場でございます。
そう、「別海町ふれあいキャンプ場(広場)」です。
実は、昨年(2022年)偵察に来ておりまして、よさげな感じだったので、来年はココで泊まろうと決めていたキャンプ場でございまして、念願叶っての宿泊と相成りました。
まずは、管理棟で受付をします。
テントサイト(1張800円)かバイクサイト(1張400円)の選択を迫られました。
テントサイトは平坦で広々、バイクも舗装された駐車場に置くことできます。
バイクサイトは、もとはパターゴルフ場ゆえになかなかに面白いつくりであり、キャンパーはバイク乗りのみ、何より料金がリーズナブルであることから・・・
ここ「バイクサイト」を、キャンプ地としました!
ちなみに、先にテント設営していたキャンパーさん(たぶんバイク系YouTuber)が、水没する恐れのある場所を教えてくださいまして、そんな親切な方との出会いもまた、キャンプの醍醐味でもあると実感した次第です。
実際に雨が降ったので、大変助かりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます!そして、YouTube動画、面白いです!!(つっても、こんな辺境ブログなど見ないとは思いますが)
さて、テント設営の後は、徒歩圏内にある温泉でひとっ風呂浴びることに。(その温泉については後で紹介します)
住処が決まると、何だかホッとしますよね。
なんだかんだと、このキャンプ場には3連泊いたしました。
居心地がいいのはもちろんですが、北海道全域で雨天となってしまったこともあり滞在することにしたのです。
貴重な北海道ツーリング、走れないのはもったいないという思いもなきにしもあらず。
けれども、雨天走行は精神的、肉体的にもキツくなります。
まだスケジュールに余裕があったので、ここで「休養する」と腹を決めまして、それを楽しむことにいたしました。
丸一日、テントの中でダラダラしていた時もありましたが、このキャンプ場であれば、管理棟に行けば何とかなるし、歩いて温泉に行けるしで、暇を持て余すことはありませんでした。
で、いよいよこのキャンプ場を発つ日がやってきた朝。
3泊もさせていただき、ありがとうござました。
所在地:〒086-0216 野付郡別海町別海141−4(下記Googleマップ参照)
料金:入場料は大人一人300円/テントサイトはバイクサイトでテント1泊1張400円、タープ利用は追加料金
その他:管理棟で軽食やアルコールが楽しめる/コインランドリー&乾燥機あり/ゴミは管理棟でゴミ袋を購入し分別して出す/コンセント使用無料(先着順)※2023年8月時点の情報
詳細はこちらをどうぞ↓
「別海町ふるさと交流館」でモール温泉&生ビール
キャンプ場から少し坂を登ったところに、「別海町ふるさと交流館」という温泉施設があります。
昨年2022年に利用して、すっかりお気に入りとなったこの温泉施設が、キャンプ場の徒歩圏内にあるという幸せ。
なので、こんなこともできちゃいます!
温泉上がりに、くーっと一杯呑みたかったんですよね、生ビール。
今年は、念願叶いましたよ。
もちろん、美肌の湯のモール泉も最高に気持ちよかったことは、いうまでもありません。
モール温泉、大好きです!
所在地:〒086-0216 野付郡別海町別海141−100(下記Googleマップ参照)
入浴料:大人510円
泉質:モール泉 源泉かけ流し
詳細はWEBサイトにて↓
おわりに:北海道旅の住環境はどこもハイレベル
2023年北海道バイクツーリング・第三弾「道東地方の宿・キャンプ場」の情報は、以上となります。
どの宿泊地も快適に楽しく過ごすことができ、それによって英気を養い、無事北海道旅を終えられたと思っています。
このようなしがない情報でも、いつかどこかでお役に立つことができたのなら、うれしいかぎりです。
今回はこれでおしまいっ。
ありがとうございました。