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人間関係に疲れた50代主婦が出した結論「友達が少ない今の方が幸せ」

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こんにちは。もりこねです。

50代の私が、今さらいうのもどうかとは思いますが、私は友達が少ないです。

そして、それでも幸せを感じて暮らしているし、友達が多いのはそれはそれで私にとっては疲れるので、今のこれくらいがちょうどいいのです。

そもそも友達とは?・・・なんてこれまで深く考えることもありませんでしたが、今回そんなきっかけとなったのは、あるTVアニメでした。(いつもなぜかアニメで学ぶことが多くて・・・)

その時に描かれていた内容が「友達」の概念的なことだったので、自分の学生時代や20代の若い頃のことを思い出したのです。

また、このご時世で人と会う機会が減ったことから、本当につながりたい人は誰なのか・・・ということも自分の中で明らかになったというのもあります。

ということで、今回はこのような内容です。

今回の内容
  • 友達が少なくても、幸せに生きていける
  • 友達が少ない今の方が、私は幸せを感じている

あくまでも、私の独断と偏見ですので、こんな考え方や捉え方があるんだな〜程度にとどめておくことをおすすめしますよ。

読みたい箇所からどうぞ

友達が少なくても幸せと感じる理由

これはあくまで私のことなので、あまり参考にはならないかもですが、こんな人も世の中にはいるよ!という意味合いで挙げていきます。

もともと「ひとりが好き」

思い返せば中学生の時、行きたくもない「お手洗い」に休み時間に連れ立っていくことにとてつもない違和感を覚え、後にそのグループを抜けた経験があるほどです。

それでも社会に出ると、それほど好きでもない人との付き合いも避けられません。

心身が疲弊した時にはひとり時間が欲しくてたまらず、その時間で気力、体力を回復させていました。

「おひとりさま」が流行語になる前から、私はこんなことをしています。

25年前から私がやっていたおひとりさま
  • ひとりランチ
  • ひとりカフェ巡り
  • ひとり呑み
  • ひとりラーメン
  • ひとり映画鑑賞
  • ひとり観劇
  • ひとり旅

ただ、」残念ながら、ひとりテーマパークとひとり焼肉、ひとりカラオケはありません。

もちろん、毎回ひとりというわけではなく、家族や友人と一緒ということもありましたけどね。

そういえば、バイク乗りになったのも、ひとりでできる趣味だと思ったからなんですよね。

人に気を遣ってしまう

前述した、「ひとりが好き」と少しかぶるところがありますが、人に気を遣ってしまうという私の性質が影響しています。

今はそれほど人に気を遣いませんが(笑)、30代くらいまでは、人との関わりで気疲ればかりしていました。

それでも、「友達は多い方がいい」風潮だった(気がする)し、「みんなそう」だったので、私も周りにあわせて、常にスケジュール帳を予定で埋め尽くす日々でした。(歳とともに少なくはなってきましたが)

もともとがひとりが好きなので、「みんなでワイワイ」って本当は性に合っていなかったんですね、まぁ、メンバーにもよりますが。

特にこういうのは得意ではありません
  • ホームパーティ
  • バーベキュー大会
  • 異業種やらなんちゃら交流会???

・・・などなど

・・・正直苦手です。

まあ、メンバーにもよるので一概にはいえませんが、なんやかんや気を遣ってしまう。

これは、やっている人をディスっているわけでは決してなく、人それぞれ合う合わないがあるということを言いたいだけなのです。

友達が多い人や多い時は、比例してそういうお誘いが多くなりますが、今の私にはそれがないので、本当に気が楽です。

家族との時間を大事にできる

友達が少なければ、家族と過ごす時間を大事にできます。

今の私の場合は、家族と過ごす時間が一番居心地よくて落ち着くので、ある意味それで十分幸せなのです。

でも、あまりにも穏やか過ぎて、ブログのネタにならないのが唯一残念なところでしょうか。

たまに刺激を求めて、人と会うことも必要かもですね。

自分のやりたいことに打ち込める時間がある

先の話ではないですが、友達が多いとその人たちとの付き合いに時間を使ってしまうので、自分の時間が当然なくなります。

今の私は、ブログを書いたり、読書をしたり、バイクに乗ったり、家族と過ごしたり、そういう自分がやりたいことをする時間が、なにより楽しくてワクワクするのです。

今は、本当に会いたいと思う人以外は、自分のやりたいことに時間を使いたいと思っています。

友達って多くなきゃダメなの?

友達は多い方がいいと思い込まされて育ってきたわけですが、本当に友達って多くなきゃダメなんでしょうか?

私はそうは思わないのですが、私が言っても説得力がないので、「ダメではないですよ」と明言している専門家のお力をお借りするとします。

精神科医が「友達がすべてじゃない」と明言

作家でありYouTuberでもある精神科医樺沢紫苑氏は、2019年に「友達がすべてじゃない」という動画を挙げています。

この医師のことは、「アウトプット大全」「インプット大全」がベストセラーになっているので、ご存知の方も多いと思います。

その動画の中で、心に刺さった二言、三言をご紹介します。

・誰と付き合うかが人生を決める

・たくさんの人と付き合うと時間がなくなり大変である

・本当に親しい人との時間を大切にする

YouTube 友だちがすべてじゃない 精神科医・樺沢紫苑のKABAチャンネルより一部引用

「そうですよね!それでいいんですよね!」・・・と心を強くさせてくれる名言ばかりです。

また、「みんなと仲良くしなさい」という学校教育は大反対!とも断言しています。

3分ちょっとの短さながらこんなに簡潔に的確にまとめられてるのは、さすがとしかいいようがありません。

「友達 100人できるかな?」に違和感

ずい分前になるかもしれませんが、タレントのタモリさんが「友達100人できるかな?の歌が嫌い」というような発言をされたことがあり、多くの共感を得たという出来事がありました。

先にご紹介した樺沢先生の動画にも、「友だち100人・・・」の歌のことを挙げていましたね。

たしかにあの歌、違和感アリアリです。そんな無茶なと思ってました(笑)。

まあ、100人というのは比喩表現なんでしょうけど。

友達は多くてもいいと思いますが、友達の多い少ないで優劣をつけたり、友達の数で人間の価値を決めるような風潮が、私にはしっくりきませんでした。

そして、「ひとりでいる」ことに対して、なんて世間は冷たいのかしら?とも。

心理学者・諸富祥彦氏は著書「友だち100人できません」の中で、こんなことを言っています。

『1年生になったら』という歌がありますね。「1年生になったら、1年生になったら、友だち100人できるかな」というあの歌です。(中略)

私たちはこの歌によって「友だちは多い方がいい」と自然に思いこまされてしまって、大人になってもずっとその呪縛から解き放たれないでいます。(中略)

しかし、そもそも「友だちが多いほどいい」なんて、いつ誰が決めたのでしょう。

引用元:2007年5月7日第1版第1刷 株式会社アスペクト発行 諸富祥彦著「友だち100人できません」P28、29より

日本人は「和を以て貴しとなす」という考えから、自分を押し殺して人に合わせてしまう傾向があるが、一緒にいて楽しくない人とダラダラと付き合いが続くと、心が疲弊し身体までこわす・・・とも述べられています。

その逆に、他人からどう思われるかどうかよりも、自分の好きなことに没頭して生きている「オタク」の方々のことを、すばらしいと賞賛

実は私も、「オタク」にあこがれている一人なんですけどね。

この「1年生になったら」については、予備校講師・タレントの林修氏も、以前TV番組で「否定するべき」という意見を展開されていたそうです。

その番組は私は観ていなかったのでこれ以上はなんともいえませんけど、林先生であればその意見、なんだかしっくりきます。

自分にとって良質な友達は5人いれば十分

先の樺沢医師の話では、相談できる友人は5人、本当に親しい友人は1〜3人とあります。

ということは、良質な友達は片手で足りるということです。

「誰と過ごすのか」を大切にしたい

ある程度時間が限られる50代の私は、樺沢先生がおっしゃっているとおりなのですが、「誰と過ごしていくのか」「誰と付き合うのか」を大切にしたいと常々思っています。

「たくさんの人に会おう!」とか「ネットワークは多くあった方がいい」なんて言われて、それを実践していたこともありました。

たしかに、「友達」はたくさんできました。

でも、そのうちそれに疲れてきました。

それがいいという人ももちろんいるでしょうし、大切なことでもあるでしょう。決して否定はしません。

でも、それをすべての人にあてはめるのは、違うのではないかと思っています。

少なくとも私の場合は、「誰と時間を共にするのか」の質を重視したいです。

友達というより仲間の方がしっくりくる

ここまで書いてきて、「友達」って言葉自体にも、どうしてかわからないのですが違和感が湧いてきました。

「友達」を深堀りしたばかりに、知恵熱が出てしまったのでしょうか(笑)。

私には、友達よりも「仲間」という言葉を使う方がしっくりきます。

ひとつの同じ目的や共通点をもつ者同士、という感じでしょうか。

仲間は、その目的が終ったら「おつかれさまー!楽しかったねー!!また機会があったら一緒にやろうねー!!」というように、あっさり解散する。

その後、また目的が合えば一緒に活動する人もいるだろうし、今後もう一生ないかもしれない。

そういう仲間的なものの方が、私には合っています。

ただ、そんな「仲間」といわれるものであっても、やはり無理してまで作ろうとは思っていません。

そういうのって、「気がついたらそうなっていた」というようなごく自然なものなのでしょう。

おわりに:やっぱり友達が少ない今の方が幸せ

こんなに「友達」のことを考えたのは、おそらくはじめてではないでしょうか。

私は、これまでの「友達が多い方がいい」という思い込みにより、それほど好きでもない人とでも無理して付き合って、心身ともに疲弊していました。

友達付き合いよりも自分の時間を優先するようになって、たしかに友達の数は減ったけれども、その分「幸せ」を感じられる時間が増えたように思います。

それに、このご時世のなか、数少ない本当に親しい友達が力になってくれました。

友達が多いのは、とてもいいことだと思います。

でも、私はやはり、友達が少ない今の方が幸せです。

人間関係に悩んで生きてきた私が出した、今の結論です。

そして、良質な友達との大切な時間があれば、より幸せを感じられるということです。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

40代で公務員を退職。紆余曲折の末、現在はキャリアカウンセラーとして、なんだかんだと生きてます(笑)。

骨の髄まで雑記ブログの当サイト。キャリア関連をはじめ、現在50代である私のくだらない小言や、行ってみたやってみた系の体験談、長年の趣味であるバイクなどを記事にしています。

そんな一介の自己満足ブログでも、いつかどこかで誰かのお役に立つことができたならば、我が人生に悔いなしです。(たぶん)

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