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テレビ好きな私がテレビを見なくなって2年・その理由とテレビから離れたメリット

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こんにちは。もりこねです。

最近は、特に若者の間では、テレビを見ないという人が増えてきました。

現在50代の私は、テレビの影響を受けて育った子ども=イコール「テレビっ子」です。

大人になってからも、帰宅するととりあえずテレビをつけ、「何かおもしろい番組はないか」とだらだらをテレビを見ている(流している)、やっぱり「テレビっ子」でした。

いや、それ以上に、テレビ依存?テレビ信者??だったのかもしれません(苦笑)。

そんな生粋のテレビっ子である私でさえも、ここ2年ほど前からテレビを見なくなりました。

その理由とともに、テレビと離れて得られたことを挙げていきます。

テレビを見ている人やテレビ自体を全否定するつもりはありませんし、そんな方々に敵対するつもりも毛頭ありません。(そんなおこがましいことなど、私にはできません)

あくまでも私にとってですが、テレビを見なくなって「メリット」しか感じていませんので、参考までに記事にしてみました。

読みたい箇所からどうぞ

テレビを見なくなった3つの理由

テレビを見なくなって2年ほど経ちますが、正確には、まったく見ていないわけではなく、わずかながらも「コレは見たい」という番組だけを録画をして、「ながら見」をしています。

そして、番組が終わればすぐにテレビは消しているので、以前のように「テレビつけっぱなしの垂れ流し状態」ではなくなりました。

そんな「テレビっ子」の私がテレビを見なくなった理由は、次の3つです。

テレビを見なくなった理由
  1. 魅力を感じるテレビ番組が少ない
  2. テレビから流される情報に、違和感を覚えはじめた
  3. テレビを見る時間がないほど、やりたいことをやっているから

では、ひとつずつ掘り下げていきます。

1.魅力を感じるテレビ番組が少ない

はっきりいってしまいますが、魅力を感じるテレビ番組が少ないといいますか、「ほぼない」といってもいいほど、テレビ番組に面白みを感じなくなりました。

ドラマ、バラエティ、ニュース・報道などなど、ほぼすべてにおいて「べつに見なくても損はしない」程度になってしまっています。(あくまで私にとってです)

テレビっ子世代の私は、「トレンディドラマ」や「お笑い番組」をさんざん見て育っているので、ドラマやバラエティは、その当時と比べると今はずいぶん勢いがなくなったなぁ・・・という印象が否めません。

70年代後半から80年代、90年代前半までは、良きにつけ悪しきにつけけっこうぶっ飛んだ番組が多かったように記憶しているので、アイデアやインパクトでは、その頃が最盛期だったのかもです。

唯一アニメに関しては、すべてとは言いませんが、今も昔もモノによっては見る価値があると思っています。

私はアニメに詳しくないのですが、例えば、人間の内面の機微だとか、この世のしくみ?だとか、現代に生きる我々に伝えたいメッセージなどなどをさりげなーく描き出す手法は、さすが丁寧で細かい仕事が得意なジャパニーズアニメーションならではと感じています。(原作がすごいのか?)

なんにしても、今は見たいと思えるテレビ番組がなく、それよりも、同じ視聴するのであればYouTubeなどを自分で選んで見にいく方がよほど有益情報が得られると思っているのです。(しつこいようですが、あくまで私にとっては・・・です)

ということで、テレビは自然と見なくなりました〜。

2.テレビから流される情報に違和感を覚えはじめた

テレビから垂れ流される情報、特にニュース番組については、その報道の仕方に数年前から違和感を覚えていました。

これはあくまでも私個人が感じていることなので間違った解釈かもしれませんが、思い切って書いていきます。

その違和感は何かを紐解いてみたところ、表現方法が必要以上に大袈裟であると感じたからです。

民放はとくに声の抑揚や大きさ、テンポ、言葉の使い方などに大袈裟感が否めませんが、エンターテインメントとして見ていけば、それはそれで面白いのかなと思っています。

ただ、私にとっては、あの表現の仕方は落ち着かないのですぐにチャンネルを変えるか、テレビを消していました。

そうでない場合として、冷静な語り口や雰囲気から繰り出される「言葉」にも、不安や恐怖を感じさせるような「何か」を感じていました。

私にとっては、特にここ10年ほど前から使われている「言葉」について、ここでは具体的には挙げませんが、特にモヤモヤザワザワしています。

人間の心理、日本人にとってこれを言われたら「弱い」という言葉をよく熟知しているのか、ちょっと不自然ささえも感じます。

さらに、報道される内容にも、違和感バリバリです。

ここでは詳しくは述べませんが、一言でまとめると「偏り」を感じるということです。

例えば、ある1つの事柄をとってみても、賛否両論さまざまな意見や議論があるのは当然であり、その両方を報道するのがマスメディアのお仕事、役割だと私は思っています。

それなのに、今のそれはどこをどうみても一方に偏っており、公平性に欠けているのように思えてなりません。

いろいろと「大人の事情」がおありなんでしょう。

ここではもうこれ以上は言いませんが、そんなテレビに対する違和感がマックスになった頃、自然とテレビを見なくなりました。

3.テレビを見る時間がないほどやりたいことをやっている

私は勤め人を辞めた1年半ほど前から、毎日やりたいことをやって暮らしています。

そのやりたいことが意外に時間がかかってあっという間に1日が終わってしまうので、単純にテレビを見ている時間がないのです。

ここでもはっきり言いますが、自分にとっては、テレビよりも面白いもの、幸せに感じるもの、有益なものがたくさんあるというだけのことです。

(テレビ関係者の方、テレビ好きな方、こんな表現しかできなくて、ごめんなさい!)

テレビから離れた5つのメリット

テレビを見なくなってまだまだ2年足らずではありますが、テレビから離れて気づいたことを、以下のとおり5つ挙げていきます。

テレビから離れて気づいたこと
  1. 情報を鵜呑みにしなくなった
  2. 自分で頭で考えたり感じるという意識が芽生えた
  3. 受け身ばかりではなく能動的になる割合が増えた
  4. 自分の時間が増えた
  5. 流行に左右されなくなり無駄買いがなくなった

これらを、これからひとつずつ掘り下げていきます。

1.情報を鵜呑みにしなくなった

ここ最近、ちょっとしたはずみ(?)でテレビのニュース番組を一瞬見てしまったことがあったのですが、その時に、報道の仕方や情報の内容にツッコミどころ満載で、思わず笑ってしまいました。

しばらくテレビを見ていないうちに、「この情報はどんな意図があって流しているんだろう」だとか「この情報は本当なんだろうか」と、条件反射的に疑問を持ったからだと思います。

こんなことを言うと、陰謀論だとか都市伝説を信じているのか?なんて思われるのかもしれないのですが(笑)、垂れ流される情報を、以前のように鵜呑みにしなくなったということを言いたかったのです。

めんどくさい奴と思われようとも、疑問を持つことを私はやめたくないと思っています。

疑問を持つことで、わからないことを知りたいという思いが強くなるからです。

子どもは、「なんで?なんで?」と疑問を抱きながら成長していきますよね。

知りたいという好奇心です。

私は50歳を過ぎているものの、自分は無知だということを自覚しているつもりなので、まだまだ知りたいことが山ほどありますし、それゆえ好奇心だけは衰えていません(笑)。

情報を鵜呑みにしないことで、自分で調べて考える癖がつく

知りたい!という好奇心やワクワク感も湧いてくる

知らないことを知る機会が増える

それが、テレビを見なくなって得られたことです。

ただ、「私は一切テレビは見ません!」と頑なになるよりは、たまにはテレビをつけてみて、冷静に俯瞰して物事を見られるかを確認するにはいいのかもしれないとも思いました。

それに、テレビ以外の情報だって、信憑性については定かではないものもありますから。

どんな情報であっても、あくまでも参考程度にとどめておき、そこから自分で調べたり勉強していくことが、今のこの世を「人間らしく」生きていくには必要になってくるのでしょうね、きっと。

2.自分の頭で考えたり感じるという意識が芽生えた

上記↑のことと似通っていますが、流される情報をそのまま鵜呑みにせず、「本当なの?」「どうしてかな?」と疑問を持つことで、自分なりに調べたり考察することができます。

そして、それについて自分はどう解釈するのか、どう感じたのかという自分の考えや感覚を味わう時間を、以前よりも大事にできるようになりました。

これまでの「思考停止」状態からは、ほんの少しながらも脱却できたのではないかと自負しております。

できるかぎり自分の頭で考え、感じるという意識が、テレビを見なくなったことで芽生えたと思っています。

ただ、知り得た情報が心地いい感覚であればいいのですが、そうではない場合も多々あるのが現実です。

違和感や不安、心配などのネガティブな感情が湧いてくる場合には、その湧いてきた気持ちをすぐにスルーしたり打ち消すのではなく、いったん受け入れ味わうようになりました。

そうすることで、自分の本音をごまかさず真正面から見ることができるようになったと思っています。

また、ネガティブなドロドロ感情が内側に溜め込まれるということが、確実に減りました。

自分の頭で考え感じ切ることで、自分の本音に気づけるばかりでなく、ストレスも溜まらないなんて、まさに一石二鳥、テレビ離れのメリットだと思っています。

何が正解か不正解かがわからなくなってきた昨今、もし正解があるとすれば、結局は自分で感じたことなのだということをおっしゃる方が、ここ最近増えてきているのも納得できます。

3.受け身ばかりではなく能動的になった

テレビは、リモコンを押せば自動的に情報が流れてくるという便利なモノではありますが、ひとたび消してしまえばそれがなくなります。

テレビ以外で情報が欲しければ、自分で取りにいくイコール能動的にならざるを得ません。

(ラジオなど他にもツールはあるでしょ?という細かいツッコミはなしとしてくださいね)

テレビっ子の私などは、これまで情報の大半はテレビから得ていたので、受け身に慣れていました。

この間、テレビで言ってた健康法をやってみよう

テレビに出ている偉い人が言ってるんだから、間違いないっ!

そんな感じで、テレビをぽちっとつけるだけで、必要不必要に関わらず、情報がどんどん流れてくるので、忙しい毎日の生活の中では、非常に手軽に情報が入手できて大変便利だったのです。

そして、そのテレビからの情報を疑いもせずにまるっと信じて、それを実践してみるも、「全然違うじゃない!」なんて文句を垂れる。

自分でろくに調べもせず、「テレビからの情報だけ」でそれを「信じて」実践し、その結果が自分の期待どおりでなければテレビやテレビの中の人など「外部」のせいにしてしまう・・・

今の自分なら、これまでのそんな自分に対して「信じられない!」と叫んでしまうほどです。

これは、テレビが悪いといっているわけでも、信じることがおかしいといっているわけでもありません。

人から与えられたお手軽(?)な情報や知識だけで人生を過ごしてきた自分自身に、辟易しているのです。

自分で情報を取りに行く、そして、それについて自分なりに調べ、検証し、咀嚼をして、ハラ落ちすれば採用(選択)する。

納得して選んだことであれば、仮にそれが失敗のように思えたとしても、決して人のせいにはしないでしょうし、後悔もしないでしょう。

そんなふうに能動的に自立して生きることがができれば、自分らしく自分の人生を勝ち取ることができると、最近とみに感じています。

4.自分の時間が増えた

テレビを見る時間がなくなれば、当然その分の時間ができます。

それにより、自分のやりたいことをする時間が増えました。

そして、自分の心をみつめる時間だとか、睡眠も含めてゆっくり休む時間を、充分にとることができています。

以前は、部屋で一人で過ごしていると、音のない世界がなんだかさびしくて、じっくり見るつもりもないのに、ついついテレビをつけてしまっていました。

一度つけると目を追ってしまうという「魔力」がテレビジョンにはございますようで、ながら見にも限界があります(笑)。

結局、これをしたいということができなくなることもありました。

テレビを消したことによりやりたいことに集中できるので、満足度の高い日を過ごす割合がとても増えたように思っています。

5.流行に左右されなくなり無駄買いがなくなった

今の流行りものはインターネットや雑誌などでも得られますが、テレビの影響力はやはり強力です。

テレビには、ドラマやバラエティの他に、民放に限りますが「CM」という、YouTubeなどの他の媒体とは比較にならないほど、世の流れを先導(扇動?)し購買意欲を掻き立てる魔力的なもの(?)が存在します。

インターネットや雑誌は基本は自分で情報を取りにいくことになるので、興味がなければそうそう自分のところには舞い込みません。

なので、テレビを見なくなってからは、今の流行というものに疎くなりました。

もとい、流行に左右されなくなりました(笑)。

特に、ファッションとかメイクとかそういった系統については、まったく価値観が変わってしまったのです。

これまでは、周りの人から少しでもおしゃれに見られたいとか若く見られたいなどという他人の目を基準にしていたので、それが買い物にも表れていました。

結果、洋服やメイク用品に使うお金の割合が高かったのです。

でも、それにも関わらず、実際は袖を通していない服や使っていないコスメが多くて、はっきりいって流行に左右されて無駄買いをしていました(苦笑)。

テレビのせいにするつもりはありませんが、テレビを見なくなってからは、これまで挙げてきたように、自分の頭で考えたり感じたりする癖がつき、自分の軸というのか自分の核というものがはっきりしてきたと自覚しています。

他人からどう思われるかをまったく気にしなくなってしまうのも、それはそれでどうかとは思います。

ですが、他人の目よりも、自分がしっくりくるのことをできるかぎり優先していくことようになってから、現実はいろいろあるといえども、このようなご時世でもわりと穏やかに笑いながら過ごしていけているなと感じています。

ファッションに限らず流行りものや大ヒット作といわれてきたものには「仕掛け」があることは、今や周知の事実です。

(・・・ん?ということは、流行り病系も、もしや・・・??仕掛け・・・???アラ(´・д・`)ヤダアタシ)

それを知ったうえで、あくまでエンターテイメントとして楽しむのであれば面白いでしょうし、俯瞰して見ていけば冷静に物事を判断することもできます。

でも、たとえば「みんながやってるから」「みんなが着てるから」という思考で、たいして興味のないことをしたり、それほど好きでないものを身につけることは、私はしたくはないと思っている一人です。

流行の服じゃなくても、自分が好きで心地いいと思える服を着ている今の方が、身体にも心にも、そしてお財布にも優しくて(笑)、とてもいんじゃないかと思っています。

はい、これもあくまで「私にとっては」ですからねー。(しつこいですな・・・汗)

おわりに

テレビっ子の私がテレビを見なくなった3つの理由と、それによって得られたこと(メリット)を5つほど挙げてみました。

冒頭で申し上げたとおり、私はテレビを全面否定している訳ではありません。

先にも書きましたが、先日久々にテレビを見た際に、テレビから流される情報などについて、これまでとは違った見方や感じ方を経験しました。

なので、これからはテレビの情報をすべて信用するということではなく、「情報収集ツールのひとつ」として、一歩引いて見てみるという付き合い方をするのも、アリかなとも思っています。

そして、テレビに限らず自分のもとにやって来た情報も、やみくもに信じることだけは避けていきたいです。

まずは、自分なりにある程度調べたり考察すると同時に、自分の感覚(しっくりくるとか違和感など)をおざなりにしないということを心がけて、この乱世(!?)を生きていきたいです。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

40代で公務員を退職。紆余曲折の末、現在はキャリアカウンセラーとして、なんだかんだと生きてます(笑)。

骨の髄まで雑記ブログの当サイト。キャリア関連をはじめ、現在50代である私のくだらない小言や、行ってみたやってみた系の体験談、長年の趣味であるバイクなどを記事にしています。

そんな一介の自己満足ブログでも、いつかどこかで誰かのお役に立つことができたならば、我が人生に悔いなしです。(たぶん)

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