今年2024年の夏は、いつもと違う夏でした。
毎年恒例の「二輪車」でのツーリングではなく、「四輪車」でのドライブとなったからです。
我々夫婦にとっては、初の試みである四輪車の旅。その様子についてを、これまで6回にわたってお届けしてまいりました。
そんな旅日記も、今回で最終回。
道内最終日は、帯広から日高、鵡川経由で苫小牧東港まで移動、新日本海フェリーゆうかりに乗り込んだ様子をお届けしてまいります。
北海道を旅しているような気分になっていただいたり、北海道情報のひとかけらとしてお役に立てることができれば幸いです。
- 記事タイトルに「ドライブ」や「車中泊」とつけてはいますが、諸般の事情により、自家用車の画像や車中泊の様子はほぼお見せできません。あしからずご了承願います。(1,500CCのミニバンタイプ、とだけお伝えします)
- その分、「風景」や「うまいもの」をふんだんに挙げていきますので、どうかお楽しみくださいませ〜。
- ご紹介している情報は、2024年8月時点です。
北海道内さいごの日・帯広市内〜厚真町
道内最終日の午前中は、フェリーの乗船時間を気にしながらも、音更や帯広で欲しいものを買ったり、行きたいところに行ったしながら、ギリギリまで北海道を楽しみました。
帯廣神社を後にしたのが13時頃。そろそろ苫小牧方面に向かわないと、フェリーに乗り遅れちゃいますよ。
道東道でワープ!「道の駅樹海ロード日高」にて休憩
ということで、帯広から国道38号線を清水方面にひた走り、十勝清水ICから道東自動車道に乗ることにしました。
行きは日勝峠で帯広に入りましたが、天候がよろしくないので、道東道で峠越えをすることにしたのです。
そして、占冠ICで下りた後は、国道237号を使って日高まで走ります。
はい、行きにも立ち寄った「道の駅樹海ロード日高」で、今回も休憩です。
ちなみに、その時の様子は、こちらで記事にしていますので、よろしければ見てやってくださいませ。
雲行きが怪しい感じですが、こういう時に屋根のある四輪車はいいですね。二輪車のように、「カッパはいつ着る?」とか気にしなくていいのですから(苦笑)。
「道の駅むかわ四季の館」で白い恋人ソフトクリーム
「道の駅樹海ロード日高」を出てからも、国道237号(日高国道・沙流ユーカラ街道)をひたすらのんびり走ります。
そして、なんだかんだ走っているうちに、日高自動車道(暫定無料)の日高富川IC付近にたどり着きましたので、鵡川ICまで走りました。これで少しの時間短縮です。
鵡川ICを下りてすぐに、「道の駅むかわ四季の館」に立ち寄ります。
フェリーの乗船時間が迫っていますのであまりのんびりはできませんでしたが、お土産を購入。(帯広の柳月商品が販売されていました。買い損ねたので、助かりました)
そしてそして、この道の駅に寄った最大の理由は、こちらです。
はい、「白い恋人ソフトクリーム」をいただくこと。
あっという間に溶けてしまうんですよね。それほど・・・
相変わらず、クリーミーで美味しかったです。
滞在時間はわずか20分ほどでしたが、道内最後のソフトクリーム、最高でした!
16時44分到着 17時4分発
- 白い恋人ソフトクリームが食べられる
- お土産が豊富
- 鵡川特産のししゃも弁当が売っている(が残念ながら売り切れてました)
- 駐車場が広い
- 車中泊に寛容(というか歓迎してる?)
今度は、もう少しゆっくり楽しみます。
さよなら北海道!苫小牧東港から「新日本海フェリーゆうかり」に乗船
「道の駅むかわ四季の館」を出発し、国道235号(浦河国道)を苫小牧方面に向かって走ると、ほんの15分ほどで、苫小牧東港(東港周文フェリーターミナル)に到着しました。
北海道を離れる時が、近づきます。
苫小牧東港に到着
国道235号線を左折し、さらに少し走ったところにある案内板を右折すると・・・
はい、この日に乗船する「ゆうかり」が見えてきました。
苫小牧東港フェリーターミナル、到着です。
この船は、秋田、新潟と経由して、敦賀まで行きますので、行き先を表示する必要があるのですよね。
指示された場所に車を停めて、フェリーターミナルで乗船手続きをします。
そして、乗船案内があるまで、車を停めた場所で待つことに。
翌日の15時頃までお世話になる「日本海フェリーゆうかり」。よろしくお願いします!
そんなこんなで、まもなく乗船時間。
車と一緒に乗船できるのは、運転者であるオットのみということで、同乗者である私は、車から離れてフェリーターミナルで乗船を待つことになりました。
新日本海フェリーターミナルからの乗船
フェリーターミナル内1階には、このような「はめえ」が。
そういえばこのフェリーターミナルは、苫小牧市内ではなく、厚真町なんですよね。
そして、エスカレーターで2階へ向かいます。
ここでは、乗船を待つ人たちで賑わっていました。奥には、お土産も売っています。(六花亭や柳月などの帯広のお菓子もありましたよ)
そして、乗船口に向かいます。
ついに、北海道とはお別れです。名残惜しいですが、「ゆうかり」での船旅ははじめてということで、ちょっぴりワクワクしながら乗船しました。
「新日本海フェリーゆうかり」での過ごし方
19時30分に苫小牧出港した新日本海フェリーゆうかりは、秋田港を経由して、翌15時30分に新潟港に到着します。(その後の敦賀港が最終到着地)
ここで、一晩を過ごした船内での様子をお届けしてまいります。
エントランス
まずは、エントランス。
夏の海をイメージさせるディスプレイですね!
エントランスから中央階段をのぼったところは、このような風景。
階段の手すり、なんだかゴージャスです。
客室はツーリストB(B寝台)
続きましては、お部屋のご紹介です。
我々は、B寝台にあたる「ツーリストB」という客室を利用しました。
荷物置き場は、1人ひと区画用意されています。15ℓのクーラーボックスも、すっぽり入りましたよ。
そして、ゆっくり眠ることができました。
レストラン
4階にあるレストラン「オアシス」。
朝食6時30分から8時まで、昼食11時30分から13時まで、そして夕食18時から19時30分までということで、我々は、夕食と昼食でお世話になりました。
メニューは豊富です。
レーンにトレイを置いて、その場で口頭で注文しまして、レジでお会計。学食のようなイメージです。
夕食で注文したのは、「三元豚ロースとんかつ定食」。
そして、翌日の昼食は、「新潟冷やしふのりそば」でした。
新潟名物ということで興味を持ちまして食べてみたのですが、さっぱりと美味しくいただけました。
はじめていただきましたが、おすすめです!
ちなみにオットは、「三元豚ロースカツカレー」でしたが、こちらもいいお味だったとのこと。
カフェスペース
そんなレストランの手前には、カフェスペースがあります。
朝7時頃に撮影をしたのでカフェはまだ開店前ですが、自由に利用することができました。
ちなみに、出航後間もなくして、売店で購入したサッポロクラックビール。
北海道旅を振り返りながら、しみじみ呑み干しました。
売店
売店は、カフェスペースの前にあります。
豊富な品揃えで、何かと便利です。
休憩スペース
船内をうろうろしていたら、いいところを見つけました。
「フォワードサロン」という休憩スペースです。
窓際は、1人用の椅子でくつろぐことができます。
そして、大きなソファスペースもあります。
快適に休むことができましたよ。
翌朝姉妹船「らいらっく」とすれ違う
朝の6時50分頃。
姉妹船である「らいらっく」とすれ違いました。(事前に船内放送で案内がありました)
らいらっく通過後は、そのまま撮影を続けましたが、なかなかの景色です。
その後は、秋田港に到着することになります。
秋田港から出航
8時30分頃、秋田港に着岸していた「ゆうかり」は、秋田港を出航です。
手を振ってくださいましたよ。嬉しいですね。
岸からどんどん離れていきます。
これは、カモメでしょうか。近いですねぇ。
秋田港、さようなら。機会があれば、秋田の地も踏んでみたいです。
そうして、ゆっくりと新潟に向かっていきました。
船旅は、もう少し続きます。
昼の海
お昼の日本海の様子です。
海が青くて、きれいでした。
白い船体に映えますね。
あと、3時間ほどで、新潟港に到着です。
そして新潟港に到着
そうこうしているうちに、新潟港に到着しました。過ぎてみればあっという間です。
下船時は、車の同乗者も運転者と一緒に車両デッキに行くことができます。
15時30分到着予定ですが、この日は15時20分頃に車両デッキに向かいました。
そして、順番が来るまで30分ほど車内で待機し、船外に出ることができました。
車内から撮影した新潟港フェリーターミナル。
今回は、新潟でゆっくりできる時間はありませんでしたが、また機会があればお世話になりたいと思っています。
おわりに:新潟港から自宅へ
新潟港に到着後は、新潟のスタバで買ったアイスコーヒーを飲みながら、自宅までもうひとドライブです。
北陸自動車道に乗り南下した後は、関越自動車道に進み・・・・・・
はい、このように無事自宅にたどり着くことができました。
広大な北の大地を駆け抜けた6泊7日(全行程8泊9日)の旅は、これまでのバイクツーリング同様、忘れられないイベントとなることでしょう。
7回にわたってお届けしました北海道ドライブは、これにて終了です。
ここまでご覧くださり、まことにありがとうございました。