ご訪問ありがとうございます。
2021年秋から、無肥料無農薬でのプランター栽培に挑戦しております。
一番最初に蒔いた種は、「ミニマル大根」と「三寸人参」でして、過去にその様子を記事に挙げております。
そしてその後、「三寸人参」と「水菜」の種蒔きを記事に挙げています。
が、これ以降、これらはいったいどうなったのかは、記事にしておりませんでした。
2021年から2022年という古い内容となってしまいますが、ここで報告させていただきます。
まずは、どんな結果になったのか、一言化するとこんな感じです。
- ミニマル大根→△(小さいながらも一応収穫できた)
- 三寸に人参→×(間引き程度の大きさのまま成長せず)
- 水菜→○(背丈は少々低いものの割と収穫できた)
まあマシな方かな?というものと、残念無念!というもの、悲喜交交でございました。(人生と同じですな)
まあ、最初はうまくいかなくて当然であって、挑戦したこと、経験できたことで、私はよしとしています。
そして、このような経験でも、いつかどこかでどなたかのお役に立つことができれば幸いだと思い、今回まとめてみました。
「ミニマル大根」の成長と収穫の記録
まずは、「ミニマル大根」の成長と収穫の様子です。
ミニマル大根は、二通りのプランター(コンパニオンプランツ方式と単体方式)で栽培しました。
ちなみにコンパニオンプランツとは、私が理解した範囲ではありますが、このようなことを指します。
- 相性のいい植物を、同じ畝やプランターに2種類以上植えて(種蒔きして)育てる
- 各々の植物の特性を活かすことで、お互いに助け合って生育する
- 害虫の忌避作用や成長促進作用等が期待できる
コンパニオンプランツ方式と単体方式、各々をお伝えしていきます。
三寸人参とのコンパニオンプランツ方式のもの
2021年9月中旬、ミニマル大根と三寸人参の種を、コンパニオンプランツ方式でプランターに蒔いてみました。
そして、プランンターには、こんな具合に種を蒔いたのです。
種蒔きした3日後に、念願の発芽です。
しかしながら、それ以降のことをまったく記事に挙げぬまま、約1年経過して今に至るわけです。
はて、結果はどうなったのでしょうか???
【種蒔きから2週間後】
双葉が成長してきました。
もしかしたら、このあたりで一度間引きをした方がよかったのかと思っております(汗)。
【種蒔きから1ヶ月後】
あっという間に本葉が成長。
ここでも間引きせず、ほぼ放置状態(汗)。
【種蒔きから2ヶ月後】
この後に、たしか間引きをしました。
う〜ん・・・間引きというより、プチ収穫といった方が適切なのか?
【収穫・2021年12月中旬】
種蒔きからちょうど3ヶ月経った頃、収穫することにしました。
ひょっこり顔を出しているミニマル大根ちゃんが、とても美味しそうに見えたからです。
土から引っこ抜いてみました。
小ぶりですねー。ずいぶんな小ぶり具合ですよーーー。
はい。
こんな感じで、小粒ながらもなんとか収穫に至りました。
ミニマル大根単体のもの
こちらは初めて記事にするもので、ミニマル大根だけの単体で栽培しました。
種蒔きの様子から挙げていきます。
【種蒔き・2021年9月中旬】
黄色で囲んだ箇所に、3粒ほど種を蒔きました。
【発芽・種蒔きから3日後】
発芽シーンです。ちっさくて見づらいですが、発芽しています。
大根は、発芽が早くて安定しているのが嬉しいです。
【種蒔きから1週間後】
双葉が成長してきました。
【種蒔きから1ヶ月後】
本葉がわさわさ状態なのに、こんな状況でも間引きしないという怠惰な私です(苦笑)。
【種蒔きから2ヶ月後】
なんと、白いものが土からむくむく出てきているのがわかります。
この後すぐに間引きをして、1ポット1個にしました。
もちろん、間引いたものは、美味しくいただきましたよ。
【収穫・2021年9月中旬】
種蒔きから3ヶ月後、もうこれ以上は成長しないだろうなと判断して、ここで収穫としました。
ミニマル大根はその名の如く、小粒な球体なのですが、それにしても小さいですかね?やはり。
まあ、初めての無肥料無農薬栽培としては、こんなもんかな?なんて思っています。(自分に甘いのです)
ミニマル大根の収穫後
流水で洗った後の大根ちゃんたち。(実際には、もう少し収穫できています)
形がバラバラですけど、まあ、これも個性ということで(笑)。
そして、ほぼ味付けなしでただ煮ただけという、料理とも言えないものを作ってみました。
が、料理が得意でない私が下手に味付けをするよりも、素材そのものの味が活きていて美味しく感じました。
ホクホクです!
調子に乗って、豚汁も作ってみましたよ。
葉っぱも、ご飯のお供としていただきました!
レベルが低いと思われるのを承知の上で申し上げますが、無肥料無農薬のベランダプランター栽培でも、とりあえずここまでできたことに、嬉しさをかみしめているのです。
ミニマル大根の種採りについて
結論から言いますと、種は採れませんでした。
1株だけ、種を採るために残しておいたものには、一応花が咲いています。
大根の花、紫色だと初めて知りました。けっこうキレイです。
そして、そのままにして枯らしておいておきました。
しかし、待てど暮らせど種らしいものは見当たらず・・・
ということで、種は採取できず・・・という残念な結果となってしまいました〜(泣)。
どうやったら種が採れるのか、どなたか教えてくださーい!
「三寸人参」の成長と収穫の記録
お次は、三寸人参です。
こちらは、コンパニオンプランツのみですが、「三寸人参×ミニマル大根」と「三寸人参×水菜」という2パターンで栽培してみました。
冒頭でお伝えしたとおり、三寸人参は失敗に終わっていますので、そこのところをご理解のうえ、興味にある方だけ読み進めてくださいね。
ミニマル大根とのコンパニオンプランツ方式
ミニマル大根とのコンパニオンプランツのことや発芽シーンについては、こちらの記事にまとめていますので、ここでは省略させていただきます。
ここでは、発芽以降収穫するまでをお伝えしていきます。
【種蒔きから2週間後】
2021年9月中旬に種を蒔いてから2週間後は、こんな様子でした。
【種蒔きから2ヶ月後】
本葉が成長著しい時期でした。しかし、ここで間引きをした方がよかったのか、いまだに疑問です。
【種蒔きから3か月後】
同じ日に蒔いたミニマル大根は、収穫の時期だというのに、人参の成長は芳しくありません〜。
【種蒔きから5ヶ月後】
人参の姿が見えてきました。でも、とても小さくて儚げです。
で、ここで、なんとなく間引いてみました。
ちょっと、「閲覧注意」的な画像かもしれません(苦笑)。
こちらは、マリネにしていただきました。見た目はこんな感じですが、味はよかったですよ。
【収穫・2022年4月下旬】
9月の種蒔きから、冬を越して春になってしまいましたが、いっこうに成長しないということで、ここで収穫としました。
いや、これでは収穫とはいえませんね。
ひとまず栽培終了としました。
水菜とのコンパニオンプランツ
水菜とのコンパニオンプランツも、過去記事にまとめています。
なので、ここでは、発芽してから収穫までをお伝えしていきます。
【種蒔きから2週間後】
2021年9月下旬に種を蒔いてから、2週間後の様子です。
【種蒔きから2ヶ月後】
【収穫・2022年4月下旬】
9月の種蒔きから7ヶ月後に、一応収穫としました。
こちらも、収穫というよりは、栽培終了という感じです。
うーん、かなり残念な結果となってしまいました(泣)。
収穫したもの
収穫したものは、間引き程度(いやそれよりも小さいかも)の大きさで、見た目もよろしくございません。
こちらも、「閲覧注意!」かもしれません。
お見せするのもどうかと思うほどですが、備忘録ということで挙げさせていただきました。
でも、このまま捨てることはいたしません。
生のままかじると意外に美味しかったですし、やはりピクルスにしていただきましたよ。
三寸人参の種採りについて
このような有様ですので、残念ながら種採りはできませんでした。
これにめげず、また挑戦していきますよ。
「水菜」の成長と収穫の記録
最後は、「水菜」です。
こちらは、先に挙げた「三寸人参」とのコンパニオンプランツの他に、「ほうれん草」とのコンパニオンプランツでも栽培してみました。(ちなみに、ほうれん草は全く育ちませんでしたので、ここでは省略させていただきます)
比較的育てやすい野菜として知られておりまして、収穫と種採りができたということで、一応成功の部類に入るのかなと思っています。
三寸人参とのコンパニオンプランツ方式
種蒔きと発芽は、先の三寸人参でご紹介しましたし、過去記事にも挙げていますので、ここでは省きまして、発芽後から収穫、種採りまでを挙げていきます。
【種蒔きから1週間後】
2021年9月下旬に種を蒔いてから、1週間後の様子です。
双葉が可愛いかったです。(というか、ここでも間引きが必要だったのか???)
【種蒔きから2週間後】
本葉が出てきましたよ。
【種蒔きから1ヶ月半後】
そして、1ヶ月半後には、こんなに成長しました。
なので、なんとなく収穫的なことをしてみました。
こちら、もちろん美味しくいただきましたよ。
【種蒔きから2ヶ月半後】
収穫しても、また生えてくる逞しい水菜ちゃん。
【収穫・2021年12月下旬】
種蒔きから3ヶ月後、またもや収穫です。
たしか、この後にも収穫した記憶がありますが、画像がないので、ここではご紹介できずです。
とにかく、採っても採ってもまた生えてくる、コスパのいい野菜です!
収穫したもの
収穫したものは、まずはサラダにしてみました。
ちょうど寒い時期でしたので、水菜鍋にも。
卵雑炊にも加えてみました。
料理の見た目はちょっとアレですが(苦笑)、無肥料無農薬の水菜、めちゃくちゃ美味しかったです!
水菜の種採りについて
水菜も、種採り用に一株残しておいたところ、そのうち黄色い花が咲きました。
少しやさぐれ感(?)はありますが、花が散った後、さやができました。
さやが乾いたタイミングで株ごと回収しまして、しばらく日の当たる場所に放置しました。
そして、さやを破ってみたところ、種らしきものが見えたのです。
これ・・・種、ですよね???たぶん・・・
さやを並べてみました。
ちょっと変態に思われそうな図ですな(汗)。
採取した種は、こんな感じです。
購入した種と比べると、色も違うし、大きさも小さいのでどうなのかなと思うのですが、次に蒔いてみて、確かめてみようかと思っています。
これがまた、次の種を生み、その土地の「在来種(固定種)」として受け継がれていくといいなと、大いなる野望を抱いているのです。
2021年秋蒔きの振り返り
では最後に、2021年秋蒔きの栽培について、よかったことと課題を挙げていきます。
よかったこと
まずは、よかったこと。
- ド素人ながら、無肥料無農薬栽培に「挑戦」したこと
- 試行錯誤しながらも、最後まで「やり遂げた」こと
- 栽培の「楽しさ」を味わえたこと
はい〜レベル低いです〜〜〜(汗)。
でも、自分としては、これが限界なのですーーー。
課題
そして、課題です。
今回、こんなに恥ずかしい失敗作を多くお見せしましたので、課題ばかりじゃないのかという声が聞こえてきそうですが、まさに、おっしゃるとーりです。
そんな数ある課題から、特にこれについては早急に改善の余地があるというものを、いくつか挙げていきます。
- 間引きのタイミングを間違えたり、怠ったこと。研究不足もさることながら、植物の様子を丁寧に見ていないことがバレバレ。
- 植物の育ちが芳しくなかったのは、無肥料に拘ってしまったからか?化成肥料に抵抗があるならば、例えば自然由来の肥料を使うなどした柔軟性を持ち合わせたい。
- 完全独学(書籍とインターネットで情報収集)なので、経験者から直にアドバイスを受けることも必要かも。
- 体力不足が否めなず腰痛発症。ベランダ栽培といえども、重い土を扱うので舐めてはいけない。
はい、現実は厳しいです・・・。
でも、トライアンドエラーを繰り返しながら、いつの日が納得のいくプランター栽培ができるよう、めげずに挑戦していきますよ。
おわりに
無肥料無農薬プランター栽培をはじめたのは、2021年秋蒔きからです。
その成長の記録を、1年半後の今、やっとのことでまとめることができました。(遅すぎです!)
そういえば、ちょうど1年前の2022年の春にも、種を蒔いたり苗を植えたりしていますし、今年2023年の春も、まさに明日、種を蒔く予定でいます。
現実を変えるには、行動しかありません。
そういえば思い出したのですが、今回私は、何度も「失敗」という言葉を使っています。
しかし、NLPの心理学では、上手くいかない時にこのような言葉を使うそうです。(ただの受け売りですけど)
失敗はない、ただフィードバックがあるだけ
なので、どれだけ上手くいかなくても、そこから学んで次に繋げていくべく、これからも諦めずに挑戦していきますよ。
はい、今日はこれでおしまい。
ありがとうございました。