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プランターで無肥料無農薬栽培をド素人が始めてみた!参考にした本、購入した土や種の紹介

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こんにちは。もりこねです。

この9月から、新たに無謀ともいえる挑戦をしてみました。

それは、タイトルにもあるとおり「プランターで無肥料無農薬栽培をしてみよう」です。

畑どころか家庭菜園さえも経験のないド素人の私が、マンションの狭いベランダでプランター栽培をすることに、オットからは、「そんなにうまくいくわけがない」と鼻で笑われる始末(笑)。

でも、やってみなければわからないとばかりに、一人黙々と栽培にいそしむ記録を、これから順次綴っていきます。

ちなみに、これを書いている今も、野菜たちを収穫することができるのかどうかとドキドキワクワクしている最中なので、栽培の成功を保証できる記事ではございません~。

ということで、今回は「準備編」として、無肥料プランター栽培のきっかけを熱く語るとともに、参考にした本、購入した土や種などの紹介をしていきます。

読みたい箇所からどうぞ

なぜ無肥料無農薬でプランター栽培をやってみようと思ったのか

まずは、無肥料無農薬プランター栽培のきっかけを語らせていただきます。

ご興味がなければ、すっ飛ばしてもかまいませんよ(笑)。

自分の食べる物くらい自分で作れるようになりたい

今は何が起こってもおかしくない激動の渦中であるので、私も最悪の事態を想定することがあります。

生きていくのに最低限必要なものといえば、「衣食住」ですよね。

「衣」は今あるものでなんとかなるし、「住」は空き家物件でどうにかなるとは思いますが、問題は「食」です。

そう考えた時、こんなふうに思いました。

自分の食べる物くらい、自分で作れるようになりたい。そして、今のうちに、その経験をしておきたい。

しかし、我が家はマンション住まいで、庭や畑を持っているわけではありません。

家族の事情もあり、今の場所を引っ越すことは現時点では難しいのです。

そこで、シェア畑やら市民農園を考えたのですが、地域の市民農園はすでにいっぱいであり、シェア畑は手ぶらで行けるということもありけっこう値がはることがわかりました。

農家さんのバイト募集を検索したり、なんなら無償でお手伝いしてもいいとも考えたのですが、なかなかご縁もなく、いたずらに毎日が過ぎていったのです。

※ その後の話になりますが、2022年4月から河口湖町にある農園で農業体験をしています。その様子を綴っていますので、よろしければ覗いてみてくださいね。

木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」の書籍を読み返す

そんな中、2012年頃に入手したある書籍を、久々に読み返す機会がありました。

その書籍とは、これです。

『あなたの人生に「奇跡のリンゴ」を作る本』 木村秋則・石川拓治著 2010年4月19日 初版第1刷発行 小学館

著者の一人である木村秋則さんは、不可能といわれたリンゴの無農薬栽培に成功した青森のリンゴ農家さん

阿部サダヲさん主演で映画化もされて、大変有名になりました。

公務員時代に親しくしていた同僚がこの木村さんのファンであることから、「奇跡のリンゴ」の話は、その頃から、同僚を通じて聞いていたのです。

そして、実際に木村さんの無農薬リンゴをいただき、その美味しさにいたく感激したこともありました。

ただ、それ以降は木村さんのこともその書籍のことも、私の生活からは離れてしまっていたのです。

久々の目にしたこの書籍をぱらぱらとめくった時に、プランターでできる木村式「自然栽培」という文字が目にとまりました。

それとともに、以前、枝豆の種をプランターで蒔いてみるも失敗していたのを思い出したのです。

でも、すぐにこんなふうに気持ちが変わりました。

レッツ!無肥料無農薬栽培
  • 過去に失敗したけど、もう一度チャレンジしてみようかな
  • 失敗したとしても、それを発信することで、誰かの失敗を防ぐ手助けができるかもしれないし
  • どうせ作るなら、身体に負担の少ない無肥料無農薬野菜がいいな

そんな思いで、家庭菜園さえもまともにやったことがない一介の主婦が、無謀とも思える「プランターでの無肥料栽培」をやってみることにしたのです。

難しいといわれるものには、けっこう燃えるタイプなのかもしれません。

いやいや、みんながやっていることをしたくないという、ただのあまのじゃくなだけです(苦笑)。

無肥料無農薬野菜の料理の味を思い出したから

現在市場に出回っている野菜の多くは、大量の農薬、化学肥料が使われています。

形や大きさが整った野菜でないと商品にできないため、それを効率よく生産するのに、農薬や化学肥料に頼らざるを得ません。

それについてのいい悪いはここでは触れませんが、私は無肥料無農薬野菜を使った料理を食べた時に、こう思いました。

ちゃんと味がする〜

なんといいますか、大地の味というのか自然のエネルギーを感じたのです。

これまで、どんな野菜を食べてきたんだ?と思われそうですね(苦笑)。

無肥料栽培の野菜を毎度購入することは、販売ルートが少なく高価でもあるため、近所のスーパーで買うように簡単にはいきません。

だったら、自分で無肥料の野菜を作ってみればいいじゃないか、ということになったのです。

参考にした書籍「無肥料栽培を実現する本」について

今回、無肥料栽培を始めるにあたり、おおいに参考にさせていただいたのが、上記画像のこの書籍です。

『無肥料栽培を実現する本』岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房

無肥料栽培をやろうと決めて、参考になるものを調べていたところ、この本に辿り着きました。

すぐに「Amazon」で購入し、あっという間に手に入りました。

この本の中で、特に心に刺さった内容をざっくりお伝えします。

無肥料栽培は自然界の摂理にのっとった農法

無肥料栽培についてにこれまでの私の認識は、「化学農薬、化学肥料、有機肥料を使わずに野菜作りをすること」でした。

ただ、この本を読んで、大切なことがまるっと抜けていたということに気づかされたのです。

それは、「自然の力」でした。

無肥料栽培は自然の力を最大限に利用する農法です。人が化学で生み出した肥料や農薬を使用することはありません。

つまり、植物の生命活動の本筋を理解し、それを妨げないように世話をしていくことになります。

出典元:「無肥料栽培を実現する本」 岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房 P10より引用

植物が本来持っている力を知り、その声を聴き寄り添いながら、それを邪魔しないように育てていくことなのかな、と私は解釈しました。

なんだか、人を育てることにも通じるなとも。

植物がなぜ肥料もなく成長していくのか。

それは実に簡単なことであり、つまり太陽光と、空気と水、それによる光合成で作られた炭水化物である糖やでんぷん、そして、虫や微生物たちの世界が作り上げた、土壌中の無機物、つまり元素によって植物は成長しているのです。

出典元:「無肥料栽培を実現する本」 岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房 P11より引用

森や街路樹の植物が、肥料もないのに成長しているのには、こんなわけがあったのですね。

そもそも、そんな疑問すら感じることもなく、野菜作りには化学肥料や農薬が必須なものと思い込んでいました。

自然のサイクルに添い、それと対話をしながら栽培をしていけば、化学肥料や農薬などなくとも野菜を作ることができると理解した私は、無肥料栽培にますます魅力を感じることとなったのです。

農薬や肥料にお金をかけずにすみますしね。

さらに、普段は自然から離れたマンション生活なので、これを機にほんの少しでも自然と関わることができるかと思うと、もう居てもたってもいられなくなりました。

手順を教えるマニュアル本ではない

ただ、この本は、巷でよくある「手順だけ教えるマニュアル本」ではないことを、冒頭から述べていらっしゃいます。

問題と解答だけが提示され、その答えに向かうための手順だけが書かれたマニュアル本では、自然界の摂理を知ることが難しく、それでは応用が利かなくなるからとのこと。

では、無肥料栽培を行うにあたり、どのようなマニュアルがよいといえるのでしょうか。

本書では、植物はなぜ成長するのか、なぜ虫が来るのか、なぜ病になるのかについて詳しく書いていきます。これは僕が無肥料栽培を行ってきた中で、自然界から教わった真実であり、誰のものでもありません。

(中略)

これを読んで、ぜひ自分の栽培法として体に落とし込んでもらい、消化し、自分の知恵をして身につけ、無肥料栽培を成功してください。


出典元:「無肥料栽培を実現する本」 岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房 P7より引用

自然界から得られた答えが無肥料栽培では一番大切なマニュアル、ゆえに、著者が体感した自然界の摂理をあますところなく教えてくれるこの本こそが、読んでいいマニュアル本といえそうです。

そして、それを知れば、栽培するものがニンジンから大根にかわろうとも、いちいちそれ専用のマニュアルがなくとも対応できる(応用が利く)ということです。

私は、事細かく書かれたマニュアルがないとなにもできず、かつ効率優先の生き方をしてきたことに、この時気づきました。

そんな自分から進化すべく、無肥料栽培により知識を知恵として身に付けていく絶好の機会になればとの思いに至ったのです。

種について

著者は、冒頭で種について次のような警鐘を鳴らしています。

僕は残りの人生を、無肥料栽培の普及にかけるつもりです。また、自家採種の大切さを伝えることにも尽力します。

種取りこそ、無肥料栽培の最大のポイントでもあります。

この種が、今脅かされつつあります。

少数の企業によって独占され、我々が自家採種することを制しさせられそうな勢いで、どんどん種にまつわる法律が変わりつつあります。

出典元:「無肥料栽培を実現する本」 岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房 P8より引用

現在、一般に販売されている種は、「交配種(F1種、一代雑種)」といわれる複数の種の品種を人工的に掛け合わせて作った雑種です。(スーパーで売られている野菜は、ほぼ交配種)

それとは逆に、交配させた種ではなく、種苗会社が味や形などの品種を固定したものが「固定種」と言われる種です。

種をつないでいく、いわゆる種採りをするのに、交配種は向きません。

それは、交配種は一代目は強くて品質も良く育てやすいのですが、次世代からは品質が安定せず、姿形がめちゃくちゃなものになってしまうからとのこと。

これでは、野菜を作るたびに、種を買い続けなければならなくなります。

その点、固定種であれば、ある程度同品質の野菜ができます。

そして、昔ながらの野菜本来の美味しさを味わえるだけではなく、種採りまでできてしまうのです。

ちなみに、農家さんが種採りを繰り返してできた種を「在来種」といい、固定種と同等の意味で使われることが多いのですが、家庭菜園であっても「固定種」「在来種」を使えば種採りは可能とのこと。

私も、今回の無肥料栽培では、種採りまで経験するつもりでのぞみました。

そんな「自家採種」ができれば、何があっても「喰いっぱぐれない」と思ったからです(笑)。

その自家採種を守るための活動を精力的にされている著者の息遣いを、この本で感じました。

私も、この無肥料栽培を私なりに成功させたいと、気持ちをあらたにしたのです。

岡本よりたかさんの「無肥料栽培を実現する本」は、こちらで購入しました↓

道具、土、種選び

無肥料無農薬プランター栽培を始めるにあたり、先に挙げた岡本よりたかさんの 「無肥料栽培を実現する本」を参考に用意したものをお伝えしていきます。

また、岡本さんの本以外でも参考にしたウェブサイトや、購入したショップサイトもあわせて挙げていきます。

用意した道具類

道具類は、下記を用意しました。

  • プランター28ℓ
  • ジョウロ(シャワー部が取り外せるもの)
  • スコップ
  • シート(新聞紙でも可)
  • 寒冷紗かんれいしゃ
  • レンガ2個
  • 防虫ネット&支柱
防虫ネット&支柱のセット

これらすべて、近所のホームセンター(主にシマホとカインズホーム)で購入しました。

100均ショップでも、入手できるものばかりです。

プランターは、底に穴がないか穴をふさぐことができるものを選びましたが、その理由については、レンガや寒冷紗の必要性とともに、次回「土作り」の記事でお伝えしていきます。

必要に応じて軍手もあった方がいいかもしれませんが、私は素手の方がいいので使ったことはありません。

土選び

土は、香川県の花と土のお店である「カネア」さんから取り寄せました。

こちらから購入したのは、次の3種類です。

銀の土・1袋16ℓ1,100円(税込)

まずは「銀の土」。こちらは、基本の土になります。ふわっふわな気持ちのいい触りごごち。

28ℓのプランターで、20ℓほど使いました。

腐葉土・1袋16ℓ880円(税込)

お次は「腐葉土」。微生物の餌となる土で、100%落ち葉です。微生物、大事です!

28ℓのプランターで、4.5ℓほど使いました。

真砂土・1袋10kg(約6〜8ℓ)920円(税込)

最後は、真砂土まさつちプランターの底に3㎝ほど敷きました。

岡本よりたかさんの本には、プランターで無肥料栽培をする際の基本の土作りの解説があります。

そこには、「無肥料の畑の土が入手できない場合に、数種類の土をホームセンターやインターネットで購入し配合をすることで、自家製の基本の土が出来上がる」と教えてくれています。

また、「腐葉土」や「真砂土」もプランター栽培には必要だとのこと。

それらをどこで入手すればよいかと調べてみたところ、下記のサイトに、岡本さんの本を参考にした土作りの記事が掲載されていました。

「野菜の庭部」さんのサイト

岡本さんが提唱する基本の土は、どうもこの「銀の土」で賄えるようなので、こちらにお世話になることにしたのです。

「銀の土」を販売している「カネア」ウェブサイト↓

http://www.kanea.jp/product/select.html

さらに、「腐葉土」や「真砂土」も同じカネアさんで販売していたので、まとめてネットで購入しました。

岡本さんのプランター土作りは、とても独特で理にかなっています。

それは、次に無肥料栽培の記事を挙げる際に、きっちり盛り込んでいきます。

種選び

種については、先の岡本さんの本にもあるとおり、次世代につなぐことができる「固定種」一択でした。

埼玉県にある「野口のタネ」さんから固定種を入手することとし、オンラインショップで購入しました。

ミニマル大根330円・水菜314円・三寸人参314円

左から、ミニマル大根(小さく丸い大根)、水菜、三寸人参(これも短めの人参)の種です。

プランター栽培には小さめ野菜がいいかと思い、ミニマルと三寸を選びました。

上記の他にも、法蓮草とグリーンマッペ(緑豆もやし)の種を、この野口のタネさんで購入しています。

商品の到着がとても早くて、驚きましたよ。

野口のタネ」オンラインショップ↓

おわりに

マンションのベランダでの無肥料無農薬プランター栽培について・・・

  • 無肥料プランター栽培を始めるきっかけ(理由)
  • 参考にした本
  • 準備したもの

こんなことをお伝えしてきました。

本当は「土作り」まで記事にする予定でしたが、思い入れが強すぎたのか(笑)、かなりの長文になってしまったので、次の機会にいたします。

今育てている野菜たちもそうなのですが、この記事自体もはたしてどうなることやら(笑)。

今回はこんな感じで。

ありがとうございました。

※ ちなみに、「あけぼの大豆」の栽培&収穫体験記を記事にしましたので、よろしければ覗いてみてくださいね。

自分で育てた枝豆にビール、最高です!

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この記事を書いた人

公務員→キャリアカウンセラー

当サイトは、「人生はネタだらけ」という持論のもと、勢いだけで綴っている骨の髄まで雑記ブログです。

そんな一介の自己満足ブログでも、いつかどこかで誰かのお役に立つことができたならば、我が人生に悔いなしです。

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