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無肥料無農薬プランター栽培・ミニマル大根と三寸人参の種蒔きから発芽まで

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こんにちは。もりこねです。

今年の9月から、プランターでの無肥料栽培を始めました。

過去に2回、その様子を記事に挙げています。

「準備編」と↓

「土作り編」です↓

そして、今回はついに「種蒔き」→「発芽」です。

「ミニマル大根」と「三寸人参」という、プランターでも育てやすい小さめ野菜を選びました。

前回の土作り同様、参考にした書籍やサイトは以下のとおりです。

岡本よりたか氏「無肥料栽培を実現する本」↓

「野菜の庭部」さんのウェブサイト↓

ということで、今回はこんなことを記事にしていきます。

  • コンパニオンプランツでの栽培方法について
  • 種(固定種)について
  • 種蒔きの様子
  • 発芽の様子

家庭菜園の経験のないド素人の記事ですので、「それは違う!」とツッコミどころが多々あるかと思いますが、片目を瞑ってゆる〜い気持ちでご覧いただけると幸いです。

読みたい箇所からどうぞ

コンパニオンプランツでの栽培方法を取り入れる

無肥料プランター栽培では、「コンパニオンプランツ」という栽培方法を取り入れることにしました。

「コンパニオンプランツってなんだ?」ということについて、私なりに調べて理解したことを、次のとおりざっくりと挙げてみます。

  • 相性のいい植物を、同じ畝やプランターに2種類以上植えて(種を蒔いて)育てる
  • 各々の植物の特性を活かすことで、お互いに助け合って生育する
  • コンパニオンプランツにより、害虫の忌避作用や成長促進作用等が期待できる

また、先に紹介しました岡本よりたかさんの「無肥料栽培を実現する本」の中には、次のような説明があります。

無肥料栽培においては、(中略)コンパニオンプランツという栽培法が有効です。

これは、複数の違う種類の作物を同じ畝や同じプランターの中で栽培する方法です。

(中略)たくさんの種類の植物がそろっている方が、土の中の微生物のバランスや、ミネラルのバランスが整うのです。

出典元:「無肥料栽培を実現する本」 岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房 P134より引用

植物には、アブラナ科やセリ科などさまざまな科があり、それぞれに微生物の種類やミネラルのバランスに違いがあるとのこと。

そして、たくさんの種類の植物があった方が、微生物やミネラルのバランスが整うのだと。

そういえば、自然の草木をみてみると、1種類だけで生えているわけではないですものね。

無肥料無農薬栽培をするのであれば、コンパニオンプランツは最適なのかもしれません。

ということで、私もこのコンパニオンプランツで栽培をすることに決めたのです。

種(固定種)のこと

今回蒔いた固定種

今回蒔いた種である固定種のことや、種蒔きの時期などをお伝えしていきます。

固定種一択

無肥料栽培をするにあたり、種選びは「固定種」一択でした。

固定種とは何かということについては、過去記事である「準備編」にも挙げていますので繰り返しになってしまいますが、以下のとおりまとめてみます。

固定種について
  • 市場に多く流通している種は、「交配種(F1種、一代雑種)」といわれる複数の種の品種を人工的に掛け合わせて作った雑種である
  • それとは逆に、交配させた種ではなく、種苗会社が味や形などの品種を固定したものが、「固定種」といわれる種である
  • 種をつないでいく(種採り)には、ある程度同品質の野菜ができる「固定種」が向いている

私が固定種を選んだ一番の理由は、「自家採種」を経験することです。

「自家採種」ができるようになれば、毎年種を買う必要がなくなります。

つまり、喰いっぱくれず、生き延びる可能性が高まるということです!

これって、今の大激動の時代に、かなり魅力的だと思いませんか(笑)。

さてさて、今回蒔く種ですが、上記画像にもあるとおり、「ミニマル大根」「三寸人参」です。

プランター栽培で超初心者でも比較的育てやすいのかなと思い、選びました。

購入先は、埼玉県の種苗会社である「野口のタネ」さんです。

固定種界隈では有名な種苗会社で、発送が超高速でびっくりしましたよー。

「野口のタネ」オンラインショツプ↓

種蒔きの時期

種蒔きの時期については、植物ごとに種のパッケージ(袋)に記載されています。

秋蒔きなので、大根、人参ともに9月中旬を目安に蒔くこととしました。

そして、具体的に「いつ」にしようかはけっこう適当に考えていたのですが、岡本さんの本を今一度読み直した時に、とても大事なことが書いてあったことに気づいたいのです。

それは、「満月に向かう時に種を蒔く」ということでした。

「月を見よ」

種まきには時期というものがあります。

もちろん、太陽の高さ、気温、湿度などの条件ということになりますが、もう一つ大事な時期が満月に近い日ということになります。

出典元:「無肥料栽培を実現する本」 岡本よりたか著 2021年6月1日第1刷発行 笑がお書房 P38より引用

その理由についてもわかりやすく説明がされていて、とても腑に落ちたので、満月めがけて(笑)種を蒔くことにしたのです。

この種蒔きもそうなのですが、「月」というのは作物と密接な関係があるとのこと。

発芽や収穫の時期と月との関係も、この本に書かれていますのでとても助かっています!

栽培に使う水について

栽培で使う水について、蛇口から出てくる水道水を使っていいのか、実は少し気になっていたのです。

そんなことも、岡本さんの本に書かれていたのには驚きました!

  • 雨水や雪解け水が最適
  • 水道水は、塩素が含まれ土の中のミネラルが流れてしまうのでおすすめしない
  • できるかぎり、浄水器を通した方がいい
  • 水道水しかなく浄水器もない場合は、前日に汲んでおいた水に自然海塩(ミネラルを含んだ塩)を一つまみ投入する

出典元:岡本よりたか著「無肥料栽培が実現する本」笑がお出版2021年6月1日第1刷発行・P167より一部要約

「ミネラル」が肝なんですね。

私は、汲みおき水に天然塩で栽培をすることにしました。

大根と人参の種蒔きの様子

コンパニオンプランツの栽培法を取り入れ、上記のような独自の種蒔き図を作ってみました。(またまた、お恥ずかしい手書きです)

大根(アブラナ科)と人参(セリ科)は、相性がいい(たぶん)ことは調べ済みですが、この蒔き方が正しいのかどうかは、今の時点ではわかりませんので、あしからず~。

なにぶん「実験」なので、「うまくできたら儲けもん!」というゆる〜い気持ちで栽培していきます。

種蒔きの流れ

まずは、大根と人参の種蒔きの流れを、画像とともにお届けします。

  • まずは、土に水をかけていきます。(実はこの時は、うっかりしてかけ忘れてしまいました・・・)
  • 上記「種蒔き図」のとおり、種を蒔く場所を指であけていきます。
  • 人参は光と水がないと発芽しないため、こう見えても浅めにあけています。
  • 左が「ミニマル大根」の種。コロコロと丸くて少し大きめです。
  • 右が「三寸人参」の種。薄くて軽くて小さい種です。
  • 種を蒔いていきます。
  • 人参の種を蒔いている様子です。一応証拠写真として(笑)。
  • 見づらい画像で申し訳ありませんが、種を蒔きました!
  • 白い丸枠には大根、黄色い丸枠には人参のの種が入っています。
  • 大根は、一つの穴に4.5粒蒔いています。
  • 人参は、発芽率が低いことから一つの穴にたくさん蒔いています。(けっこテキトーです)
  • 種が蒔けたら、軽く土をかぶせていきます。
  • 特に人参は、この後に腐葉土をかぶせていくので、ごくうす〜くうす〜くです。
  • 腐葉土をかぶせていきます。
  • 土に触れると、本当に気持ちがいいですね。
  • 腐葉土を被せたら、水を蒔いていきます。
  • これで、種蒔きは終了です。
  • 発芽するまで、ドキドキワクワクですね!
  • 防虫ネットをかぶせておくと、安心です。

発芽までに気をつけたこと

種蒔きの後、発芽するまでに気をつけたことを、次のとおりまとめてみました。

  • 水やりは、大根は2日に1回程度、人参は常に土を湿らせる程度に
  • プランターの置き場所は、風通しのいい日なたに
  • 防虫ネットをかぶせて、虫除け&直射日光を防ぐ

これはあくまで大根と人参の場合であって、植物によって取り扱いに違いがあるかもしれませんので、ご了承願います。

そして、発芽目安と発芽率です。

発芽目安発芽率
ミニマル大根2~3日85%
三寸人参8~10日60%

大根の発芽は割とたやすいそうですが、人参は発芽率が高くなく、光と水がないと発芽しません。

土が乾かないことと、光が当たるように気をつけていたのです。

そしてついに念願の「発芽」へ

手前の白枠で囲っているのが大根の芽、黄色枠は人参の芽

上記画像は、ミニマル大根と三寸人参の発芽シーンです。

大根の芽は少々大きくなっておりますが、人参は発芽したばかり。ゆえに、小さく見づらいかもしれません。

それにしても、ついに念願の発芽ですよ!

大根の発芽は、種蒔きから3日後、人参の発芽は5日後と、思ってもみない成果でした(笑)。

最初に大根の芽が出てきた時には↓小躍りして喜んだものです。

大根の発芽初期

そして、人参の芽が見えてきた時には↓感動しまくりの大騒ぎでした。

人参の発芽

その後、冷静になってから、こんなことを呟いていました。

へぇ〜
本当に発芽するんだなぁ〜

発芽という現実が信じられず、他人事のように感じていたことが、つい昨日のことにように思い出されます。

当たり前ですが、「植物は生きている」をここで実感したのでした。

とはいっても、数か月後には私たちの胃の中に入ってしまうかもしれなのですけどねぇ。(そんなにうまくいけばいいのですが・・・)

おわりに

少し成長した様子です

ということで、ミニマル大根と三寸人参の「種蒔き」から「発芽」までをお届けしました。

ここまでで、すでに栽培の楽しさ、面白さを、素人ながら感じています。

ちなみに、この栽培結果はこちら↓にまとめていますので、ご興味あれば覗いてみてくださいませ。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

40代で公務員を退職。紆余曲折の末、現在はキャリアカウンセラーとして、なんだかんだと生きてます(笑)。

骨の髄まで雑記ブログの当サイト。キャリア関連をはじめ、現在50代である私のくだらない小言や、行ってみたやってみた系の体験談、長年の趣味であるバイクなどを記事にしています。

そんな一介の自己満足ブログでも、いつかどこかで誰かのお役に立つことができたならば、我が人生に悔いなしです。(たぶん)

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