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公務員を辞める人ってやっぱり変わり種?でもこれからは「変な人」の時代かもよ

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こんにちは。元公務員のもりこねです。

つい先日、公務員がらみのある出来事に遭遇しました。

それ以来、「公務員を辞めるってやっぱり変わっているのかな?」「元公務員はレアキャラ扱いになるのかな?」などという疑問を、ぐるぐると巡らせたのです。

今回は、そんな不毛な考察をただただ綴っているだけの徒然日記です。

読みたい箇所からどうぞ

私が遭遇した公務員がらみの出来事とは?

「遭遇した」というほど、大それた話ではございません。

一応、元公務員という看板を掲げてブログを運営している私にとっては、ニヤリ感満載の出来事だっただけです。

つい先日、私が住む市内で、味も雰囲気もいいと評判のカフェに行き、なるほど旨い珈琲を味わいながら、大好きな読書で至福の時間を過ごしておりました。

平日の昼下がり、こじんまりした店内にいるのは、20代の女性スタッフと、常連さんと思しきクリエイター感満載の金髪シャレオツスレンダー男性(たぶん)、そして50代主婦の私という3人のみです。

さて、そろそろマグカップの中の珈琲がなくなるので、ここらでおいとましようかと思っていたその時でした。

「こんにちはー!」と元気のいい声で、推定20代の男女が入ってきたのです。

男女といっても、カップルというわけではなさそうで、どうもビジネスで来られたような雰囲気。

というのも、常連客である個性豊かな金髪シャレオツスレンダー男に、名刺を渡しながらあいさつをしていたからです。

推定20代の男女は、どうも設計事務所の社員のようでもあり、はたまた広告関係者のようでもあり(たぶん)、金髪シャレオツスレンダー男は、このカフェのインテリアデザイナーなのかな?なんて無茶苦茶な妄想をしていました。

いや、聞き耳を立てていたわけではなく、静かな店内で、嫌でも聞こえてしまうのです。

それはいいとしまして、私が驚いたのは、推定20代の女性が放った次の一言でした。

私、〇〇県出身なのですが、そこで公務員してましたぁ!

おうおう、リアル若手公務員退職者だよ・・・(←私の心の声)

さらに、次の言葉にも反応してしまいました。

ウチ(の会社)では変わりダネと言われておりまして〜(笑い声)

そうかぁ・・・元公務員って変わりダネなのかぁ・・・そうなのかぁ・・・(←私の心の声)

気づかれないようににんまりしながら、残った珈琲を飲みほし、その店を後にしたのです。

帰り際にちらっと見えたその女性のファッションは、スーツやジャケットではなく、ゆるふわな可愛らしい雰囲気で、その女性にとても似合っていました。

とても、元公務員にはみえません(笑)。

何より、とても活き活きしていたのが印象的でした。

こういう人は、どんな道を選んでも、後悔しないんでしょうね、きっと。

なぜ公務員を辞めたのかは、私なぞが知る由もありません。

それでも、公務員を退職するだけでもけっこうな勇気のいることなのに、地元を離れ遠方に移住までする人です。

見た目の雰囲気とは違い、自分の人生を自分で切り拓くたくましい女性なんだと微笑ましく思ったのです。

いまだに変わり種・・・いつまで変わり種?

その元公務員女性のことはそれでよしとして、ただ、ちょいとひっかかった部分がありました。

「変わり種かぁ・・・」

カフェを後にし、自宅までの帰り道、自転車を漕ぎながら何度か呟いていたこの言葉、いろんな意味で、心に刺さっていたのです。

私も変わり種だったんだよな、きっと。

ちなみに、「変わり種」を調べてみました。

「変わり種」

1.普通のものとは違った種類のもの、変種

2.性質や経歴などに普通の人とは違った点がある人(類語語:奇人、変人、変物、変わり者)

引用元:コトバンクより

・・・なんて言われようでしょう(笑)。

そういえば、今から2年ほど前、公務員時代の元上司(いわゆる常識的で仕事のできる人でした)と飲みに行った際に、言われたことを思い出しました。

あなたがウチを辞めた時(今から10年近く前)は、「変わり者」とか「おかしい」とか言われてたでしょ?

・・・あ、いや、「言われてたでしょ?」って言われても、初耳なんすけど〜(汗)

私はそんなこと、直接言われたことがなく耳にも入ってこなかったのですが、陰では言われてたんですな・・・知らぬが仏とはこのことだ・・・(←私の心の声)

軽くショックを受けつつも(?)、続く元上司の言葉に、公務の世界にも、いい悪いはともかくとして「変化の兆し」がおとずれたと思ったのです。

でも今は、公務員を辞めるのはそれほど珍しいことではないよね。

つまり、変わり者とか変人とか珍獣(?)の扱いにはならない・・・ということなのでしょう。(しらんけど)

だから、先のカフェで元公務員女性が言っていた「変わり種」という言葉に、「今に至ってもまだそうなのか?」と少し引っ掛かりを感じたのです。

元公務員が珍しくなくなってきた感があるにも関わらず、まだ変わり種といえるなんて、いったいいつまで変わり種扱いなんだろう?と(笑)。

ただ、公務員を辞める人が増えたといっても、民間企業と比べると格段に少ないのは事実です。

それに関する(今年大流行の)「エビデンス」なんていうのは、ここでは出せませんのでご了承願います♪( ´θ`)

そして、今般の疾病騒ぎの影響なのか、公務員志望者が増えているそうな。

そう考えると、公務員を辞める行為は、やはり「変わっている」「おかしい」「レアキャラ」と捉えられてしまうのでしょうかね?

う~ん・・・なんだかスッキリしないといいますか、モヤモヤ感が残りました。

レアキャラ上等!

しかし、その後、気持ちが落ち着いた頃に、あることに気づきました。

そもそも私は、昔から「ちょっと変わってる」とか「表現が独特」などと言わていたのです。

そして、それが決して誉め言葉じゃないのはわかっていても、そう言われることはそれほど嫌ではありませんでした。

「それ自体が変人でしょうが!」と軽くツッコミ入れられそうですが、「そういえば自分は変人だったわ」と気づいた時に、「してやったり!」とほくそ笑んだのです。

いやー、相当の変人、変態ですな、これは(苦笑)。

さらに、私がいつも視聴しているYouTubeチャンネル「長嶋修の日本と世界を読む」で、こんな動画が配信された時に、こぶしを挙げて喜んだことを思い出しました。

「変な人」の時代が、いよいよやってきたかもしれないなんて、なんてステキなんでしょう!!

ここで、私が解釈したことを次のとおりまとめてみます。

  • そもそも変な人ってどんな人?普通の人、まともな人ってなに?誰?
  • その時代時代の流れに乗ってきた人(適応能力のある人)が普通の人、まともな人といわれてきたが、時代というのはいつか終わる時がきて、まさに今がそれである。
  • 今は、これまでの既存の価値観がブッ壊れるタイミングにきており、そんな混沌とした時代に、これまでの普通や常識を続けていくことに意味はなく、将来の保証すらない。
  • だったら、自分の好きにやった方がいい。
  • これまで「自分は変わっている」「適応能力がない」とされてきた人は、これからむしろいい目を見るかもしれない。
  • ただし、既存の体制に「アンチ」で終わるのではなく、次の状況をつくっていくクリエイティビティさが必要になってくる。
  • よりよい未来を創造していこうと自ら考え行動する、そういった「主体性」がこれからの時代には求められる。
引用元:YouTubeチャンネル・長嶋修の「日本と世界を読む」【番外編274】より一部要約

どうでしょうか。

「変人バンザイ!」「レアキャラ上等!!」なんて思いませんか(笑)。

そして、公務員を辞める人が増えてきた理由が、ここにあるのかとも思いました。

もしかしたら、時代の大変化を敏感に察知している人が、実は少なくないのかもしれません。

ところで、この動画の主である長嶋修さんは、不動産コンサルタントの超プロであり、多方面に博識な方です

今回ご紹介した番組は、【番外編】ということで、不動産とは関係のない、まったりだらだらとりとめなく・・・というコンセプトで配信されていますが、歴史の真実や世の中のしくみ、生き方などの深い話をライトに語ってくださる、ある意味「変わり種」かもしれません。

本編の不動産や金融経済、世界情勢等々は、私にとっては少々難解な部分もありますが、下手な報道・ニュースを視聴するよりは、こちらに時間を使った方が断然有意義だと私は思っています。(注:個人の感想です)

元公務員という生き様をウリにする

そんなこんなで私なりに考察を続けていたら、またあることに気づきました。

先の元公務員女性の「私、公務員やってまして、会社では変わり種っていわれてるんです!」は、若干自虐が入りつつも、しれっと「自己PR」をしているようにも感じたのです。

そして、一緒にいた男性社員も、「そうそう、うち(の会社)では変わり種のくくりです」と被せてきたのです。

これはまさに、元公務員を「ウリ」にしているとしか考えられません(笑)。

この元公務員女性がどんな職種だったのかまでは知りませんが、これまで、公務員の中でもとりわけノンキャリ事務系公務員などというものは、「何のスキルもない、つぶしがきかない、使えない」とさんざんな言われ様でした。

それが、「私、公務員やってました!」「変わり種でーすっ!」と堂々と(?)アピールする時代が来るなんで、誰が想像したでしょうか。

これからますます、「変わり種」「レアキャラ」が魅力となってしまう時代がおとずれる(すでにおとずれている)と、私は思っています。

数年前から元公務員と名乗るユーチューバーやブロガーがいますが、ある意味先見の明を持った方々なのかもしれません。(しらんけど)

ただ、今後公務員退職者が急増すれば、レアでもなんでもなくなるっていうのはありますがね(笑)。

ということで、これに関連して、心を揺さぶられたブログ記事を紹介します。

無肥料栽培家・岡本よりたかさんのブログ↓ 

こちらも、ざっくりと内容をまとめてみました。

「個を売る」

  • ミニトマトの栽培に自信があった僕は、マルシェでもそれをたくさん並べ、その美味しさ、美しさを延々と書き、語っていた。
  • しかし、トマトはいち早く完売するが、それ以外の野菜は売れていないことから、買い手と売り手の思いが完全にズレていることに気づく。
  • それからは、売るものは野菜ではなく、個を売る、僕という個人を売るべきだという戦略に変え、商品の説明をしながら、僕という人間の人生観や生き方を補足的に付け足していった。
  • こうして僕のことを知ってくれたら、トマトに限らず、野菜は何でも売れるようになった。僕の人生観を買ってくれるようになったわけである。
  • 個を知ってもらうと、買い手は安心し信頼する。だからこそ、買ってくれる人たちを裏切ることもできなくなる。
引用元:「象牙の塔の住人 無肥料栽培家 岡本よりたか」ブログ 2021年12月7日 「個を売る」より一部要約

岡本よりたかさんは「無肥料栽培を実現する本」の著者であり、今年の9月からプランターで無肥料栽培に挑戦している私にとっては、頼みの綱でもあります。

無肥料栽培を始めてから、この岡本さんのブログを読むようになりました。

そのブログに書かれてあることに、嘘偽りや虚飾が一切感じられず、岡本さんの人間性や生き様がひしひしと伝わってくるのです。

ブログを読むのが好きで、これまで多くのブログを読んできた私の感覚です。

「個」を知ってもらうことで、相手に安心し信頼してもらえる、そして、そう思ってくださった人を裏切ることができなくなる・・・この言葉に魂を揺さぶられました。

公務員時代も含めた自分という「個」をウリにし、自分の生き様を知ってもらうことで、出逢った人に安心してもらう、私もそんな生き方をしたいと思ったのです。

どうやらそれが、これからの世を生き抜く一つのヒントになりそうです。

おわりに

「公務員を辞める人は変わり種?」ということを、つらつらと思うがままに綴ってみました。

今、生きづらさを感じている人は、もしかしたら「変わり種」かもしれません。

そして、そんな変わり種も、既存の体制に疑問を抱くだけで終わるのではなく、次のよりよい未来をつくるために「自ら考え行動を起こす」という「スーパー変わり種」になってしまえば、もう怖いものなしですよね。

そんな妄想話で、今回はおしまいとします。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

40代で公務員を退職。紆余曲折の末、現在はキャリアカウンセラーとして、なんだかんだと生きてます(笑)。

骨の髄まで雑記ブログの当サイト。キャリア関連をはじめ、現在50代である私のくだらない小言や、行ってみたやってみた系の体験談、長年の趣味であるバイクなどを記事にしています。

そんな一介の自己満足ブログでも、いつかどこかで誰かのお役に立つことができたならば、我が人生に悔いなしです。(たぶん)

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