こんにちは。
北海道ツーリングのためにバイクに乗り続けているといってもいいほど、北海道が大好きなアラフィフ女ライダーのもりこねです。
ここ20年は毎年夫婦で渡道しているのですが、その中でもなぜか「道東エリア」に惹かれています。
そこでこれまで、北海道・道東ツーリングの思い出記事を、3回にわたり挙げてきました。
今回は、その最終回となります。
- おすすめグルメ情報
- お気に入りの風景
- 利用したことのあるキャンプ場&宿
- その他イチオシ感動体験 ←今回はコレ
北海道の道東エリアでの感動体験をお伝えしていきます。
毎度のことながら、これはあくまで私の趣味嗜好によるものですので、ご理解願います。
道東エリアのイチオシ感動体験
北海道は、グルメ、絶景、宿のみならず、ワクワクドキドキな体験も満載の地でもあります。
そこで、道東エリア限定・感動体験の厳選5つを以下のとおりご紹介します。
- 知床観光船おーろら(オホーツク地方・斜里町)
- さくらの滝(オホーツク地方・清里町)
- 道の駅はなやか小清水&モンベル(オホーツク地方・小清水街)
- 帯広競馬場・ばんえい十勝(十勝地方・帯広市)
- 川湯エコミュージアム(釧路地方・弟子屈町)
「もっとほかにもあるぞ!」という声が聞こえてきそうではありますが(笑)、そう思われた方は、ぜひお問い合わせフォームにて教えてください。有益情報として、参考にさせていただきます!
それでは、一つ一つ見ていきます。(今回、バイク画像はありません・・・汗)
知床観光船おーろら(オホーツク地方・斜里町)
世界最後の秘境ともいわれる知床半島・知床国立公園。
その秘境を、「知床観光船おーろら」で眺めることができます。
この観光船は、2航路あります。
①秘境知床岬航路(3時間45分)
②カムイワッカの滝航路(1時間30分)
私たちは、②の航路を選びました。
なので、残念ながら、さいはてである知床岬の画像が挙げられません。
もしタイトルで釣ってしまっていたとしたら、申し訳ないの一言です(苦笑)。
それでも、知床の風を感じながら充分満喫できましたので、その様子をお伝えしていきます。
この観光船に乗ったのは、2012年のただ一度きり、少し古い話にはなります。
私たちは、最終便の16:30発に乗船、けっこう多くの人でにぎわっていました。
航路は、ウトロ港出航→プユニ岬→乙女の涙(フレぺの滝)→知床五湖→カムイワッカ湯の滝で折り返しです。
プユニ岬や乙女の涙の画像がどうしても見当たらず(使えねーやつです、はい)、なにがなんだかわからないところを撮影してしまったようですが、このあたりは熊にお目にかかれる確率が高いそうです。
この時は残念ながら(?)お目にかかれませんで・・・(最近の熊さんったら街に顔を出してばかりで、本来はこういったところにいてほしいものなんですけどねぇ)
そして、この航路終点のカムイワッカ湯の滝です。
奥のとんがり山が硫黄山。
折り返して、ウトロ港に戻る途中の夕陽。
ウトロはいつ見ても、夕陽が美しい。
あっという間の1時間30分、すっかり日も暮れてしまいました。
今度はぜひ、知床岬まで乗りたいものですが・・・
なんといいますか、けっこうなお値段でございまして・・・
お値段以上であることは予想はつくのですが、いつの日かを楽しみにしたいと思っています!
乗船場:北海道斜里郡斜里町ウトロ東
連絡先:0152-24-2146
運行期間:4月24日~10月31日
料金:カムイワッカの滝航路(1時間30分)→3,300円、秘境知床岬航路(3時間45分)→6,800円
駐車場:近くの町営駐車場にてオートバイ100円(乗用車400円)
運行時間、運行コースなど詳しくは、「知床観光船オーロラ」公式ホームページにてご確認くださいませ↓
ちなみに、冬季は「網走流氷観光砕氷船おーろら」が網走から出ています。
さくらの滝(オホーツク地方・清里町)
はじめに声を大にしていいますが、ここは必ず訪れたい場所の一つです。
それが、清里町にある「さくらの滝」。
海に下ったヤマメが大きく成長しサクラマスとなって、産卵のために川に戻ってきます。
そして、この滝をジャンプして飛び越えようとする姿を、6月から8月にかけて見ることができるのですが、その姿をじっと見ているとかなり心を動かされます。
高さ3メートル近くもある滝越えは、ほとんどが成功しないんです。
私たちは1時間ほど見守っていましたが、成功したのはわずかに1.2匹ほど。
飛び越えたのを目撃した人たちから、思わず「おお!」「やった!」の声が漏れるほど、皆応援したくなってしまうのです。
産卵を終えると同時に命が尽きる・・・次の世代にバトンタッチをするために懸命に前に進むサクラマスの姿に、自分の人生を考えさせられた一時でした。
所在地:北海道斜里郡清里町青葉
駐車場:あり(未舗装・無料)
詳細は、「清里町」の公式サイトにてご確認くださいませ↓
https://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/kankou/spot/sakuranotaki.html
「きよさと観光協会」でも確認できます(動画あり)↓
清里町は、気持ちよく走ることのできる個人的に好きな場所でもあります。
休憩場所として、「道の駅パパスランドさっつる」(温泉施設、無料足湯あり)はおすすめです↓
そして、「神の子池」でしばし幻想的な気分に浸ってみるのもよいのではないでしょうか。
「きよさと観光協会」より↓
道の駅はなやか(葉菜野花)小清水&モンベル小清水店(オホーツク地方・小清水町)
国道244号線沿い、JR釧網線浜小清水駅の隣に位置するのは「道の駅はなやか(葉菜野花)小清水」。
網走・斜里間のほぼまっすぐな道は、オホーツク、原生花園、湯沸湖、そしてその道路と並行して走る釧網線の車両・・・などを眺めることができ、とても気持ちよく走ることができます。
ゆえに、直線のどん詰まりにあるこの道の駅は、旅人の人気の場所としていつもにぎわっています。
そして、同じ敷地内には、アウトドアショップの「モンベルオホーツク小清水店」があるのです。
我々も旅の途中で、キャンプ用品を買い足したことがあり、大変お世話になりました。
道の駅内は、お店やお土産物などが充実していますが、隣接するお店で食べた「もこもこソフト」がとても美味しかったです。
ただ、この日はとても暑く、写真を撮っている間にも溶けていってます(汗)。
上記画像は、「モンベル」に併設の「小清水ツーリストセンター(ビジターセンター)」の建物(側面)と、モンベルご当地オホーツクTシャツ。
モンベルはこの建物の奥になりますが、中はつながっています。
(モンベルの写真はコレしか撮影していませんで・・・汗)
そういえば、このオホーツクTシャツを着てモンベルに入店したところ、多くのスタッフの方が着用されていて、なんだか気恥ずかしかったのを覚えています(笑)。
併設する「小清水町ツーリストセンター(ビジターセンター)」は、この地域のアウトドアの拠点で、情報収集等におすすめですよ!
道の駅はなやか(葉菜野花)小清水
所在地:北海道小清水町浜小清水474-7
TEL:0152-67-7752
開館時間:9:00~19:00(4月~10月)、9:00~17:30(11月~3月)
休館日:年始(1月1日)
詳細は「道の駅はなやか小清水」サイトにてご確認くださいませ↓
モンベルオホーツク小清水店
所在地:北海道斜里郡小清水町浜小清水474-7
TEL:0152-67-7062
営業時間:10:00~19:00
定休日:年中無休
詳細は「モンベルオホーツク小清水店」のサイトにてご確認を↓
https://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_no=678558
小清水ツーリストセンター(ビジターセンター)についてはコチラ↓
帯広競馬場・ばんえい十勝(十勝地方・帯広市)
体重1t以上のばん馬が重いそりを曳いて、力や速さを競うばんえい競馬。
「帯広競馬場(ばんえい十勝)」は、世界で唯一ともいわれるそのばんえい競馬を運営しています。
荒川弘さんの漫画「銀の匙」にも登場していて↓以前からかなり気になっていました。
そして、友人からも勧められて初めて目にしたばんえい競馬でしたが、「大迫力」の一言です。
この時は賭けませんでしたが、レースを観るだけでもかなりおもしろい!
そして、ばん馬の魅力にすっかりハマってしまいました!
帯広競馬場までは、ホテルのある帯広駅前から徒歩で行きました。
帯広も夕焼け空がとてもきれいで、遠くに競馬場の灯りも見えて、やはりいい街です、帯広。
到着してすぐにレースがあり、どんなものなのかと第1障害のところで観戦。
ちなみに、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ばんえい競馬は、200mの直線コースに、第1、第2とふたつの障害を乗り越えなければなりません。
第1障害だけでも「すごい!」と思ったのですが、この後の第2障害を観て、ばん馬レースに惹き込まれてしました。
第2障害の前で一旦止まって・・・力をためて・・・
一気に駆け上がります。これが大迫力!
なかなか超えられないばん馬がいると、賭けてもいないのに思わず応援をしてしまいます。
騎手の手綱さばきや駆け引きも、このばんえい競馬の見ものの一つ。
次のレースも見たいと思い、その間にパドックの様子を見に行きました。
ここで、いいなと思った馬を「心の中」で賭けて次のレースを観たのですが(上記の9レース)・・・見事に惨敗でした(笑)。
観戦する人たちの迫力も・・・なんかすごかった!
レースが終わった後の観戦席の様子。
我々は2つのレースを観戦後、バスでホテルに帰ります。
ばん馬の興奮冷めやらぬ夜であり、この日が北海道ツーリング道内最後の夜でした。
レースを引退したばん馬が、第二の人生(馬生?)として活躍する姿を、帯広の街中で見ることができます。
さすが、北海道開拓時代の農耕馬だけのことはあります。
所在地:北海道帯広市西13条南9丁目
TEL:0155-34-0825(代表)
入場料:100円(当面の間無料)
駐車場:あり(バイク、もちろん置けます!)
※ 帯広競馬場でのばん馬レースは、主に土、日、月曜日
開催日程・時刻その他詳細は、コチラでご確認くださいませ↓
川湯エコミュージアム(釧路地方・弟子屈町)
川湯温泉街メインロードから脇に入ってすぐにある、2階建ての木造の建物が「川湯エコミュージアム」です。(新名称は川湯ビジターセンターです)
このあたりいったい(阿寒摩周国立公園摩周・屈斜路地域)の自然と繋がることを目的とした、体験型施設。
20年ほど前の話になりますが、冬の川湯を訪れた際にこのセンターを利用して、スノーシューかクロカンで雪のアカエゾマツの森を歩いた経験があります。
いい感じのスタッフの方ばかりなので、いつも気持ちよく利用させてもらっています。
1階は、展示品やラウンジ、クラフトコーナーがあります。
展示品は上記画像しか撮影していませんが、川湯温泉近辺、硫黄山、屈斜路湖、摩周湖の自然を写真や模型などでわかりやすく説明しています。
上記画像は、ラウンジにある暖炉。
暖炉の前にはソファがあり、ゆったりくつろげます。
図書コーナーやキッズスペースがあるので、お子さんと一緒に楽しめますよ。
2階には、コミュニティスペースと2019年にできたばかりのカフェ「National Park Style Cafe」があります。
この時はカフェは利用しなかったのですが、下記にリンクを貼ったホームページで、カフェのメニューや様子がわかります。
実は、このカフェがオープンする直前に足を運んでいたので、その様子をお伝えします。
全体の様子。
左奥のカウンターがカフェキッチンコーナーかと思われます。
窓からの森の木々を眺めながら珈琲を飲めるなんて、贅沢すぎます!
次回はぜひ、カフェを利用したいです。
2階の展示コーナーにある「VR」。
椅子に腰かけてVRを楽しんだり、窓から見える森を眺めながら、しばし休息できます。
上記画像の右端は、鳥の模型を見ながら鳴き声が聴ける「バードコール」です。
窓際にある木の枝には、小さくて見づらいですが、十数種類の鳥の模型があります。
ボタンを押すと聴こえてくる鳥の声に、けっこうハマります(笑)。
TEL:015-483-4100
開館時間:8:00~17:00(4月~10月)、9:00~16:00(11月~3月)
休館日:水曜日(7月第3週〜8月31日は無休)、年末年始
入館料:無料
駐車場:近辺に公共駐車場(無料)あり
そして、川湯を訪れたら、やはり「川湯温泉」には浸かっておきたいものです。
我々が毎年必ず最低1回はお世話になる場所が、コチラ↓
川湯公衆浴場
「ザ・昭和」な建物がいい味を醸す出し、泉質申し分なしの超おすすめの浴場です。
料金は250円。浴室は、シャワーもシャンプーもなく、あるのは浴槽とカランのみ。
温泉と真湯の2つの浴槽に、ざばっと浸かってさっと出る、そして待合室のソファに座り、しばし休憩。
窓から入ってくる心地よい風、昔ながらの扇風機の風、テーブルに用意されたうちわで扇ぐ風、それらでクールダウンしている時間は、このうえない幸せを感じます。
そして、そんな公衆浴場の道を挟んで目の前には・・・
川湯温泉足湯
24時間年中無休、無料で利用できます。
この近辺の観光や散策でちょっと疲れた時に、気軽に利用できるのがいいですよね。
川湯温泉、いつまでも残っていてほしい温泉です!
おわりに:北海道の思い出話はこれにて終了!
北海道・道東エリアのいちおし感動体験ということで、厳選5つをお伝えしてきました。
過去の北海道ツーリング話は、これにて終了となります。
バイクの出番が少ないことから、「北海道ツーリング」というよりは「北海道旅行」の思い出を語り尽くした感が否めませんが、これが今の私の伝え方の限界です(笑)。
次回北海道ツーリングの機会があれば、今度はもう少しまともな記事を挙げていけるといいなと思っております。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
よろしければ、過去3回の記事ものぞいていただけるとうれしいです!
【第一弾 グルメ編】
【第二弾 風景編】
【第三弾 キャンプ場&宿】