こんにちは。もりこねです。
今や、バイクツーリングに「インカム」は当たり前になっています。
しかしながら、我々夫婦は、昨年(2020年)8月から使いはじめたばかりのインカム初心者。
そんな初心者が、あれこれ物色したうえで選んだ初めてのインカムは、「デイトナDT-E1」でした。
そして、インカムがツーリングにとても便利であることや、デイトナのインカムの良さを実感しました。
今さらながらで古い情報になってしまうかもしれませんが、9か月ほど使ってみた現時点での使用感などをお伝えします。
- デイトナのインカムが気になるけど、実際のところはどうなの?
- そもそも、バイクにインカムって必要なの?
ちなみに、デイトナの他機種や他社のものを紹介したり比較をする内容ではありませんので、ご了承くださいませ。
デイトナDTーE1の使用感
まずは、「デイトナDT-E1」のスペックや使い心地をお伝えしていきます。
選んだ理由
我が家がデイトナDT-E1を選んだ理由は、デザイン、価格、信頼性です。
選択肢として、ビーコムも考えましたが、価格的にちょっと無理でした(笑)。
我々には充分な機能が装備されたうえでのこの価格(購入当時は2個セット税込み36,300円)は妥当であり、デザインも洗練されている、そして信頼の高いデイトナです。
この選択で、間違いはありませんでした。
そうと決まったら「Amazon」にて注文。そして、翌日には到着!
購入した当時の価格は、2個セット・消費税・送料込みで30,000円でした。
定価は、税抜きで33,000円なのでかなりお得に購入でき、Amazonさんには感謝です!
スペック
スペックについては、取扱説明書及び商品パッケージに記載されていますが、ざっくりと挙げてみます。
本体寸法:L 96×W 43.5×26.5(mm)
本体重量:54g
作動温度:−10℃〜50℃
本体電源:充電式リチウムイオンバッテリー
充電端子:USB Type -C
Bluetooth仕様:バージョン5.0
・・・等々
(デイトナDT -E1商品パッケージ記載用り一部引用)
お次は特長です。
- Bluetoothでスマートフォン接続→電話や音楽の簡単操作
- 高音質スピーカー
- 他社インカムと接続可能
- 最大4人同時通話可能
- 防水・防塵使用
- 充電式連続通話約12時間
- 通話可能距離800m
・・・等々
(デイトナDT -E1商品パッケージ記載用り一部引用)
詳しくは「デイトナDT-E1公式サイト」でどうぞ↓
取り付け
インカムが到着した翌日がツーリングなので、すぐにヘルメットに取り付けです。
ちなみに、付属部品はこんな感じで入っていました。
インカムの取り付けについては、付属の取扱説明書を見ながら、1個につき30分もかからずに取り付けることができました。
といってもオットがつけたのですが・・・(苦笑)
しかし、その際の撮影を怠ってしまったため、この記事ではお伝えすることができず残念です。(おそらく一番知りたいであろう情報なのに・・・)
せめてもとの思いで、スピーカーを内蔵した様子をお伝えします。(ヘルメットがお見苦しくてスイマセン・・・)
フルフェイスヘルメットのチークパッドのスポンジの内側に、スピーカーを入れています。
スピーカーは接着しているわけでないので、固定していません。
なので、耳にフィットする位置に動かすことができます。
そして、マイクですが、こちらは若干右側に接着しています。
こんな感じで、取り付けは簡単にできますよ。(といっても私じゃなくオットがつけたのですが・・・)
バッテリー充電方法・充電時間は?
インカムをヘルメットに取り付けたら、次はバッテリーの充電です。
本体ユニットに、付属のUSBのC型ケーブル、市販のUSB電源アダプターでつなぎ、コンセントに差し込んで充電します。
残量0%から100%充電するまでに取扱説明書には「2.5時間」とありますが、ほぼそのとおりでした。
ちなみに、ツーリングで1日中使用しても、残量は80%ほど(現時点では)。
充電は30分足らずでできます。
充電中は、本体ユニットのLEDランプが赤色に点灯しています。
充電が完了したら、LEDランプは青色に点灯しますので、そうなったらすぐに取り外します。
操作は片手で簡単にできる
操作は片手で簡単にできるので、とても安心です。
電源の入れ方は、少し見づらいですが、下記画像の「A」のボタンを親指で押しながら、他の指で「B」の本体ユニットを長押しするだけ。
ほどなくアナウンスが流れます。
電源を落とす時も、同じ操作でできます。
電源が入ってからは、本体ユニットを軽く押すだけの操作になります。
これらの操作は走行中にできますし、もちろん操縦にも支障はありませんので、安心ですよ。
長所と短所
デイトナDT-E1の良いところと気になるところをお伝えしていきます。
まずは、良いところです。
- デザインが洗練されている(好みの問題だが)
- 高音質で聴き取りやすい
- 各種操作は走行中でも片手で簡単にできる
- 防水使用のため雨天でも現時点では問題なし
- バッテリーは丸一日使っても80%以上の残量あり
- 通話可能距離から外れると接続は切れるが、距離が戻れば自動的に再接続するので便利
気になるところを挙げてみます。
使い始めは、ヘルメットに内蔵したイヤホンが耳に当たり少し痛みを感じたが、最近は馴染んできている
対策:イヤホンを耳にフィットする位置にずらしてみる
他のインカムを使ったことがないので比較はできませんが、今のところはこのインカムで特に不具合は感じてはいません。
大変残念なお知らせです。2022年8月の北海道ツーリング中に、私のインカムはお亡くなりになりました(涙)。オットのインカムも、その前に亡くなっております。原因ははっきりしませんが、1日中雨天走行した後に調子が悪くなりました。あくまで私個人の意見ではありますが、雨天使用は避けた方が、もう少しもちがよくなるのかもしれません。
便利なバイクインカムのメリット・デメリット
これまでインカムは必要ないと思っていた我々夫婦も、ついにインカムデビューし、その便利さを体感しました。
いまや、インカムなしではツーリングに行けない身体(?)になってしまったようです。
そんなインカムのメリットとともに、やはりここは気になるなというデメリットをお伝えしていきます。
すでにインカムをよくご存知の方は、ここはスルーしてくださいね。
バイクインカムのメリット
私が現時点で感じているメリットは、主に次の3点です。
- 同行ライダーとの意思疎通が図れることで、安全性が高くなる
- 同行ライダーと、リアルタイムで感動や驚きを分かち合える
- 眠気防止になる!
やはり、1番目の安全性がかなりを占めています。
「先導者のウィンカーがつけっぱなし」
「休憩はいつ、どこでする?」
「次の交差点はどっちに行く?」
これは、ジェスチャーでは限界がありましたので、インカムによりこういった不安は一気に解消されました。
ここには挙げていませんが、機種によってはスマホにつなげれば通話もできたり音楽が聴けるというのも、インカムの良い点だと思います。
デメリットとその対策
デメリットは次の2点です。
- ヘルメットに突起物ができて、少し邪魔に感じる
- 集中したい時やおしゃべりしたくない時に、少々うざったい(笑)
1番目の対策については、これはもう「こんなもんだ」と割り切るしかないですよね、そのうち慣れていくのでしょう。
2番目については、接続を切ってしまっています。オットがテンション高い時は、容赦なく切ります(笑)。
おわりに
初めてのバイクインカム「デイトナDT-E1」の使用感と、ツーリングにインカムが大変便利であることを語ってきました。
インカムを買おうかどうかを検討中であれば、使ってみて損はないと思うのでおすすめします。
どのインカムにしようかということは、様々なメーカーや機種はあるので悩みどころではあります。
自分にとって必要な機能とそれに見合った価格などを考慮しながら、たくさん悩んで決めていくのも、それもまた楽しみの一つですよね。
今回は、購入した「デイトナDT-E1」のみのご紹介となりましたが、つたない内容でも情報の一つとしてお役立ていただけたのであればとてもうれしいです。
これからも、安全に楽しいバイクライフを過ごしていきましょう。
ありがとうございました。