こんにちは。「元公務員」のもりこねです。
公務員を退職して、けっこうな年月が経ちました。
そして、このブログを開設し公務員記事を投稿して、まもなく4ヶ月になります。
そんなある日、ふと疑問に思いました。
- 元公務員」と名乗って公務員ネタを記事にすることを、私はいったいいつまで続けるつもりなのか?
- そもそも、なぜ公務員ネタを記事にしようと思ったのか?
今回はそんな正直な思いを記事にしますが、いかんせん徒然なるままのゆるゆる日記。
有益情報は皆無なうえに自分語り満載の内容なので、それでも読みたいと思ってくださる奇特な方(?)は、ぜひ最後までお付き合いくださいませ~(笑)。
なにも出せませんが大歓迎ですし、もしそんなことになりましたら、涙が出るほどうれしいです!!
そもそも公務員ネタを記事にしようとしたきっかけは?
公務員ネタを記事にしようかどうかについては、このブログを開設した際に悩んだことではありました。
それでも記事にした理由については、以下のとおり過去記事に挙げています↓
一応、ざっくりではありますが、公務員ネタを記事にしようと思ったきっかけを2つお伝えしていきます。
公務員時代の同僚に向けて
私は、公務員を退職後に、同じ職場に臨時職員として短期間勤務した経験があります。
その際、現役時代に同僚だった女性職員から、「仕事を辞めたい」と相談を受けたのですが、私はその気持ちに真摯に向き合えず、冷たい態度をとってしまったのです。
そんな自分を少々悔いていることから、独りよがりを承知のうえで、このブログで罪滅ぼし的なことをしたいと考えたのでした。
そして、公務員時代の数少ない親しい仲間から、公務の厳しい現況や職場環境のツラさを垣間見ることで、その気持ちに拍車がかかったというわけです。
僭越ながら、公務員経験者の1人として、心に寄り添える記事で応援の気持ちを伝えられたらいいな・・・
そんな極めて自己満足な動機です。
自分の失敗談が誰かの役に立てるかも
自分の失敗談が、どこかの誰かの役に立ってもらえるかも?という気持ちもありました。
公務員時代の失敗談から、退職までの一連の流れや退職後の生活や心境・・・
経験者だから語れる赤裸々情報をお伝えすることで、それを「反面教師」としてもらえたら、そんな過去の黒歴史も活かされるかと思ったのです。
なぜ公務員ネタの投稿に疑問が湧いてきたのか?
そんな感じでここまで公務員ネタを投入してきたのですが、ここへきてそれに疑問が湧いてきました。
それはどういうことなのかを、4点ほどお伝えします。
今さら「元公務員」と名乗ることが痛すぎる・・・
先にもふれたとおり、私は公務員を辞めてかなりの時間が経っています。
それなのに、今でも「元公務員」をウリ(?)にしてるなんて、自分でも痛いやつだと思っています。
自分は、いつまで過去を引きずっているのかなぁ。
大事なのは今なのに・・・
当時の「名刺」を捨てられずに、古くなってボロボロになっても持ってるような感じだよね。
それどころか、その名刺を出しちゃう自分っていったい・・・
だから、今も公務員記事を出すのに、けっこう勇気を出しているのです(笑)。
元公務員をいつまで名乗る問題(?)は、これが一番の理由かと考えています。
公務員ネタを書くのは膨大なエネルギーが要る
実は、公務員を記事にすることは嫌ではないのですが、他のジャンルの記事を作成するよりも、何倍もエネルギーが要ります。
そして、無意識に気持ちが入ってしまうのか、その当時の過去の時間にどっぷり浸かってしまうのか、そのほとんどが4,000文字超えの長文になってしまっています。
これでは、読者はとても疲れるのではないかと思っているのです。
さらに、自分自身のことを正直に言わせていただければ、過去を振り返ることはけっこうしんどい作業です。
それも相まって、私の記事内容は、論理性やら客観性からは程遠い感情丸出しの自分語りです。
自分も読者も疲れる記事を書き続けることに、ここ最近疑問が湧いてきてしまいました。
だれも頼んでいないんだから、だったらやめればいいじゃん!(←自分ツッコミです)なんですけどね(苦笑)。
有益で最新の情報を提供できない歯痒さ
私が公務員になったのは、30年以上前のはるか昔です。
ゆえに、有益で最新の情報が提供できないという歯痒さがあるのです。
- 在職中は人事部門を担当したこともないことから、公務員試験対策やら公務員の採用面接やらの経験や情報をお伝えできる術がない。
- 辞めて9年の歳月が経っていることから、現役公務員の方と触れ合う機会もめっきり少なくなり、現時点での活きのいい公務員情報は決して多くない。
私の公務員時代の記憶も、年ともにどんどん薄れていっております。
言いたかありませんが、最近の私自身が、ついに「(老化の)ゾーン」に入ったことを実感しました。
そんなわけで、有益な公務員情報を提供できないのに、つらつらと経験談を語るのというのは、歯痒さとともに、本当にこれでいいのかな?との思いにもなってきたのです。
記事内容がネガティブになってしまいがち
私が公務員を辞めたのは、「やりたくないことから逃げたかった」からです。
こちらも以前記事にしましたので、よろしければご覧くださいませ~↓
こんな感じで、記事タイトルからしてネガティブチックですよね(苦笑)。
公務員が楽しすぎて辞める人って、特別な事情がない限りはあまりいないのではないでしょうか。
退職するということは、どうしてもネガティブ要素がつきまといます。
私は、必ずしもネガティブがいけないとは思ってはいません。
ただ、あまりにも在職中の不平不満、愚痴や文句、悪口をブログ上で垂れ流すのは、読者にとっても、そして自分自身にとっても、精神衛生上よろしくないのではと感じています。
私のように50代にもなって、しかも退職して9年も経っているというのにそんなことをするというのは、無粋極まりないことを心得ているつもりです。
一応、なるべくそうならないように努めてはいますが、どうしてもマイナス方面に傾きがちになってしまうのは、どうにも悩みどころではあるのです。
やっぱり公務員ネタは続投!その際に意識することとは?
ここまで綴ってきまして、やはり公務員ネタはしばらく投稿することにしました。(←早っ!)
上記のように書き出してみたことで、気持ちの整理ができたとともに、公務員時代は決して否定されるものばかりではなく、ある意味貴重な時間であったことにあたらめて気づかされたのです。
そこで、これからはどんなことを意識して公務員ネタを記事にしていくかを、決意表明のようになってしまいますが、お伝えしていきます。
それは、なるべく心が軽くなるような記事作成を意識するということです。
私が公務員の記事を書くとなると、いきなりポジティブな内容にするには、少し難しいかもしれません。
でも、例えネガティブ内容だったとしても、最後の最後は「なんだかほっとした」「心が軽く楽になった」「少し元気になった」そんなふうに感じていただけるような記事を作成していきたいと思っています。
しかし、読者の方がどう捉えるかは人それぞれなので、正直難しいところではあります。
私ができるのは、それを目指しつつも、少なくとも自分自身がしんどくならないように、軽くて明るいを意識して記事を仕上げていくことです。
ただ、そうなることのお約束はできませんので、悪しからず・・・。
それから、これまで公務員ネタを記事にしてきて、実感したことをお伝えします。
それは・・・
どれだけ忌まわしい過去であっても、心をえぐられるような振り返りをしたことで、そんな過去の自分が救われたような気持ちになった
今の自分は、過去の自分を以前よりも否定しなくなりました。
これは、この公務員ネタを記事にしたことによるうれしい副作用です。
かなり自己満足ではありますが、この感覚をもっと味わいたいという思いもあって、引き続き公務員を記事にして行く予定です。
おわりに
「いつまで元公務員と名乗るのか?」
「いつまでブログで公務員ネタを記事にするのか?」
そんなふと湧いた疑問をもとに、つらつらと語ってきました。
公務員ネタを書きたいという気持ちとそれを書くデメリットとのはざまで、自分なりに考察した結果、今日のところはやはりこのまま書き続けることにしました。
公務員記事の更新頻度は下がるでしょうが、ぜひ引き続きご覧いただければうれしいかぎりです。
そんなオチにも何にもならない終わり方となりましたが、長らくのお付き合い、ありがとうございました。