こんにちは。
北海道ツーリングにハマり、これまで20回以上の渡道を経験しているもりこねです。
広い北海道の中でもとりわけ道東エリアが好きで、ここ数年はこのあたりだけをうろついているので、毎年同じ場所に「戻る」という感覚でさえあります(笑)。
そんなわけで、北海道ツーリングの思い出話を4回にわたってお届けしていきますが、今回は第2弾として、「お気に入りの風景」を記事にしていきます。
- おすすめグルメ情報
- お気に入りの風景 ←今回はコレ
- 利用したことのあるキャンプ場&宿
- その他イチオシ感動体験
前回のグルメ情報同様に、個人的な趣味嗜好になりますので、ご理解願います。
ちなみに、前回の記事はコチラです↓
雄大な北海道の風景を、一緒に楽しんでいただけたら幸いです!
道東エリアのお気に入りの風景
北海道は絶景の宝庫なので、お気に入りを風景を選ぶのにこれまた苦労しましたが、次のとおり5つを挙げてみました。
- 天に続く道展望台(オホーツク地方・斜里町)
- ナイタイ高原牧場(十勝地方・上士幌町)
- 摩周湖(釧路地方・弟子屈町)
- 屈斜路湖(釧路地方・弟子屈町)
- 多和平展望台(釧路地方・標茶町)
「ザ・王道」という感じでしょうか(笑)。
穴場的な場所を期待していた方にとっては、「な~んだ」と拍子抜けなのかもしれませんが、やはり何度行っても、いいものはいいんですよねー。
それでは、ひとつずつ見ていきます!
天に続く道展望台(オホーツク地方・斜里町)
いまや、オホーツク地方の観光名所のひとつとなった「天に続く道」。
その途中にあるのが、この「天に続く道展望台」です。
「名もなき展望台」ともいわれていますが(どっちが正式名称かはしらんけど)、ここから眺める風景がこれまた筆舌尽くしがたい。
防風林と畑が広がるその先には、オホーツク海を垣間見ることができます。
「天に続く道」は、斜里町峰浜地区を起点とした20km以上もの直線道路。
まさに天にも昇るような、はるか遠くにまでまっすぐに続く道。
それを眺めながらバイクで風を切って走るのは、感動体験そのものです。
そんな、すっかり人々を虜にした「天に続く道」ですが、そんな中で地味にいい仕事をしてくれているのが、この展望台だと私は思っています。
展望台そのものの写真撮影はしていないので、残念ながらここでは挙げられないのですが、なぜか駐車スペースからの風景は撮っていました。(ちなみに砂利道になっていますよ)
最後に1枚・・・
展望台でオホーツクの風に吹かれながら眺める風景で、身も心も洗われるようでした。
所在地:北海道斜里郡斜里町朱円東
駐車場あり(無料)
ナイタイ高原牧場(十勝地方・上士幌町)
十勝地方のライダーの聖地といっても過言ではないほど人気の高い場所が、このナイタイ高原牧場。
日本一の広さともいわれるこの牧場で、牛の放牧や雄大な十勝平野を眺めることができる一見の価値のある場所です。
そして、バイク乗りにとってなによりうれしいのが、牧場入口のゲートから頂上付近のレストハウスまでの約6kmにわたる「道」です。
ほどよいカーブが心地よい走りやすさももちろんですが、走りながら眺める景色が美しくて気持ちいい。
ヘルメットの中で、「わぁ!すごーい!」を連発し、さらに、うれしくて笑ってしまうほどです。
そして、視界がぱぁ~っとひらけて雄大な牧場が見えてこようものなら・・・そりゃアナタ、もうどんな言葉も無粋になりますよ(笑)。
ただ、上記の画像は天候に恵まれていますが、天気が急変して突然の雨に打たれることもありますので、ご注意のほど。(経験者)
最後に・・・
こちらが昔のレストハウス↓
そして、2019年にオープンした、こ洒落た「ナイタイテラス」の玄関です↓
個人的には(本当に個人的には)、昔のレストハウスが好みなんですけどねぇ。
台風でつぶれてしまったので仕方がありませんが、その後に建てられたプレハブのレストハウスも、それはそれでいい味を醸し出していてよかったんですけどね。(最初の画像の右端)
所在地:北海道河東郡上士幌町上音更
牧場入口ゲート開放時間:6月~9月は7:00~19:00 5月と10月は7:00~18:00
駐車場あり(無料)
レストハウス、トイレあり
摩周湖(釧路地方・弟子屈町)
北海道・道東の観光地といえば、その筆頭は「摩周湖」なのではないでしょうか。
摩周湖は、「第一展望台」から眺めるのがポピュラーなのでしょうが、私はいつも「第三展望台」からの摩周湖を拝んでいます(笑)。
なので、第一展望台からの摩周湖は1枚もなく、すべて第三展望台からの画像になりますので、ご了承くださいませ。
川湯方面からの上りカーブを走るとそこは第三展望台ですが、この道が好きなライダーもけっこういますよね。(私は上りはいいのですが、下りがちょっと・・・汗)
この展望台を利用する理由としては・・・
- 駐車場が無料
- 第一展望台と比べて人が少ない
- 第一展望台よりも標高が高い
- カムイシュ島(中島)がより間近で見られる
- 摩周湖を背にした反対側で屈斜路湖や硫黄山、藻琴山なを眺めることができる
- なんだかんだ風情がある
上から少しのぞき込むと、吸い込まれるような魔力・・・いやいや魅力を感じます。
「摩周ブルー」といわれる深く美しい青、これが多くの人の心を惹きつける理由だと思います。
何度もしつこいようですが(笑)、これでもかというくらいの「摩周ブルー」放出です。
カムイシュ島が、こんなに近くで、上から目線で(笑)見ることができます。
ちなみに、摩周湖の伏流水をいただける場所が、下りてすぐの美留和地域にあります↓
最後に1枚・・・
20年ほど前の第三展望台駐車場の様子です。当時の愛車は、セロー225Wでした。
ちなみに、「裏摩周展望台」は20年前に行きましたが、こちらも写真がございません~(涙)。
所在地:北海道川上郡弟子屈町
駐車場あり(第一展望台バイク200円(硫黄山共通)/第三展望台無料)
レストハウス、トイレは第一展望台にあり(第三展望台はなし)
屈斜路湖(釧路地方・弟子屈町)
弟子屈町にはもう一つの湖、「屈斜路湖」があります。
摩周湖は「青」、屈斜路湖は「緑」のイメージだと、どなたか旅人から教えてもらった記憶がありますが、なるほど、親しみがあっておだやかな雰囲気は、たしかに緑っぽいななんて思いました。
私事ですが、初めて北海道ツーリングをした際に、この屈斜路湖が大のお気に入りの場所となったので、北海道に上陸したならば、屈斜路湖を見ずに帰ることはできない身体になっています(笑)。
屈斜路湖の展望ポイントとしては、「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」が有名でしょう。
美幌峠までの道を、好んで走るライダーも多いです。(私はやはり、下りは苦手です・・・)
ただ、そこで声をかけてくれた地元の女性が、「美幌峠もいいけど、藻琴山から見る屈斜路湖が私は一番きれいだと思うんだけどねー」と教えてくれました。
ここがそうなのかはわかりませんが、上記の画像は「藻琴山展望駐車公園」から見える屈斜路湖です。(少し曇り空ですが・・・)
美幌峠よりも人が少ないので、落ち着いて眺めることができます。
そして、この藻琴山展望駐車公園からもう少しバイクを走らせると、「ハイランド小清水725」があります。
ここは、「雲海」でも有名な場所。
また、湧き水の「長命水」で喉を潤すことができますし、レストハウスでは軽食も味わえます。
レストハウスの裏手にある遊歩道を少し歩くと、屈斜路湖はもちろんのこと、知床連山やオホーツク海まで一望できるポイントがあるので、絶景を眺めながらしばしまったりタイムを過ごせます。
上記の画像もかなり古いのですが、シマリスが顔を見せてくれました。
近くで屈斜路湖を楽しむポイントとしては、砂湯(この項の最初の写真)と和琴半島があります。
両方ともキャンプ場があるので、朝、屈斜路湖を目の前にしながら淹れたての珈琲を1杯・・・なんていう贅沢も味わうことができます。(べつに珈琲じゃなくてもいいんですけどね、私が好きなだけで・・・)
上記画像は和琴半島。
散策路や温泉も楽しむことができて、こちらもまったり和琴タイムを過ごすことができます。
最後に1枚・・・
かなり昔の写真ですが、屈斜路摩周湖畔線、通称クッシー街道です。
走っている時は、意外と屈斜路湖は見えません(苦笑)。
でも、夏の緑の木々の中を走るのはとても気持ちがいいので、ここも必ず通っています。
所在地:北海道川上郡弟子屈町
展望:ハイランド小清水725、藻琴山展望駐車公園、道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠など
湖畔:和琴半島、砂湯など
駐車場はどこも無料
多和平展望台(釧路地方・標茶町)
最後は、「360°の地平線」でおなじみの多和平展望台です。
この日は天候に恵まれ、絶景を楽しむことができました。
「ザ・北海道」の風景の一つです。
キャンプもできるので、この日はそのままテントを張って「ここをキャンプ地」としました(笑)。
キャンプ場情報は、次回記事にしていきます。
そしてここは、先に挙げたナイタイ高原牧場同様牛を放牧しています。
動画じゃないのでわかりづらいですが、牛が全力疾走している姿は初めて見ました。(意外に速いんです)
子どもたちは「うしーっ!」と叫びながら喜んで一緒に走っていまして、そんな子どもたちの姿を眺めながら、平和でいいなぁ・・・としばし幸せを感じるひと時を過ごしたのです。
所在地:北海道川上郡標茶町上多和
駐車場あり(無料)
レストハウス、トイレ、キャンプ場あり
おわりに:北海道は絶景の宝庫
北海道の道東エリアのお気に入り風景を、かなりの独断と偏見で5つ挙げてみました。
今回紹介した場所に限らず、北海道が絶景の宝庫であることは、私などが語らずとも周知の事実でしょう。
北海道が人気の理由は大自然との一体感だと思うのですが、人類はやはり自然とともに生きるのが「自然」であることを、最近とみに感じます。
そして、大自然の恵みも厳しさも心得ているこの地に住む方々には、尊敬の念を抱かずにはいられません。
いつも気持ちよく走らせていただき、ありがとうございました。