そのへんの50代主婦だって「人生はネタだらけ」

公務員を辞められない3つの心理・他人軸と依存心ともう1つは…

公務員
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こんにちは。元公務員のもりこねです。

仕事辞めたい・・・

いきなりネガティブな雰囲気にしてしまい、スイマセン・・・。

でも、そうやって年中つぶやいている公務員が多いにも関わらず、実際に辞める人はとても少なく感じています。(最近は増えてきましたけど)

こういう人たちのことを、私がいた職場では「辞める辞める詐欺」と言っていました(笑)。

私もこの詐欺を働きながら(?!)結局20年以上も居座っていましたが、辞めたいと思いながらもなかなか辞められなかった理由が、退職後しばらく経ってやっとわかってきました。

それは、次に挙げる3点です。

1:他人軸

2:依存心

3:自己肯定感の低さ

実は私は、これらとは真逆のことを意識していれば、そのまま公務員という仕事を自信と誇りを持って続けていたのかもしれないし、退職したとしても、その後の人生がもう少し違ったものになっていたのかもしれないと思っているのです。

なので、公務員を辞める辞めないに関わらず、今回の記事を反面教師として役立てていただければとの思いで、これから私の恥ずかしい体験談を公表していきます。

「どういうこと?」と思ってくださった「あなた」に向けて、そして「過去の自分」に向けて、一つ一つお伝えしていきます。

前置きが長くなりましたが、心してどうぞ〜(笑)。

理由1:他人軸だった

最近よく耳にする「他人軸」という言葉ですが、対義語は「自分軸」です。

例えば何かを選択する時の判断基準や価値基準が・・・

自分軸:自分がどうしたいのか、自分はどうありたいのかという「自分」のものさし

他人軸:他人はどう思うのか、世間がどう評価するのかという「他人」のものさし

これまでの私の人生は、まさにそのほとんどを「他人軸」で生きていました。

他人軸は、人間社会で生きていく限りすべてをなくすことは不可能でしょうし、多少なりとも必要な部分でもあるとは思います。(他人を思いやる気持ちとか、協調性?とか・・・)

それでも、あまりにも度が過ぎる他人軸だと、自分の人生なのに他人のために生きているようなもので、それなのに報われたためしがないという悲劇を迎えてしまいます。(経験談)

今でこそ少しずつ自分軸にシフトするよう動いてはいるものの、この刷り込まれた(?)「他人軸」というものは、なかなか手強くしぶといものです。

そのよい事例として、私が公務員時代に仕事を辞めたいとちょっとでもぼやこうものなら、次のような言葉が矢のように飛んできて、それにいちいち影響を受けていたのです。

・公務員を辞めるなんてもったいない

・公務員を辞めるなんて考えが甘い

・公務員は楽だし安定しているのに辞めるなんておかしい

今なら、「よくもまあ判で押したような言葉が、次から次へと出てくるもんだわ」と笑ってスルーできますが(笑)、在職中はけっこうまともに受け止めていました。

「やっぱりそうだよねぇ・・・辞めるなんて考える私がおかしいんだよねぇ・・・」と軽く凹んでいたものです。

さらに畳みかけるような破壊力抜群(?)のこの言葉で、辞めることを考えるのを「やめる」ことになります(笑)。

(公務員を辞めるのは甘い考えであると)みんな思っているよ

あなたのためを思って言っているんだよ

そんな人たちの言葉を鵜呑みにしていた私は、完全に他人軸の思考停止状態に陥っていました。

これらが、嫌なことをやり過ごすのにはもってこいの一番「楽」な方法だったんですね。

たしかに「諦める」というのも一つの考え方でもあるし、「痛み止め薬」のようにこういった対処療法が必要な時もあります。

しかしながら、メンタル面の負担は「その時」は軽減されたように感じるものの、本心から納得していないことからまた同じことを繰り返す・・・という負の無限ループになるのです。

でもこれは、そんな言葉をいう他人が悪いのではなく、他人軸で思考停止な自分に問題があったことに、辞めてから気づかされることになるのです。

公務員を辞めたことは後悔はしていませんが、他人の目ばかり気にして、自分はどうしたいのかを自分の頭で考えようとしていなかったことに後悔しています。

公務員を続けるにしても辞めるのしても、その当時の自分に会えるのであれば、次の言葉を投げかけたいです。

自分がどれだけ他人の目を気にしても、他人は自分などに注目なぞしていない。自意識過剰!

これからは「自分のものさし」を判断基準にしていかないと、ますます生きづらくなる。

自分の頭で考えて行動する癖をつけよう。

思考停止になるな!いくら楽でもそれだけはするな!!

理由2:依存心旺盛

「依存心旺盛」なんて言葉おそらくないのでしょうが、そんな言葉を使いたくなるほどに、当時の私は公務員という組織にどっぷり浸かり、依存をしまくってました。

これまでの公務員は、たしかに守られていました。

安定している(企業のような倒産の心配がない)

給与は少しずつでも確実に上がっていく(遅配もなければ下がることもない)

・与えられた仕事を粛々とこなしていけば辞めさせられることはない(クビにできない)

だから世間から、「辞めるのはもったいない」「考えが甘い」という発想が出てくるのですよね。

ただ、これからの激動の時代に、これまでのような公務員安定神話がまかり通るのかどうかは、私はいささか疑問に思っています。

少なくとも、私のような「組織に依存するような心持ち」では、公務員を続けていくにしても、転職や起業をするにしても、なかなか厳しいのではないでしょうか。(経験談)

実は在職中の私は、「自分は経済的には自立をしているから依存なんてしていない」なんて思っていたのですが、精神的な依存をしてたということに、退職後に気づかされます。

仕事に対して、いつも「お客様気分」で「当事者意識」が全くないということを、公務員を退職後に新たに就いた職場の上司から指摘されたのです。

自分としては真面目に一生懸命やっているつもりだったのですが、それは人から言われたからそうしていただけで、自分ならどうするのかという思考やそれに伴う行動をしていなかったのです。

「与えられたことをしっかりやっていれば大丈夫なんでしょ」という、組織に対する甘えがそこにはあったのでした。

ただ、公務員時代の同僚には、自分の得意分野を生かして仕事をより効率よく便利にするためのアイデアを提供してくれていた優秀な職員がいました。

別に誰に言われたわけではなく、ただ自分が少しでも楽に早く仕事がしたいという思いで行ったことですが、なんだか楽しそうでした。

それが、周りの職員をも助けることになったのです。

さらに、その職員自身のスキルもますます身につくことになるのです。

クリエイティブとは程遠いと思われがちな事務系公務員ですが、「これってもっと簡単にできないのかな?」「自分だったらこうするのにな」というふとした疑問や思いつきをスルーせずに大事にしていくことから、何かが変わっていくのですよね。

公務員在職中の過去の自分に伝えたい!

・「与えられた仕事さえしていればいい」という依存心から抜け出そう。

・「自分だったらどうする?」というような当事者意識で仕事をすることで、仕事が面白くなり、それが周りをも助けることになる。

・複数の収入源を確保できるような準備をしておこう。(スキルを身につける)

理由3:自己肯定感の低さ

私は、はじめから落ちこぼれ公務員という自覚があったことから、自己肯定感の低さは半端じゃありませんでした。

バブル期の高卒入省で、さらに年度途中の補欠採用です。

さらにさらに、入省した職場に採用されるまでは、いくつもの省庁の採用面接を受けており、ことごとく不採用となっていたのです。(こんな人、います〜?)

しょっぱなから、自己否定感満載です(笑)。

そんな感じだったので、私を「拾ってくれた」職場に、感謝の思いがありました。

そして、こんな私をほかにどこが雇ってくれるのか?という思いが、心に奥底に刻まれながら過ごしていたのです。

・公務員を辞めてもどこもつとまらない

・公務員は使えない

人間というものは、視線を向けた方向に進んでいくものです。

こんなふうに思いながら長年過ごしてれば、本当にそういう方向に行ってしまいますよね。

今なら、それも「ネタ」として笑い話にできますが、闇は相当深かったです。

いつも自信がなくて、自分を認められない。自分を認められない人を、誰が認めるのでしょうか(笑)。

私はこの件については、公務員を辞めて気づいたことがあるのです。

それは、自己肯定感が低いことをネタにして、逆に他人の気を惹きたかったということです。

「そんなことないよ〜」と他人から言ってもらうことで、自分を保っていたのです。

「自分なんて・・・」と自己否定したり自己卑下の人と関わるのはめんどくさいし、なにより話していて、おもしろくもなんともない。

そのうち相手にもされなくなりますよね。

そして、誰も自分を認めれくれないと他人に依存する時間があれば、自分で自分を認めるのが一番手っ取り早いということもわかりました。

よく使われている言葉ではありますが、やはりこれが真実なのでしょう。

自己肯定感が低かった公務員時代の自分に伝えたいことは・・・

・自分を認めず肯定できない人を、誰が認めたいと思う?

・あまり自己否定し過ぎると、面倒くさがられて人が離れていくよ。

・公務員以外でつとまるかつとまらないかなんて、やってみなきゃわからない。

おわりに

私が公務員をなかなか辞められなかった3つの理由について、赤裸々な体験をもとに綴ってきました。

なんだか自分を慰めるような自分の過去を救うような、そんな記事になってしまったことは否めません。

それでも、同じように悩んでいる方にほんの少しでも刺さるようなものがあったのであれば、こんな恥ずかしい記事をアップした甲斐があるというものです(笑)。

ありがとうございました。

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