私の人生後半のテーマは、「面白おかしく生きる」ことなので、暇なのかと思われそうですが、常に自分にとっての面白いことを探してアンテナをはって暮らしているつもりです。
そんな中で、以前知り合った大阪出身のある女性(Aさん)から、笑いの精神といいますか、ボケとツッコミの美学のようなものを垣間見まして、それにいたく感激したことがありましたので、今日はそんなお話をしていきます
ボケとツッコミの目的は「目の前の人を笑わせたい」


地元大阪にいる際には、友人とのボケとツッコミの会話を、ごく普通の日常として楽しんでいるAさん。
そのボケツッコミ会話は、友人同士の間だけで楽しむのではなく、例えば多くの人が利用している電車の中でも繰り広げられるとのこと。
そのAさんが、友人と電車に乗り込んで、2人並んで吊り革につかまったとします。
そこで、自分たちの目の前に「人が座っている」のだとしたら、ここぞとばかりに「あること」をするのだそうです。
そのあることとは
目の前に座っている人に、わざと聞こえるような声で、ボケとツッコミの会話を展開する
で、そのボケツッコミの会話に対して、笑いのターゲットにされた目の前の座席にいる赤の他人が、クスッと笑おうものなら、Aさんは心中で「やった!」とガッツポーズをするそうで。
なんでそんなことをするの?という疑問が湧いてきますが、ただ単に「自分の目の前にいる人を笑わせたい」ということだけのようなのです。
人を笑わせたいという想いと行動に「ボケとツッコミの美学」を垣間見る


そんな電車内でのボケツッコミエピソードを聞いた私は、なんと高度なお笑いセンスの持ち主なのかと思いました。
お笑いを仕事にしているわけでもないその彼女たちが、ついさっき、たまたま目の前に現れたばかりの名前も知らない赤の他人を笑わせているという事実。
しかも、事前にネタの作り込みをしたわけでもなく、ほんまもんの即興で笑わせるなぞ、アドリブが苦手な私からすれば神とも思える所業。
ただ、会話に関して、「子供の頃からボケとツッコミを求められる」「オチをつけるのは当たり前」という厳しい(?)環境で育ってきたというAさんなので、なるほどたしかに!と納得できた部分もあるのです。
ここでふと、人を笑わせるにはどんなことが必要なのかな?ということを、Aさんの考え方や行動を振り返りながら、自分なりにまとめてみました。
- 周りを冷静に観察できる
- 自分自身も客観的に見ることができる
- 心に余裕がある(たとえ余裕のない状況であったとしても、その過程さえも面白がって楽しんでいる、やはり冷静で客観的な思考)
- 豊富な人生ネタ(特に挫折経験や失敗談)
- 小学生でも理解できるように伝えられる言語能力
- オチが美しいとなおよし(←自分何様?)
それから、これら以外にもう一つ、自分の目の前にいる人、自分の目に映る人が笑ってくれたのなら、自分も笑えてしまうということを、本能的に知っているのではないかなとも思いました。
人は自分の鏡と言われますし、自分が今見ている世界は、結局は他の誰でもない自分自身が作っているといわれていますからね。
なんだかんだいってきましたけれど、「目に前にいる人を笑わせたい!」というその想いと行動それ自体が、私にとっては尊敬に値します。
そんな彼女たちからは、「ボケとツッコミの美学」というものを垣間見た気がしたのでした。
まあ、これは単なる私の持論なんですけどね。
目の前の人を笑わせることで自分の目に映る世界はどうなる?


Aさんたちのボケとツッコミに対して、ついつい笑ってしまった目の前に座っている人は、間違いなくその瞬間を楽しめたのではないでしょうか。
もしかしたら、悩みや不安などを抱える状態だったのかもしれなくて、そうであったなら、そんな通りすがりともいえるボケツッコミで思わず笑ってしまったことにより、気持ちが軽くなったり、救われるような思いになったのかもしれません。
その電車の車両すべてとはいえないまでも、少なくとも、ボケとツッコミを展開した彼女たちのいる半径1m?2m?(もっとか?)の範囲内では、笑いに包まれたあたたかくて優しい空気が流れていたんじゃないかと、私は確信さえしているのです。
約15年間、地獄の満員電車で通勤をしてきた私としましては、そんな彼女たちのような人がいる車両があれば、喜んで乗りますよ(笑)。
女性専用車両だとか男性専用車両ならぬ「お笑い専用車両」なんていうのがあれば、たとえ満員電車であったとしても、朝から気分が上がって、仕事に行くことや電車に乗ることが楽しみになるのかもしれません。(はい、単なる妄想ですし、そんな思いつきなどちっともおもろないわ!という声も聞こえてきそうですな)
とかく人というのは(もちろん私も含めてですが)、必要以上に過去を悔やんだり、未来を心配することに時間を費やしがちです。
そんな経験から得た教訓として、最近ではできるだけ、今この瞬間瞬間を大切にして生きていくことを意識するようになりました。(なかなかに難儀はしていますが)
だからこそ、こんなふうに思っています。
未来を笑いたければ、今のこの瞬間の自分を笑うこと
そして、半径1m以内にいる人とか、目の前にいる大切な人を笑わせること
ここからはじめていくことで、自分の目に映る人モノコトは、自分がこうありたいと望む世界として現れてくるんじゃないのかな〜と。
今回の彼女たちのようなボケツッコミの美学が、この電車内だけでなくそこかしこで繰り広げられることを想像した時に、めちゃくちゃ面白い世界になるんじゃないのかなと、ひとり密かにワクワクしていたりします。
先ほど「笑わせるために必要なモノコト」なんて偉そうにいろいろごちゃごちゃと挙げてしまいましたが、本当はもっと単純でいいと思うんです。
たとえば人にちょっと笑顔を向けるだけでも、自分の目の前の世界が一瞬にして変わったことを、私も経験していますので。
笑うこと自体、さまざまな健康効果があることは今さら私がいうまでもないことですが、それも含めて、笑いというのはやはり世界を救うんだと、この彼女たちのボケツッコミ話を聞いて改めて感じました、というそんな話でした。
おわりに


ということで、生きていればまあいろいろありますが、そんな苦悩ともがっつり向き合うことによって、それもいつか笑いのネタにできることでしょう。(ほんとにちょっと何言ってるかわかんない・・・)
そうやって面白がって生きていくことを目指しつつ、同じように面白がって生きている人たちと繋がっていけることを願って、このあたりでお暇したします。
あぁ、今回もオチがイマイチでしたわ。。。