こんにちは。もりこねです。
12年前から、メインマシンはカワサキのW650です。
この排気量では大型バイクとは言えない!なんて思う人もいるのでしょうが、私の考えとしましては、大型自動二輪免許がないと乗れないバイクという理由から、大型バイクであると認識しています。
それはさておき、そのへんの50代主婦である私は、いわゆる大型バイクであるW650に乗ることが、最近しんどくなってきました。
なぜそうなったのかというエピソードとともに、次のメインマシンを何にするのかを、うだうだと考えた結果をお伝えします。
ここまで書いて、今回のこの記事は、なんの役にも立たないただの不毛なボヤキで終わってしまう可能性が大だと気づきました。
それでも、同世代の女性ライダーと「心の交流」ができたらという淡い期待を抱きながら、ゆるりと綴っていきます。
大型バイクがしんどいエピソード
「今のメインマシンであるW650に乗ることがしんどい・・・」
ほとんどボヤキともいえるそんな「しんどいエピソード」を、4つほど挙げていきます。
なるべく停止したくない心理
低速走行やバイクを停める時に、以前よりもふらつくことが多くなった感があり、もしや立ちゴケするんじゃないかと不安に思うことがあるのです。
それゆえ、信号待ちや一旦停止場所で、バイクを停止したくないという心理が働くのです。
Uターンなんて、恐怖以外のなにものでもありません。(それでもバイク乗りかっ!!)
バイクに乗るたびにそんな思いになるのはちょっとしんどいですのですが、その気持ちがわかる人は、いったいどれだけいらっしゃるのでしょうか。
停止の際のふらつきは、操縦に慣れるまではどんなマシンでも変わりはないのかもしれません。
ただ、12年の付き合いのW650でこの状態ですので、なぜ今さら・・・という感が否めません。
この原因は、「バイクの重量」にあるのではと私は思っています。
若い頃と同じような生活習慣であれば、年齢とともに、体力、筋力が低下してしまうのは必然でしょう。
もう少し軽いバイクに乗り換えた方が良いのではないか・・・そんなことが頭をよぎっています。
そして、それ以上に、私自身のライディングテクニックの低下(これ以上低下してどないする?)も大いにあるのではとも分析しています。
立ちゴケが増えてきた事実
上記の続きとなりそうですが、実際に立ちゴケが増えてきました。
今回の北海道ツーリングでは、旅の途中に二度も立ちゴケをしています。
「こけたな!これまで、北海道ツーリングでは一度もこけたことがないのに!!」
「!・・・二度もこけたな!」
・・・的な感じです。(なんのこっちゃ?)
一度目は、過去記事にも挙げていますが、ナイタイ高原牧場で左側からマシンに跨って右に足をつこうとした際、マシンが右に倒れました↓
二度目は、帰りのフェリーを降りて、フェリーターミナルの駐車場に停止した時に、エンストをしてその弾みで車体がぐっと動き、それを支えきれずに左に倒しました。
オットがいうには、2回とも私の悲痛な雄叫びが辺り一面響き渡り、かなり恥ずかしかったようです。
これまでエンストをこいても支えることができていたのに、それができなくなってきました。
多少マシンが傾いても、体勢を整えることができていたのに、それができなくなってきたのです。
そろそろ潮時なのか?と真剣に考えはじめたのでした。
年々取り回しが重く感じられる
先ほどから、マシンが重いと言っておりますが、W650の重量は230kg程度です。
でも、これを重いとみるかそうでもないのかは、その人の体力、筋力、腕力、精神力?などなどによるでしょう。(特に、男性は軽いという意見が多いのは承知の助です)
年齢や性別を言い訳にはしたくないのですが、50代女性の私にとっては、歳を追うごとに、それが「重い」と感じられるようになってしまったのです。
低速走行や停止の時でもそうなのですから、バイクを押して歩くのは、そりゃもうけっこうなしんどさでございます。
特に、もともとが文化系かつ根性なしなので、暑い夏の日に炎天下での取り回しは相当にキツイのです。
「じゃあ、なんでバイクに乗ったんだ!?」というツッコミはなしということで、切にお願いいたします・・・
車検代・保険代などの維持費
これまでとは、また違ったテイストのしんどさでございます。
バイクに乗り続けるということは、なんやかんやと費用がかかります。
整備代やガソリン代などはまあよしして、保険代についても今の世では致し方ないでしょう。(かなり安くなってますし)
一番解せないのは、「車検代」です。
2年に一度の車検。
250㏄超のバイクは、もれなく車検。
1台につき、50,000円弱かかる車検。
2年に一度です。(大事なことだから2回書きました)
W650のメインマシンとともに、オットと共有のSR400も車検に加わっているので、いくら四輪車に比べて代金は安いといっても、なんだかなぁ〜と思います。
定期的に整備してるのになぁ・・・(オットが)
車検、2年に一度、必要かー?(しつこいな)
この制度、なんだかおかしいぞ!なにか裏があるな!?(そっちへ行くんか?)
おっと、失礼!
これは完全にぼやきでしたね。
メインマシンを何にするかを検討してみた
今のメインマシン「W650」がしんどくなってきたということで、では次のメインマシンを何にするのかを頭の中で巡らせてみました。
それを、ここで挙げていきます。
かなり個人的な事情ですし、どこの誰だかわからない人の脳内など興味がないという方は、スルーしてくださいね(笑)。
ちなみに、バイク選びの基準が「北海道ツーリング」であることを前提としています。
既存のヤマハSR400をメインマシンにする
まずは、W650を手放し、今あるSR400をメインマシンにする、ということを考えました。
そうなれば、1台分の車検代や保険代、メンテナンスなど諸々の維持費は削減できます。
この方法は、W650を入手する前に戻るだけであり、このマシンで北海道ツーリングにも行ったことがあるので、一番現実的ではあります。
しかし!
ここ最近、SRの「キック始動」や「振動」がこれまたしんどくなってきました(苦笑)。
W650に比べれば軽量なので、市街地でも気楽に走れるのはよい点です。
でも、エンストしてしまうとキック始動となってしまうため、信号待ちや低速走行が多くなる街中では、精神的にもちょっとしんどいです。
高速道路走行についても、なかなかの振動です。
そして、マシンを転倒させてしまったら、美しい形状のSRを傷つけてしまいます。
・・・と、ボヤいてばかりですが、SR400をメインマシンにすることは、今後の優先順位としては低いという結論なのです。
ちなみに、過去にSR400について語った記事をあげていますので、よろしければ覗いてみてくださいね↓
既存のヤマハセロ−225Wをメインマシンにする
では、車検のあるW650とSR400を手放して、我が家にある25年以上前のセロー225Wだけにすれば、車検がなくなり、かなりの維持費削減になります。
以前から身軽になりたいと思っていたので、ついにその時がやってきたのでしょうか?
セローのよさは、軽くて操縦するにストレスがなく、とても気持ちが好いライディングができるというところです。
オフロードバイクであるセローは軽快であり、どんな道なき道でもひょいひょい行けてしまいます。
街乗りやロングツーリングはもちろんのこと、災害時にもセローが大活躍(不謹慎な表現かもしれませんがお許しを)しているほどなので、まさに万能な神バイクです。
ただ、我が家のセローは、25年以上経過している老体マシンなので、なんやかんやガタがきています。
このバイクで、北海道ツーリングはちょっと心もとないというのが正直なところです。
ということで、セロー225Wをメインマシンにするという選択も、可能性としては低いという結論です。
新たにツーリングセローを購入しメインマシンにする
ずっと考えていたことは、W650とSR400を手放し、今一番欲しいバイクである「ツーリングセロー」を購入する、ということです。
そうすれば、北海道ツーリングにも対応できます。
セロー2台持ちになりますが、車検はかからず、税金も安く、維持費はぐっと減ります。(なんか金のことばっかですな・・・汗)
メンテナンスだって、楽になります。(オットが)
ただ、ツーリングセローはすでに生産終了していますので、入手できるのかどうか・・・。
中古という線も、考えてはいます。
とはいっても、いくら装備がプラスされたバージョンといえども、本体価格が60万円近いとは!
最近のセローは、お高いですね。
いや、セローに限らず、バイクは高くなりました。
インジェクションだとかABSだとか、いろいろあるからでしょうねぇ。(なんだかざっくりでスイマセン)#
といいますか、バイク全般というよりも、「250㏄」が高いのでは?という疑問にぶちあたりました。
いくら車検がなかったとしても、昔安く買ったマシンを手放してまで、250㏄を手に入れるのか・・・?
これはもう少し、検討してみる余地がありそうです(苦笑)。
当面は「現行のまま」という結論
そんなこんなで、W650に替わるメインマシンを検討してみました。
しかし、妙案が浮かばず、結局はしばらくの間は今のまま、W650を乗り続けるという結論に至りました。
しんどいなら乗るのはやめろ!なにかあれば周りに迷惑だ!!
そんな声も聞こえてきそうですが、現行のままにした理由が私なりにありますので、それを挙げていきます。
愛着が湧いてしまっている
W650とは、12年の付き合いです。
すでに愛着が湧いてしまっており、手放す手放すと口では言ってはいるものの、本当にそれができるのか、現時点では正直自信がありません。
私にとって、これ以上いいマシンはないと思っています。
カワサキ製なのに(?!)、故障も錆もない。
けっこうムラのある走りをしているし、立ちゴケもたくさんしているし、かなりほったらかしにしているのに、こんなヘタレライダーが乗っても、素直によく走ってくれます。
カワサキなのに(?!)、こんなにいいマシンはないでしょう。
周りの人からは、「ファイナルエディションなので、手放すのはもったいないよ」とも言われますし・・・ねぇ・・・(汗)。
こちらも、過去に挙げたW650の記事です↓
50歳以上の女性で大型バイク乗りが少ない
私と同世代の女性で、現役の大型バイク乗りは、いったいどれだけいるのでしょうか。
同世代ライダーといえば、男性がほとんどです。
年齢に関係なく、女性ライダーを見つけるだけで小躍りしている私ですが、休憩場所で「おそらく同世代だよね?」と思わしき女性ライダーを見かけると、脳内が狂喜乱舞状態で、声をかけたい衝動に駆られます。
女性ライダーの割合は、男性8:女性2くらいだと思っていたのですが、もう少し調べてみたところ、もっと女性の割合が少ないことがわかりました。
50代以上の女性であればなおさらであり、しかも大型バイク乗りとなると、さらにさらに少なくなります。
以前、大型二輪免許を所持している50代半ばの女性とお話をする機会があったのですが、50歳になってからは、大型バイクから250㏄に乗り換えたとのことでした。
体力的に厳しくなってきたのが、その理由だそうです。
・・・やはり、そうなんですね。
私にも、いつその日がくるのか・・・
いや、もう、その日が来ているのか・・・
・・・・・・
でも、ですね。
私は、あともう少しだけ乗ってみようかと思っています。
あまのじゃくな変わり者なので、どこまでできるか試してみたいというのもあるのです。
やはりここでも、こんな声が聞こえてきます。
そんな見栄っ張りの自分勝手な理由で乗るのはやめろ!
なにかあって人に迷惑かけたら、どーすんだよ!!
もちろん、身の丈にあったマシンで事故なく安全に操縦することは、バイク乗りとしての最低限のマナー、ルール、常識、たしなみ?であることは承知しています。
だからこそ、マシンはもちろん自分の身体のメンテナンス、体力作りにも、今まで以上に目を向けていきたいと思っていますし、実際そのように動いているつもりなのです。
50代主婦が大型バイクに乗り続けためにしているメンテナンス
ということで、50代の主婦が大型バイクに乗り続けるためにしている身体のメンテナンス、体力作りを、ここでご紹介します。
私は若い頃から、定期的な運動習慣はありません。
そして、身体能力が高いわけでも、持久力があるわけでも、身体が柔らかいわけでもないので、筋トレやジョギングはもちろん、ヨガ的なことも一切できないのです。
せいぜい、週に1、2日ほどウォーキング(ほとんど散歩)をする程度でしょうか。
そんな私が、今年の春から継続しているものは「ラジオ体操」です。
毎日というわけではないのですが、けっこうな頻度で、ラジオ体操の第1、第2をしています。
そして、その後には・・・
「自衛隊体操」です。
体操といえども、真剣にやると息切れがするほど激しいので、必ずラジオ体操でウォーミングアップをしてからやるようにしています。
元自衛官かざりさんのYouTube番組「かざりぷろじぇくと」より「自衛隊体操」です↓
この体操を定期的にやるようになって、本当に痩せました!(注:個人の感想です)
その後、余裕があれば、同じかざりさん番組にある「ダイナミックストレッチ」をしています。
ストレッチに苦手意識があったのですが、とても簡単で無理なく続けられています。
また、この「ダイナミックストレッチ」の肩甲骨バージョンを続けていたら、肩コリが和らいだのですよ。(注:個人の感想でっす!)
体力作りの一環として、これらの運動を今後も無理なく定期的にしていきたいです。
それとともに、できるだけ良質な睡眠や食事、ストレスフリーな生活を心掛けることで、大型バイクに乗り続けられる身体を保てたらいいなと思っています。
あ、そういえば、アロマテラピーやマッサージも、身体だけでなく心にも欠かせないメンテナンスですよ。
おわりに
大型バイクに乗るのがしんどくなってきた私のただのボヤキであり、個人的なバイク事情を書いただけの、かなーり無益な記事になってしまいました(苦笑)。
それでも、女性ライダーの特に同世代の方から、「バイクがしんどいと思うのは私だけじゃないんだ」とか「50代でもなんとか乗り続けている女性がいる」なんてことで、安心材料の一つにでもしていただけたら、涙が出るほどうれしいです。
しばらくは、一応は大型バイクであるW650に乗るつもりではありますが、「しんどい」が続いたら、過信はせずに潔く大型バイクをおりる覚悟はすでにできています。
大型とか中型なんていう排気量に関係なく、これからも楽しく安全にバイクに乗り続けることが、今一番の望みなんですけどね。
ありがとうございました。