無農薬の米作りをはじめて3ヶ月が経過した2024年の9月、翌月に稲刈りを控えた田んぼには稲穂がなびいています。
がしかし、そんな天塩にかけて育てたかわいい稲たちを、虎視眈々と狙っている輩がいるのです。
そう、鳥です!スズメたちです!!
ということで今回は、毎度お馴染み(?)の草取りともに、田んぼに鳥よけを施した様子をお伝えしていきます。
「スズメさんがついばむということは、それだけ美味しいお米なんだよね」・・・なんて捉えられるほど、私は寛大ではありませんので、大切な稲たちを守るために、最善を尽くしますよ(笑)。
8回目の草取り&鳥よけ糸を施す(田植えから84日目)
9月の第2週目に、8回目の草取りと、鳥よけを施しました。田植えから84日目です。
まずは、11時30分頃の田んぼの様子です。
前回よりも、しっかりと穂が出ています。嬉しいですね。
おお。これぞまさに「稲穂」ではないですかっ!
ド素人がここまで辿り着けたというその事実が、我ながら驚きです(苦笑)。
シオカラトンボ(たぶん)が、遊びにきていました。
この無農薬の田んぼには、これまでにも、オタマジャクシ→カエル、アメンボ、クモなどさまざまな生き物たちが顔を見せてくれていました。
それなのに、蚊やカメムシがいないのが不思議なのです。
こうして、しばし稲穂を愛でるものの、いつまでも眺めているわけにもいきません。スズメさん(別名:チュン様)対策を急ぎましょう!
この後、昼食を兼ねて、近所のホームセンターへ足を運び、鳥よけ専用の糸を購入しました。
そして、13時に再度田んぼへ。
糸を張った場所は、田んぼの区画4辺です。四隅にポールが立てかけてるので、それを利用して糸を貼りました。
さらに、真ん中でクロスです。
ぱっと見わからないので、チュン様がおっかながって、もう二度と来てくれなくなるといいなぁ〜と。(糸に引っかかって、痛い思いをしてもらいたくないですからね)
こんな感じで糸を張った後は、軽く草取りです。
大きく成長してしまった「チョウジダテ」と「ヒエ」を、容赦なく取っていきます。
そんななか、誤って稲を取ってしまうという由々しき事態が!
こちらは、自宅に持ち帰って、絶賛水耕栽培中です(笑)。
そんなこんなで、とりあえず糸を張ってみたのですが、これで効果があるのかどうかはわからぬまま、14時頃に撤退しました。
チュン様、どうかお手柔らかに。。。
9回目の草取り&鳥よけ糸の追加(田植えから98日目)
9月の第4週目に、9回目の草取りをしました。田植えから98日目です。
さらに、鳥よけの糸を追加したのですが、その理由は、この田んぼを管理してくださっている農家のSさんから、「田んぼでチュン様(スズメたち)が怪しげに戯れている」との情報が入ったからです。
ということで、まずは田んぼの様子から。
緑だった稲穂も、だんだんと黄金色になってきています。
そして、我が区画の田んぼには、チュン様にかじられた様子もなさげで、ほっとしました。
それもこれも、田んぼの真ん中にある赤い鳥よけカイトが、いい仕事をしてくれているからではないかと。
こちらは、農家のSさんが、ご自分の区画に仕掛けて下さったもの。このカイトの勇ましさに、きっとチュン様たちも恐れをなして逃げていくことでしょう。
さて、我々の田んぼの稲たちは、こんな感じ。お米になる日が、刻一刻と近づいているように思え、期待が高まります。
このまま順調に育ってくれればいいのですが、そのためにも、まだまだ除草は続きますよ。
お馴染みの「ヒエ」と「チョウジダテ」も、いまだに元気いっぱいですからね。容赦なく、ハサミで取っていきますよ。
・・・と、またもや、貴重な「稲穂」を刈り取ってしまいました。
前回同様、こちらも自宅で水耕栽培です。
そして、防鳥対策を強化していきます。といっても、張る糸を増やしただけなんですけどね。
通路側に、これでもかというほどの糸を追加しまして、チュン様を遠ざけますよ。
はい、ということで、今回の草取りと鳥よけ補強は、これくらいで。
その後は、しばしかわいい稲穂たちを眺めて、悦に入っておりました。
最後に、農家のSさんが仕掛けてくださったもう一つの鳥よけをご紹介。
そう、「かかし」です。
戦国武将がモチーフのようですが、なんとも味がありますよね!
次回予告:いよいよ稲刈り
9月の草取り&鳥よけ対策の様子をご覧くださり、ありがとうございました。
次回10月は、ついに「稲刈り」です。
カマで稲を刈り→それをワラで束ねて→稲干し器具に掛ける(ハザ掛け)・・・という一連の作業を、すべて「手」で行いました。
そんな様子をお伝えしていきます。
それでは、また。