こんにちは、もりこねです。
この4月から、富士の麓である山梨県の河口湖町まで、農業体験に行っています。
10月の収穫祭までの間に、月1で全7回開催されるこの農業体験。
参加のきっかけや実際に体験した様子について、備忘録も兼ねてお伝えしていきます。
いや〜〜!めちゃくちゃ楽しいですよ!!50代主婦には、少々キツいすけど〜(笑)
農業体験っていったいどんな?
私が参加している農業体験。
お世話になっているのは、富士山の麓にある「富士河口湖農園」さんです。
「きっかけはどんな?」
「そもそも、それっていったいなんぞや?」
なーんて興味を持ってくださった「そこのあなた!」に向けまして、これから詳しくお伝えしていきますねー。
農業体験に参加したきっかけ
きっかけは、竹内一斉さんの「note」内で、今回の農業体験である「農業倶楽部」の募集記事です。
ちなみに、参加の理由というのか決め手は、次の3つです。
- 無肥料無農薬プランター栽培を始めたら、もっと広い畑で野菜作りをしてみたくなった
- いつも有益情報を提供してくださる竹内さんに、直接お礼の気持ちを伝えたくなった
- 同じような価値観、志をもつ方々とつながりたいと思った
何よりも、「農業倶楽部」の募集を見た瞬間に、「私もやっぱり農業やりたい!」という気持ちが高まり、考えるよりも先に行動してしまっていましたけどね(笑)。
どこでどんなことをする?
農業体験をさせていただける「農業倶楽部」の存在自体は、先の竹内さんのnote経由で知ったわけですが、主催者はまた別にいらっしゃいます。
富士山の麓、山梨県は富士河口湖町で農園を営む「富士河口湖農園」の平田さんと山崎さんです。
こちら↓が、そのホームページ。
河口湖駅から車で10分程度の場所にある平田さんと山崎さんの農園で、農業初心者が農業を体験できるという(しかもかなりのリーズナブル価格で)、とてもハートフルな企画。
電車やバス利用の場合は、河口湖駅まで送迎までしてくれるということで、なんともありがたい!
主催者の平田さん、山崎さんはもちろんのこと、noteの竹内さんやお手伝いをしてくださるスタッフさんは皆さん、心優しくていい方ばかりです。
スケジュール内容は、上記の富士河口湖農園HPや先の竹内さんのnote記事にも挙がっていますが、一応こちらでも、スクショを貼っておきまーす。
年7回の開催ということですが、単発参加は受け入れていないそうです。
というのも、そういった問い合わせがとても多く、希望者すべての人を受け入れることは運営上難しいため、お断りをしているとのこと。
運営していく立場で見てみたら、たしかにそうですよね。
でも、希望者が多いということは、平田さんの実績やお人柄ももちろんそうなのでしょうし、農業に関心を持つ人も増えてきているのだと感じました。
50代のそのへんの主婦が、オットを家に置いて(笑)、縁もゆかりもないこの土地に毎月通うことに抵抗がなかったわけではありません。
でも、実際参加してみて、私のこの選択は間違っていなかったと確信しています。
それは、これから綴っていく体験の様子をご覧いただければ、おわかりになると思いますよ〜きっと(笑)。
農業体験1回目の様子(4月下旬)
第1回目の農業体験は、4月下旬。
その様子をお伝えしていきます。
まずはオリエンテーション
農園にほど近い民泊ができる一軒家が、農業倶楽部の集う場でございます。
午前10時、この場所に参加者、スタッフが一同に会しまして、オリエンテーションから始まりました。
まずは、全員が自己紹介。
スタッフの方々は、主催者の平田さん、山崎さんをはじめ、この日は8、9人ほどが、我々の農業体験をサポートしてくださいました。
県外からこの土地近辺に移住し畑をしている方も多く、もっとお話をお聞きしたい!と思わせるような魅力的な方々ばかり。
そして、この日の参加者は、子供を含めて12名ほどでしたが、その中で私のように竹内さんのnoteがきっかけの方が、他に3名ほどいたのです。
なので、価値観が似ているといいますか・・・
実際に野菜栽培をしていたり、ナチュラル生活に関心があったり、今の世の中に疑問を抱いていたりで、お昼ごはんを食べながら話が盛り上がったことは言うまでもありません(笑)。
そうそう、こういう同じ価値観というのか志を持った方々とつながりたかったんですよねー。
自己紹介が終わった後は、平田さんから農業についてのレクチャーを受けます。
竹内さんのnote記事にもありましたが、平田さんのお話はおもしろい!
無肥料無農薬栽培の歴史や人物からはじまり、土のことや水のこと、栽培方法など、とてもわかりやすく教えてくださいました。
お昼ごはん♪
そんなこんなで、お昼ごはんの時間です。
事前に希望者は「玄米菜食弁当」を予約することができたので、これも楽しみの一つでした。
で、お弁当はこんな感じ↓
実は、1回目(4月の巻)のお弁当は写真を撮り損ねてしまったため、これは2回目(5月の巻)にいただいたお弁当です。
どちらにしても、お肉やお魚が入っていないとは思えないくらい食べ応えがあって、とてもおいしいお弁当でした。
もう、このお弁当を食べるのが目的になってしまっているほどです〜(笑)。
ニンジンの種まき
美味しいお弁当で腹ごしらえをした後は、いよいよ畑に行って作業をします。
畑に行ってまず驚いたのが、目の前にどーんと富士山が大きくそびえ立っていることです。
これも写真を撮り損ねたのでここではご紹介できなくて残念ですが、かなりの感動ものでした。
さて、初めてのお仕事は、「ニンジンの種まき」です。
黒いマルチの丸くくり抜かれた場所に人参の種を蒔いていくのですが、上記画像は、「軍曹殿」と呼ばれている山崎さんが教えてくれている様子です。
くり抜かれた円内に、指で3つ穴を掘り、そこに一粒ずつ種を蒔いていくのです。
ニンジンの種って、本当に小さくて軽いので、この「一粒ずつ」というのが不器用な私には至難の技(苦笑)。
この日は風も吹いていたので、吹き飛ばされないように注意して蒔いていきました。
で、蒔き終えたら、その上に籾殻を被せていきます。(上記画像の赤丸の部分)
ずっとしゃがんだ姿勢で横に移動しながら種まきをしていたので、若干腰をやられた感がありました。
スタッフさんからも、「無理をせずに休憩しながらやってねー」を声をかけていただいたので、次回からは本当に休憩しながらマイペースでやってます(笑)。
種をまき終えたら、最後は平田さんが水をあげていました。
その後、私たちも水まきを志願(?)いたしまして、畑の場合水はいくらあげてもいいということで、これでもかっ!というくらい水分補給をしたのです。
ジャガイモ用の畝作り&マルチはり
さてお次は、ジャガイモ(種イモ)を植えるための畝を作っていきます。
こんな感じで、軍曹殿こと山崎さんが、鍬の使い方、畝の作り方をレクチャーをしてくださいました。
しかしながら、慣れない鍬の扱いに、四苦八苦の我々であったのです(苦笑)。
で、スタッフの方が、きれいに整えて下さいましたよ。(ありがとうございます!)
さて、できたその畝にマルチをはります。
そして、そのマルチの真ん中にかかれた点線を目安に、ジャガイモを植える穴をカッターで十文字にあけていきました。
やっとここで、ジャガイモを植える準備が整ったというわけです。
ジャガイモ植えるど!
ということで、ジャガイモを植えます!
十文字に切れている穴から、スコップで土を掘り出しまして・・・
ジャガイモ(赤丸で囲ったものがソレ)を植えていきますよ。
そして、土を被せていきまーす。
なかなかに大変な作業ですが、みんなでやれば楽しいし、あっという間でしたよ。
葉物の定植
さて、この日最後のお仕事は、葉物の定植でした。
レタス、キャベツ、ブロッコリーの苗を、同じレーンで植えていくコンパニオンプランツ方式。
これにより、農薬を使わなくとも防虫効果が期待できるということで、私も一応、プランター栽培で取り入れています。
ちなみに苗は、スタッフさんが種から丹精込めて育てたもの。大事に大事に植えていきましたよ。
定植の様子も写真に収めなかったので(そんなんばっかや〜)、この日体験した畑全体の様子を下記のとおりお届けします。
ちなみに、葉物レーンはまだ定植する前です。
ということで、16時過ぎに終了となりました!お疲れ様です!!
いやー、楽しかった!!
大自然の中、太陽の下で身体を動かし、大きな声で笑いながら過ごした1日、本当に楽しかったぁ!!
心地よい疲労感で、超おすすめです!
そうそう、このように今回まいたもの、植えたものが今後どうなるのか、これからお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに〜♪
今日のお土産は「移住農家さんが作った無農薬な愛南ゴールド」
これ、すごいです!
埼玉県からの移住農家さんの「愛南ゴールド」です。しかも、無農薬!
我々参加者全員に、こんな大きな愛南ゴールドを2個も振る舞ってくださったのです。もう、しょっぱなからいきなり感動の嵐です!
そして、家に帰っていただきましたら、これがまた、めちゃくちゃうまい!!
甘さと酸味が絶妙で瑞々しくて、果物そのものの味がして、食べながら笑っちゃいました。(本当に美味しいものを食べると、笑うしかなくなくなってしまうタチなんで)
そして、優しい気持ちになりました。
生産者さんの人柄や想いが、じんわり伝わってきましたよ〜。
こういった人を幸せにできるものを作れる人って、ほんと尊敬します!
ご馳走様でした!!
おわりに
ということで、第一回目の農業体験の様子をお伝えしてまいりました。
農業にご興味のある方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
最後に、上記画像は河口湖駅から見える富士山。
農業体験初日で緊張していた私でしたが、この富士山を眺めた途端に、おおらかな気持ちになれました。
さすが、恐るべしっ!日の本一の山です。
ありがとうございました。