いきなりですが私、今年(2024年)の6月から、「米作り」をすることと相成りました。
農家さんから田んぼの一区画をお借りすることができまして、念願叶っての無農薬米栽培に挑戦です。
実際に作業を始めるのは2ヶ月先となりますので、今回の内容は、米作りをはじめようと思ったきっかけや、なぜ田んぼを借ることができたのか、そして、米作りへの意気込み・・・なんてことを語っていきます。
農業、米作り、無農薬というフレーズに興味のある方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
なんで米作り?なんで無農薬?
米作りに興味を持ったのは、今から2年ほど前の2022年頃でした。
そもそものきっかけは、無肥料無農薬の野菜栽培です。さしあたり2021年春から、自宅のベランダで「プランター栽培」をはじめました。
無肥料無農薬栽培にした理由もこの記事↓に書いていますので、ご興味ありましたらどうぞ。
そして、2022年には、富士山麓での「農業体験」に参加しました。こちらも、無農薬栽培です。
その農業体験で知り合った方が「無農薬の米作り」を始められたことから、2022年の秋に、収穫のお手伝いをさせていただいたのです。
そこで、無農薬米に味をしめた私は、「いつか自分でお米を作ることができたらいいなぁ〜」なんていう夢を、ゆる〜く抱きはじめたのでした。
そんなわけで、なんだかんだで米作りとの縁をいただいていたのです。
しかし、いかんせんハードルが高すぎだと尻込みをしていたことから、なかなか行動には結びつきませんでした。
理由があるとすれば、田んぼで米を作るよりも、まずは畑で野菜栽培をすることの方が、まだ現実的なんじゃないかなと思い込んでいたからでしょう。
田んぼってどうやって借りられたの?
そんな私が、なぜ田んぼを借りられるようになったのか、そして、ハードルが高いとされるお米作りに挑戦しようと決めたのかを、ここで語らせていただきます。
これはもう一言で、「農家さんのご厚意」にほかならず、感謝しかありません!
この農家さんとご縁をいただいのは、遡って1年前の2023年春。
「畑を借りたい、それが難しければ援農をしたい」という思いで、関東近辺の無農薬農家さんを調べまくっていた時に見つけたのが、今回お世話になる農家さんのブログでした。
その農家さんは、「田んぼ部」という事業を運営されていて、毎年この時期に「部員」を募集しているとのこと。
農園の田んぼの1区画を、米作りの希望者に格安で貸し出し、各々のペースで米作りができるという画期的な企画です。
とても興味を惹かれて記事を読み進めていくと、こんなことがわかりました。
- 借りられる田んぼの1区画の広さは100㎡で、すべて手作業であること(機械は不要)
- 同じ田んぼ内に、同じような仲間がいること
- 農家さんやベテランさんの姿を見ながら作業ができ、アドバイスも受けられること
- ド素人でも参加可能なこと
これを見て、「もしかして、ここでならできるかもしれない」と大きく出た私は、すでに「満席」ではあったものの、キャンセル待ちを期待し農家さんに「入部」の問い合わせをしてみたのです。
結果的にキャンセルは出なかったために、「部員」にはなれませんでしたが、その農家さんのとても丁寧な対応に、タメ元でも問い合わせをしたことは間違いではなかったと、その時に思いました。
あれから1年経った今年(2024年)の3月、その農家さんから、田んぼのことで電話をいただいたのです。
「昨年は、ご希望に添えず失礼いたしました。今年の田んぼ部の募集はすでに終了していますが、もし、もりこねさんの強い希望があれば、1区画空けてありますので、いかがでしょうか。」
なんということでしょう!
私のことを覚えていてくださり、さらには、来るか来ないかわからないような人のために、1区画確保されているなんて・・・
わたくし、感激しました。
実のところ、ここ最近の私は、「お米はまだまだ先の話、まずは畑から経験していこう」という考えに傾いていたので、お米のことは少し脇に置いていたところがあったのです。
なので、今回お話をいただいた時には、「私にできるのか?」という不安がよぎったというのが正直な思いでした。
でも、この農家さんやそこに集まる人たちと一緒に田んぼをするって、なんだか面白そうだな・・・
そんな直感が決め手となり、今回の米作りに挑戦することにしたのです。
米作り1年目の意気込み
これからはじまる無農薬の米作りについて、少し意気込み的なことを語っていきます。
この「田んぼ部」での米作りは、田植えからはじまり、草取り、稲刈り、天日干し・・・と、すべてを手作業で行うことになります。
- 米作りのノウハウなし
- 農作業の経験もほぼなし
- 体力は50代の女性相応・・・
そんな私が、どこまでこの「田んぼ部」の活動についていけるのか、自分でも「こりゃ見ものだなぁ」なんて呑気なことを思っています(笑)。
なので、まずは、「最後までやり切ること」を目標にしました。
そのために、「無理をしない」「マイペース」を意識してやっていきたいかなと。体調管理、大切です。
田んぼ部の仲間たちと、収穫の喜びを一緒に味わいたいですからね。
つっても、まだ部員さんにはお目にかかっていないんですけどね(笑)。
おわりに
今回、1年越しで「無農薬のお米を自分で作る」という願いが叶った(叶いそう)なわけですが、一度蒔いた種(行動)はいつか必ず実る(結果としてあらわれる)ことと、ご縁の大切さというものを、あらためて実感しました。
「田んぼやります」「がんばります」というただの報告&意気込みを語る記事になってしまいましたが、今後、本格的に田んぼ部の活動がはじまりましたら、その経過を逐次記事にしていくつもりです。
あわせて、お世話になる農家さんのことについてもお伝えしていきます。
ご興味ある方は、6月中旬以降を目処に、また覗いてみていただけると嬉しいです。
それでは、また。