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私が公務員を辞めた本音は「やりたくないことから逃げたかった」

公務員
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こんにちは。元公務員のもりこねです。

私が公務員を辞めた理由は、まだこのブログでは記事にはしていませんでしたが、以前やっていた(今でも残していますが)ライブドアブログにて、1年半ほど前に記事として挙げています。

ここ最近それを読み返してみたのですが、とにかくツッコミどころ満載なうえに、嘘を書いたわけではないのに「本音はもっと違うところにあるんじゃないのか?」と激しい違和感を覚えたのです。

そこで、どうして私は公務員を辞めたのかということについて、あらためて自分の気持ちに本気で向き合ってみました。

すると、退職理由の一番の本音は、「もうこれ以上やりたくないことをしたくないから逃げた」ということがわかってしまったのです。

今回は、そんな私の公務員を辞めた赤裸々な思いを記事にしていきます。

ちなみにこの記事(というのか公務員記事全般)は、退職を勧めるものでは決してありません。

公務員退職者の辞めた理由を知りたい方にとって、このしがない体験でも情報のひとつとしていただけたらいいなぁ・・・

そんな思いだけで書いています。

なので、自分語りの極めて自己満足な内容になっていますので、ご注意願います(笑)。

理由1:やりたかったことに挑戦したかった

私は小さい頃のある出来事できっかけで、障害者の方と関わる仕事がしたいとずっと思っていました。

でも、様々な事情で、それほど強く希望をしていなかった「公務員の道」を選んだのです。

以後24年間勤務をすることになるのですが、その間、頭の片隅にはいつも「障害者」というフレーズがありました。

障害者施設の無償ボランティアに参加したり、その関係者から情報収集するなどして、私なりに動いてはいましたが、いかんせん公務員という職業柄、なかなか本気で転職をするという行動にまで移せず、ずるずると時は流れていきました。

しかしある時、ダメもとで応募したある障害者福祉の法人から内定をいただいたことで、公務員を退職することが現実となったのです。

その応募のきっかけとなったのは、次の2番目の理由で触れていきます。

理由2:仕事が合わないと思っていた

20年以上勤務してきた私がいうのもどうかと思いますが、私には公務員の仕事は合っていませんでした。

何が合わないと思っていたのか。

閉鎖的、前例踏襲、事なかれ主義、権威主義など、まあいろいろありましたが・・・

代表的なのが、調査(あら捜し?)や指導(上から目線の何様きどり?)ができるという「権限」があり、それを平然と行えることです。

そして、失敗が許されない風潮や、どこまでも「正解」を追い求めるところ・・・

それらに、自分でもなぜだかわからないのですが違和感を覚えていたのです。

周りの方々
周りの方々

それが与えられた仕事なんだから、そんなものはうまく折り合いつけながらやればいいんだし、そんなに深く考えず、仕事と割り切ればいいんじゃない?

・・・わかります。

だから、私なりに仕事も人間関係も、そんな「アドバイス」をふまえながら、それなりに「努力」はしてきたつもりです。

苦手な仕事や職場の人の「いいところ」を見つけようと視点や捉え方、考え方を変えてみたり、時には仕事と割り切って心を楽にする方法も取り入れたりして、試行錯誤しながらやってきました。

しかし、どれもやっても、その時はいいと感じてなんとかやり過ごせるのですが、その後にやはりしっくりこない、違和感の嵐がやってくるのですね。

誰もが恵まれていると思う公務員に対して、そんなふうに違和感を覚える私はどこかおかしいのか?と何度も思っていました(苦笑)。

そして、そんな仕事のストレスを発散させるために、同僚と愚痴や文句、悪口を垂れ流しなら飲んだくれたり、ほんの少しの余暇の時間を楽しむためだけに1日8時間以上×週5日を仕事に拘束されることにも、ほとほと嫌気がさしていました。

その繰り返しで疲弊する一方なので、ある時から自分の感情に蓋をしたくらいです。

そんな時、2011年3月11日の東日本大震災があって、私の気持ちも多少なりとも揺さぶられ、死生観を考えるきっかけとなったのです。

もりこね
もりこね

人は生まれたからには、例外なく死を迎える。

すでに40歳を超えた私は、今死んだとしたら恐らく後悔する。

そうならないためには、今何をどうすればいいのか・・・

そんな思いとともに、どうしても心や身体が、もうこれ以上はこの公務の仕事を受け付けられなくなってしまったのです。

何かおかしい。何か違和感がぬぐえない。そしてそんな自分にもう嘘はつけない。限界だ。

定年までここで勤め上げるイメージが、どこをどう考えても沸いてきませんでした。

これまでも何度か辞めたいと思いつつ思いとどまってきましたが、この気持ちは揺るぎない確信となり、退職する方向へと行動していたのです。

それが、上記に挙げた障害者法人への応募でした。

理由3:要は逃げたかっただけ→これが一番の本音かも

これまで挙げた上記2つの退職理由は、もちろん本当のことであり本音です。

でも、心のもっとずっと奥にある本音に、ここ最近気づいてしまったのです。

それは何かといいますと・・・

いろいろゴタゴタ理屈並べてるけど、要は嫌なことから逃げたかっただけでしょうよ。

そうなんです!

かっこつけて障害者福祉がしたいだの、上から目線の仕事は自分には合わないだのいっても、本当のところは、

「もうこれ以上やりたくないことはしたくない!」

「それで人生終えたくない!!」

だからそこから逃げたい!!」

それだけだったのです。

これまでの私は、「逃げ」に対して否定的でした。

上記の退職理由であれば、「今の仕事が嫌でやめたんじゃないですよ、それよりももっとやりたいことがあったからですよ」と周りにも説明がつくし、なんだかんだ体裁は保てます。

私はずっと、公務員を辞めたのは「逃げ」じゃない、それより他にやりたいことがあったからだ、夢に向かって進むためだ!と思っていました。

でも、それは思い込みでした。

そう思い込むことで、逃げじゃないと自分を正当化したかったのです。

なにより、自分が「逃げた」という罪悪感にさいなまれずにすむからでしょう。

それで退職してから約9年間、結局は罪悪感を抱いたまま過ごしてきたですよね(苦笑)。

こうやってブログを書く習慣ができたことで、自分の心を否応なしに見つめる機会が各段に増えたことが、このように本音に気づく事態となってしまったのです。

それまでそれに気が付かなかったのは、私が知らず知らずに蓋をしていたからでしょう。もしくは、気が付かないふりをしていたのです。

でもですね。

「嫌なことから逃げた」ということを素直に認めたことで、とてもほっとしているのです。

もう自分にも他人にも嘘をつかなくていいんだという、罪悪感がなくなった感じがしました。

そして、そんな自分に対しても、公務の仕事や職場環境などの外界に対しても、ゆるせる気持ちになれたのです。

9年経って、やっとですよ(笑)。

そして、時には逃げたっていいじゃないという気持ちにもなれました。

「逃げたっていいんですよ、生きるためであれば」

「逃げてもいい」を語るといろいろ誤解を生みそうですし、逃げることを推奨しているわけではありません。

これについては、別記事にてまとめていますので、よろしければのぞいてみてくださいね。

とにもかくにも、私が公務員を辞めたのは・・・

・もうこれ以上やりたくないことはしたくない

・それをし続けて人生を終えたくない

・その環境から逃げるために辞めた

これが一番の本音の理由です。

そんな自分のしたことに、後悔は一切していません。

多少強引であっても、「環境を変える」という行動を起こしてよかったとさえ思っています。

それはなぜかと言いますと、公務員時代より今の方が、格段に穏やかな気持ちで自分を解放して過ごせているからです。

注)ただしこれは、他人からみた評価ではありません。あくまで自分目線というのか自分基準です(笑)。

おわりに

私が公務員を退職した理由を挙げていきましたが、実はこれについてはもう記事にすることはないだろうと思っていました。

その理由は2つあります。

1.私自身が、もうこれ以上その当時のことを思い出したくない。(思い出す必要がない)

2.読まれる方にとってあまり有益な情報でなく、逆にネガティブな気分になってしまうのではないか?

なので、記事にするのはどうなんだろう?と少しためらっていました。

でも、思い切って公開することにしました。

その理由は、これらをお伝えしたかったからです。

・もし同じようなことで悩んでいる人がいたら、そう思うのは1人じゃないよということ

・公務員を辞めても死にやしない(楽しく生きている人もいるぞ)ということ

そんな言い訳をしながら、そろそろお暇いたします(笑)。

ありがとうございました。

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