2024年の8月に、一週間ほどの北海道ドライブを楽しんだ我々夫婦。
毎年夏は、「二輪車」で北海道ツーリングが恒例行事だったのですが、今回は諸般の事情により「四輪車」での北海道旅でした。
そんな旅の様子を、これまで3回にわたってお届けしてまいったわけです。
で、第4回目の今回は、絶景三昧です!
清里町からみる「斜里岳」に「いっぽんの道」、洒落たレストハウスがある「硫黄山」に、美幌峠からの「屈斜路湖」の眺め、そしてブロッケン現象を思わせる「摩周湖」。
どれもこれも、心しびれる体験でした!
はい、そんな感じで、今回もいってみましょう!
- 記事タイトルに「ドライブ」や「車中泊」とつけてはいますが、諸般の事情により、自家用車の画像や車中泊の様子はほぼお見せできません。あしからずご了承願います。(1,500CCのミニバンタイプ、とだけお伝えします)
- その分、北海道の美しい景色をふんだんに挙げていきますので、どうかお楽しみくださいませ〜。
- ここにご紹介した情報は、2024年8月時点のものです。
「清里町」がエモいんですけど
北海道の東部、斜里岳の麓に位置する清里町は、NPO法人の「日本で最も美しい村」連合に加盟するほどの、いわゆるエモい町。
清里町を訪れるたびに、雄大な斜里岳や美しい農村風景に、心揺さぶられておりました。
そんなステキな清里町を、ごく一部ではありますがご紹介します。(ちなみに私、清里町とは一切関わりはありませんよ〜笑)
「斜里岳」が尊い
はい、こちらは、朝6時少し前の「斜里岳」です。
「道の駅パパスランドさっつる」の駐車場から撮影しました。(この道の駅の詳細は、後ほど挙げていきますよ)
当サイトのプロフィール画像にも使うほど、斜里岳が大好きな私にとっては、朝からテンション高めとなっていたのです(笑)。
さずがは、日本百名山の一つ。
カメラのシャッターを何度も切ってしまうほど、心をわしづかみにされました。
そんな美しい斜里岳を目前にした清里町には、見どころが盛りだくさん!
これまで私が訪れたのは、たとえばこんな場所です。
裏摩周展望台
さくらの滝
神の子池
その他にも、宇宙展望台やきよ〜る(きよさと情報交流施設)など、魅力あふれる観光スポットにあふれています。
詳細は、観光協会の公式サイトをどうぞ↓
そのなかで今回は、今年訪れた「いっぽんの道」と「道の駅パパスランドさっつる」の魅力をお伝えできればと思っております。
「いっぽんの道」のシブさと潔さに胸アツ
清里の町を越えてオホーツク海まで見渡せるような、ひたすらにまっすぐな道。
これぞ、清里町のドライブ・ツーリングコースともいえる「いっぽんの道」です。
道道1115号線から道道857号線(たぶん)に入ると、働くクルマであるトラクターが前を走ります。カッコいいですね!
しばし、同じスピードで後ろについて走っていると、途中で左折しました。
ああ、こちらの畑に入られたのですね。
お仕事、本当にお疲れ様です!そして、ここから見る斜里岳も絶景です!
ところで、「いっぽんの道」というネーミング、非常にいいですよね。先ほどの田畑を耕すトラクターともぴったりマッチして、その潔くてシブい実直な感じに、なんだか胸がアツくなります。(注:あくまで個人の感覚です)
さて、T字路に着いたので、車をUターン。特に駐車場がないので、道路の脇に停めさせてもらいました。
車も人も我々しかいない「マイロード」状態。ゆえに、しばしゆるりと過ごします。
すると、前方から、バイクが走ってきましたよ。
バイクを見送ってから、道路に出て仁王立ちをしてみました。(腰に手をあてたり腕を組んではいませんが、威嚇はしてます←誰に?何に?)
あゝ なんて気持ちいいのでしょう。
走行車線で仁王立ちができる幸せ。北海道ならではですな。(それにしても、ずいぶんたくましき身体ですな〜苦笑)
この後にも、訪れたのはバイク2台のみ。
この絶景を眺めながら、写真を撮ったり休憩したりと、ゆっくりと贅沢な時間が流れていたのでした。
駐車場も展望台も何もない・・・繰り返しますが、そんなシブさや潔さが、自分にとっては胸アツです。
はい、しつこいですが、最後にもういっぽん!
絶景ですね〜。
「道の駅パパスランドさっつる」で充電完了
清里町の道の駅といえば、「道の駅パパスランドさっつる」です。
お土産や新鮮野菜の販売、食事処、温泉施設のほかに、無料のパークゴルフやドッグランが併設させている至れり尽くせりの道の駅で、地元の方や観光客に大人気なのがうなづけます。
施設の外にある「足湯」で、ひと休み。
この日の夜、施設内にある「パパスランド温泉」にも浸かりましたが、かけ流しのとてもいいお湯でした。(そして、車中泊仮眠をさせていただきましたよ)
施設内には、地元で採れた美味しそうな野菜や果物でいっぱい。
その中で目に入ったのは、このブルーベリーです。
そう、目にいいとされるブルーベリー。
めちゃくちゃ美味しくて、一度に全部食べてしまいたい衝動に駆られたほどですが、クーラーボックスに厳重に保管して、旅の途中に少しずついただきました。
- 目の前に日本百名山の斜里岳を拝める
- 摩周方面、知床方面、美幌方面、どこへ行くにもアクセスがいい
- 施設内に温泉がある(10:00〜21:00まで営業、大人価格450円)
- トイレがきれい
- 夜の星空もきれい
この旅で、清里町がますます好きになりました。
道東のザ・定番!「硫黄山」とか「屈斜路湖」とか「摩周湖」とか
ということで、清里町を後にして向かった先は、道東の定番ともいえる人気の観光地、硫黄山、屈斜路湖、そして摩周湖です。
毎年ほぼ訪れている場所ではありますが、新たな発見もありましたよ。
「硫黄山」のレストハウスがお洒落にリニューアルしていたよ
駐車料金500円(摩周湖第1展望台と共通・普通車)を支払って、駐車場に車が停めた時、硫黄山のレストハウスが昨年と違うことに気がつきました。
それもそのはず、昨年2023年の9月にリニューアルをしまして、「硫黄山MOKMOKベース」として誕生したのだそうで。(昨年、我々は8月に訪れているので、その直後のリニューアルオープンだったんですね)
ワクワクしながら中に入ってみますと、「硫黄山ミュージアム」がありました。
「硫黄山ってこういうとこだよ」なんてことが、わかりやすく説明されているスペースなんですね。こういう博物館的なもの、個人的に好きなんです。
機関車があったり採掘道具があったりと、道東開拓の歴史が伺えます。
また、硫黄山近辺では、さまざまなアウトドアツーリズムが用意されていて、それが魅力の一つでもあるのですよね。
そして、こちらの施設の目玉は、なんといっても硫黄山の噴気を鑑賞できる「MOKMOKテラス」でしょう。
「MOKMOKシアター」といわれる巨大なガラス窓から、硫黄山の噴気を眺めることができまして、その前にはソファ席が設けられているので、ゆったりと硫黄山を堪能することができるのです。(今回は撮影を失念してしまったので、画像は、下記公式サイトをご覧くださいね)
上記画像は、カウンター席のようですね。噴気鑑賞のみならず、食事や読書、ワーケーションもできるということで、画期的な場所となっています。
洗練された癒しの空間ですね。
もちろん、この場所以外にも、豊富なお土産品に美味しい軽食が楽しめる、ステキなレストハウスですよ。
とはいっても、ここの主役はやはり「硫黄山」。最後に1枚、挙げていきます。
はい、迫力満点の硫黄山でした!
硫黄山MOKMOKベースの公式サイト↓
硫黄山のことならココで↓
「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」からの屈斜路湖は安定の美しさ
1994年に初めての北海道ツーリングをした時から、屈斜路湖が大好きでした。
私にとって絶対に外せない場所、それが屈斜路湖であり、それを一望できる場所の一つに美幌峠があります。
弟子屈方面から国道243号を登り切ったところにあるその峠。まもなく峠に辿り着くというその直前に、チラ見せしてくれる屈斜路湖は、こんな様子でした。
はい、安定の美しさですね!(走行中でも助手席から写真が撮れる、車って便利だわ)
そして、「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」に到着。そこから見た屈斜路湖の風景です。
写真を撮りまくったので、大放出していきますよ。
なぜだか屈斜路湖には、優しさといいますか、懐の深さを感じますね。
このレストハウスの2階で、しばし休憩。
飲食OKなうえに、テーブル各所にコンセントがあることから、電気機器の充電も可能。少しの時間、ワーケーションを気取って(?)、パソコン作業をさせていただきましたよ。
非常にありがたいサービスですね。
- 美しい屈斜路湖を眺められる
- ショップのお土産品に、センスのよさを感じる
- 2階のスペースでゆっくり休憩できる(飲食、コンセント使用可)
そんなステキな道の駅を後にして、来た道を戻ります。
上記画像は走行中に助手席から撮った1枚ですが、あれだけ撮ったのにどこまで「屈斜路湖LOVE」なんやろと、自分でも呆れてしまいます(笑)。
「摩周湖第一展望台」でブロッケン現象か?
硫黄山で共通の駐車券(500円)を購入したので、これはもう行くしかないでしょう、摩周湖第一展望台へ。
で、摩周湖を拝む前に、「摩周湖カムイテラス」でお土産などを物色します。
2022年に、お洒落に様変わりしたレストハウスですが、販売されているお土産の中には、昔ながらの昭和チックなものも現存しておりまして、そこにほっとするような感覚を抱いたのは、はたして私だけでしょうか。
そんなことはどうでもいいとして、展望テラスに出てみます。
お。雲やら霧やらが覆っていますが、ブルーの湖面が見えているような。
おお。カムイシュ島は、しかと見定めましたでござるよ。
ちょっと幻想的で、いい感じですな。
その後は、昔ながらの昭和チックな展望台に足を運びますよ。
するとですね。こんな光景を目にしたのです。
これはまさかの「ブロッケン現象」というやつではなかろうか?
ブロッケン現象とは、太陽などの光が背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。
引用元:Wikipediaより一部引用
ブロッケン現象?・・・なのかな??・・・どうなのかな???
でも、周りにいる人たちも、なんかみんなザワザワしてるし。
「ブロッケン現象だ!」という人の声が聞こえるし。(私の幻聴でないことを祈ります)
でもさ。この画像だと人の影がうつってないんだよね。現場にいた時には、自分の影が見えてたんだけどね。(ただ単に、撮影の腕がないだけか?)
・・・なんて無駄に自問自答(?)をしていたら、先ほどの屈斜路湖とは比ではない数の摩周湖の画像を挙げていました(苦笑)。
しつこくてごめんなさい。でも、しつこいついでにラスト1枚、挙げていきます!
摩周湖に御仏が顕れたような、なんだか人智を超えたスゴイものを見てしまったような、そんな2024年のなつやすみでした。(もし小学生だったら、自由研究の題材にしちゃったかも?)
摩周湖カムイテラスの公式サイト↓
摩周湖のことならココで↓
「摩周湖第三展望台」で魂が震える体験
そんな奇妙な冒険(?)をした後は、このテンションを維持したまま、摩周湖第三展望台へレッツらゴーです。(←昭和やな〜)
はい、摩周湖第一展望台から、車で10分程度で第3展望台に到着。
すると、どうでしょう!
霧が晴れて、湖面がはっきりと見えるではないですかっ!まさに「摩周ブルー」です。
実は、前日にもこの第三展望台を訪れておりまして、その際には、こんな状態だったわけですよ、奥さん。
あたり一面、まっしろしろすけでした。
それなのに、翌日にはこの絶景ですよ!
あゝ なんて美しくて尊い。
幻想的な光景に、自分、魂が震えましたです。
さまざまな顔を見せてくれる、魅力あふれる摩周湖。
摩周湖は、我々を裏切りません。
ずっと見ていたい風景。まさに、道東の真骨頂でした。
摩周湖周辺のおすすめグルメ&スイーツ
最後に、グルメ&スイーツのご紹介を。
摩周湖は観光地ゆえに、美味しい食事処、スイーツショップが多くあるものの、我々が何度も足を運んでしまうお店があるのです。
つまるところ、リピーターというやつですな。
冷めても旨い!ぽっぽ亭の「摩周の豚丼」
摩周駅ロータリーの一角にある「ぽっぽ亭」。
こちらの「摩周の豚丼」が、これまた絶品なのですよ。
北海道記事で何度もアップをしているので、このブログをご覧いただいている方にとっては、「またかよ」という思いもあるでしょうが、まあそれだけ「旨い」ということです。
今回は写真を撮り忘れてしまったため(早く食べたくて仕方がなかったのです)、昔の画像で失礼いたします。
先代から引き継がれているという豚丼弁当。
お弁当ゆえに冷めても美味しい工夫がなされているのでしょうが(たぶん)、肉がやわらかく味がしみしみで、本当に旨いです。語彙力なくてすいませんが、ただただ旨いのです。
イートイン、テイクアウトの両方OKなので、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。
豚丼以外にも、ラーメンやジンギスカン定食などもおすすめですよ。
不動の人気!「摩周湖のあいす」
セイコーマート同様つい寄ってしまうお店、それが「摩周湖のあいす」です。
老若男女問わず人気のアイスクリーム屋さんですよ。
今回は、チーズクリームのソフトを注文。
コクがあってとろっとしてて、なんまら旨いソフトクリームでした。
公式サイト↓
次回予告:オンネトーで温泉浴と森林浴と
はい、北海道ドライブの第4弾を最後までご覧くださり、まことにありがとうございました。
ついに旅も折り返しを過ぎまして、次回は、摩周・屈斜路界隈とお別れし、十勝方面に戻る様子をお伝えすることになりそうです。
オンネトー湯の滝までの森林浴を楽しんだり、道の駅レストランのモーニングに舌を鳴らしたりと、癒しうましの時を過ごすことができましたよ。
ではまた、次回お会いしましょう♪