こんにちは。もりこねです。
週末バイクツーリングは、埼玉県行田(ぎょうだ)市にあるこんな場所を巡ってきました。
- 古代蓮の里(こだいはすのさと)
- 前玉神社(さきたまじんじゃ)
出走マシンは、SR400とW650。
3000年のいにしえの時を超えた今回のツーリングを、しばしご堪能(?)くださいませ〜。
1.古代蓮の里
「古代蓮の里」は、行田市の天然記念物である行田蓮(古代蓮)をシンボルとする公園で、約12万株、42種類の花蓮を楽しめる場所です。
ただ、蓮の花の今年の開花期間は6月19日から。
花蓮には一足早すぎましたが、それでも十分楽しめましたよ。(負け惜しみか?)
園内の様子
駐輪場の目線の先には、すでに蓮のお出迎え。それだけでテンションが上がります。
そして、すぐ右横には大きな行田の観光案内板がありました。
この看板を横目に少し歩き、左手の階段を上ると、そこはもう蓮の群れです。
ここだけでも美しい蓮を楽しめるのですが、「古代蓮」はまだもう少し先のようです。
古代蓮のある池に向かう途中には、小川が流れて涼を運んでくれていました。
この橋を越えると、そこは緑のじゅうたんのような広場が広がります。
ひときわ高い建物は、「古代蓮会館」の展望タワー。
今回は上りませんでしたが、ここから眺める蓮はさぞかしキレイなんだろうなと夢膨らみます!
やさしい陽射しが広場を照らし、まるで「あちらの世界?涅槃の境地??」に行ったのかと思うほど。
そして、この丘を下ると、そこは・・・
蓮の葉パラダイスっ!!
蓮の葉パラダイスっ!!
蓮の葉パラダイスっ!!
・・・っ!!
「古代蓮の池」です。
蓮の葉をみて、これだけ心を揺さぶられたのは、50年生きてきてはじめてです。(どんな人生だったんだ?)
私の写真撮影の腕がアレなのでアレですが、実物は当然ながらもっともっと美しくて感動的です。
感動しすぎで少々疲れたため、木製ベンチで蓮を愛でながらしばし休憩。
なんとも贅沢なひとときです。
ここで、今回知り得たうんちくをひとつ。
蓮の葉っぱの上には、水が玉のように美しく輝いています。
このように水がはじくことを、ロータス効果(ハス効果)というそうです。
ロータス効果
葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。
Wikipediaより一部引用
この効果により、葉の表面は常にきれいな状態を保つことができるんですね。
ナノテクノロジー分野でこのロータス効果を活用しているとのことで、愛でるだけではない蓮の葉の魅力を垣間見ました。
ところで、ここまでの画像でおわかりでしょうが、行田市の天然記念物に指定されている「行田蓮(古代蓮)」は、今の時期は残念ながらまだ花は咲いていません。
そういえば、蓮とは全く関係がございませんが、途中で猫さまを発見!
ちょっと失礼して撮影させていただいたものの、少々殺気を感じたのは気のせいでしょうか(苦笑)。
凛々しいお顔は、たくましい野生猫の魅力でもあります。
話を蓮に戻しますが、「SNS映えスポット」も用意されていましたよ。
ハート型にくりぬかれた大きな木の板が立てかけられていまして、ちょうど蓮園の様子が写るようになっているのです。
「これはなかなかじゃないか!気に入ったぜ!!」(←私は何様だ?)
本当はもっともっと蓮の画像を載せたいところですが、もうお腹いっぱいだと思いますので、このへんで〆とさせていただきます。
古代蓮の里について
古代蓮の里については、「公益財団法人行田市産業・文化・スポーツいきいき財団」のホームページにて説明がありますので、そちらを要約させていただきます。
出典元:「公益財団法人行田市産業・文化・スポーツいきいき財団」HPより要約
- 昭和46年(1971年)、「古代蓮の里」にほど近い場所で焼却場施設を建設するための工事を行った際に、地中深くに眠っていた蓮の実が出土。
- 昭和48年(1973年)、それが自然発芽して一斉に開花。極めて珍しいこと。
- この蓮の実は、蓮の研究家で神奈川県歯科大学の豊田清修教授によると、1400年から3000年前のものと推定している。
- 古代蓮の里では行田市のシンボルである古代蓮を育てており、この古の花を楽しめる。
まさに、いにしえの時を超えた神秘的な世界が、そこにはありました。
古代蓮の里での開花時期は6月中旬から8月上旬で、2021年の開花期間は6月19日(土)から8月1日(日)までとなっています。
蓮の花は、早朝より咲き始めて、午前7時から9時に満開になり、昼頃には閉じてしまうという、とても可憐な植物です。(4日目の昼には散ってしまうそう・・・)
美しい蓮の花を楽しめるのは、まさにこれからです!
所在地:〒361-0024 埼玉県行田市大字小針2375番地1
バイク利用の交通:東北自動車道羽生ICより 約12km 約25分/関越自動車道東松山ICより 約18km 約40分 他
電話番号:048-559-0770
料金:公園は無料(古代蓮会館は別途必要)
駐車料金:花蓮開花時期は有料(バイクは要確認)
※ 詳細は「古代蓮の里」のサイトにてご確認ください。
「古代蓮の里」サイト↓
2.前玉神社
「古代蓮の里」からバイクで10分足らずの場所に、前玉神社があります。
「さきたま古墳群」に隣接するこの神社は、HPによると、浅間塚と呼ばれる古墳上に、古墳群に向かって祈願するように建立されているとのこと。
そして、埼玉県の県名の発祥となったともいわれている、なんとも由緒ある神社なのです。
鮮やかな花手水。
花手水のセンターにあるミニ埴輪が、なんともキュート。
そう、ここは古墳群に隣接していて、なおかつ古墳上に建てられているのですから、埴輪がいて当然ですよね。
ちなみに、猫の埴輪がいるのは、4匹の猫が暮らすという猫神社としても有名だからかと思われます。
猫シリーズの限定御朱印もあるんだとか!
こちらの花手水は、「テクノ・ホリティ園芸専門学校」の生徒さんの作品。
梅雨の時期らしく、涼し気ですね。(関東以北の梅雨入りは未発表ですが・・・)
新緑が眩しい参道の様子。
猫さまにお会いしたかったのですが、今回はその願いは叶わず。
次回を楽しみにしたいです。
所在地:〒361-0025 埼玉県行田市大字埼玉字宮前5450
バイク利用の交通:東北自動車道羽生ICより 約15km 約25分/関越自動車道東松山ICより 約18km 約40分 他
電話番号:048-559-0464
※ 詳細は「前玉神社」のサイトにてご確認ください。
「前玉神社」サイト↓
おわりに:リベンジを果たしに・・・
「古代蓮の里」及び「前玉神社」いにしえツーリングの様子をお届けしました。
大変楽しい今回のツーリングでしたが、いつの日かリベンジを果たしに、再度行田探訪をしたいという思いもあります。
その理由として、これが実現できなかったためです。
- 「古代蓮の里」で蓮の花を愛でる
- 「前玉神社」で猫さまを愛でる
そして、行田といえばやはりこちらも楽しみたい!
- 国指定特別史跡「埼玉古墳群」(←6月12日まで駐車場閉鎖)
- ・のぼうの城の舞台「忍城址」
- ・世界最大の「田んぼアート」
- ・行田のソウルフード「ゼリーフライ」
行田の風を感じることを心待ちにしながら、安全で楽しいバイクライフを過ごしていきます!
ありがとうございました。