2025年3月。
トカイナカ(都会と田舎の中間地点)に住む私は、ついに農地を借りることになりました。
念願だった「畑しごと」ができるのです。
思えば、初めてプランターでの無肥料無農薬栽培に挑戦したのは、2021年の秋でした。


その後、2022年には富士山麓での農業体験にも参加しています。


そのような経験をする中で、いつからかこんな夢を描くようになったのです。



いつか、畑で野菜を作って、一家の食料自給率を上げたい。
今回の「畑を借りる」というのは、その夢の前段階に過ぎないのですが、大きな大きな一歩だと私は思っています。
ということで、今後の畑しごとの様子は、自分の記録も兼ねて、このブログに記事として残していきます。
ちなみに、「畑を借りた経緯」は、noteに綴っておりますので、こちらもぜひ覗いてみてくださいませ。


畑の環境も土壌状態も申し分ない
農地を借りたのは、3月も下旬のことでした。
noteにも記事として挙げていますが、役所の農業担当窓口で相談してからわずか3週間後で、このような土地を借りられることになったのです。


- 広さ約100㎠
- 自宅から徒歩5分
- 近くに自動車を停車できるスペースあり
- 脇に流れる用水は使用可能
- 徒歩1分足らずの場所にコンビニエンスストアあり
- 年間使用料は2,000円
ここまで恵まれた農地は、そうそうないでしょう。
環境や条件は、申し分ありません。本当にありがたい限りです。
次に、「土壌の状態」をチェックしてみました。
「チェック」なんて偉そうな物言いですが、このままでいいのか改良が必要なのかは、野菜栽培においては非常に重要だということで、種を蒔く前に確認をしておきたかったのです。
土壌の状態をチェックするに大いに参考にした本は、こちら、岡本よりたか氏著「無肥料栽培を実現する本」です。
無肥料無農薬のプランター栽培に挑戦した際は、この本を片手に栽培に勤しみ、水菜、ミニマル大根、大豆を収穫できました。
雑草の様子も見てみました。




ホトケノザとオオイヌノフグリが咲いていますね。(たぶん)
岡本氏の本によると、どれも背が低く、土を豊かにしてくれる草なのだそう。
一応、酸度計でpH値を測ってみました。


pHが6を超えていまして、これは一番作物が成長しやすい酸度とのことです。(弱酸性〜中性)
ついでに、水はけ具合もみてみましたが、これも問題なさそうでした。






土の色合いや感触もとてもいい感じで、ホッと一安心。
といいますが、「ここは、めちゃくちゃいい土壌なのかもしれない!」と小躍りした私でした。
そんなこんなで、素人判断ではありますが、特段の土壌改良はせずに、このままの状態で栽培を始めることにしたのです。
初めての畝作り&ジャガイモの種付け
畑を借りて5日後、ジャガイモ(キタアカリ)を種付けしました。
時期的にはちょっとギリギリかなぁ〜とも思うのですが、畑を借りる前に早まって購入してしまったため、もう後には引けなくなったのです(苦笑)。


種付けする5日ほど前に、半分に切って断面を乾燥させました。
さあ、これを持って、ちょっと畑に行って来ますよ!


そして、ジャガイモの畝を作るために、初めて鍬を下ろしました!
この日は、夫が鍬1本で耕してくれたのです。
なんとなく畝を作ってみまして、なんとなく種イモを植えてみたのですが、さてどうなることやら???




ちなみに、一つの畝に、5箇所、種イモ(半分)を植えています。
ダメ元で植えているので、収穫できたらラッキー!というくらいの軽いノリです、はい。


そんなことをしている間に、てんとう虫が佇む姿を目撃しました。これはなんだか、幸先よさげな(笑)。
そういえば、ここで久々にミミズくんも見ましたよ。


ジャガイモを植えた後は、今一度、畝を整えます。
こんな作り方でいいのかどうなのかわかりませんが、なんとなくです。はい、適当です(笑)。


で、こんなん出来上がりました。
といいますか、これはまるで、お墓?古墳?ですな(苦笑)。


ついでに、別の場所にもう二つほど、畝っぽいものを作ってみました。
まあ、耕しただけなのですが(苦笑)。


ここまでやって、疲労困憊でございます。
- 大きめの畝を1本作った
- その畝に、種イモ(半分)を5個植えた
- 小さめの畝を2本作るべく、耕した
こんな感じで畑を後にしたのですが、なんだかとても清々しい気分でした。
きっと、心地いい風に吹かれながら、土に触れたからではないかなと。
大地の恵み、自然に感謝ですな。
付録:プランターでも種イモを植えてみた
種イモが余っていたので、自宅にあったプランターにも植えてみました。


土とともにほったらかしにされていたプランターを活かしていきたいと思い、3つのプランターに2個ずつ種付けをしていったのです。


そして、水やりをして、しばし放置です。
かなり適当栽培ですが、こちらも収穫できたら超ラッキー!ということで。
そんな感じで、2025年3月の畑仕事日記は、これでおしまいっ。
次回は、いつになることやら〜。