バイクで走っている時に、ついつい口ずさんでしまう曲、ありませんか?
今回は、秋深まった埼玉北部(埼北)&群馬ツーリングで、私がヘルメットの中で熱唱した5曲を、ツーリングで立ち寄ったスポットとあわせてお届けしていきます。
ちなみに、音楽にまったく疎い私のチョイスは、すべて「メジャーなJ-POP(それもとうの昔の流行歌)」ばかりですので、そこんとこよろしくお願いします!
スタートはゆるりとこの曲で♪「イージュー★ライダー」
ツーリング日和の日曜日。バイクでお出かけの朝。
愛車のW650が芸術的なサウンドを奏ではじめると、私の脳内にまず流れてくるのが、バイク乗りにとってはお約束の名曲「イージュー★ライダー」です。
僕らの自由を 僕らの青春を
引用元:奥田民生作詞「イージュー★ライダー」より
このサビの部分の「自由」という超魅惑的!な歌詞に、ゆったりとしたリズム、そして奥田民生さんの気だるい歌い方が絶妙にマッチした神曲。
北海道ツーリングでは、必ずと言っていいほどこのサビの部分を熱唱しています(笑)。
それとともに、この歌詞にも深く共感するのです。
気を抜いたらちらりとわいていくる
現実の明日は やぶの中へ
引用元:奥田民生作詞「イージュー★ライダー」より
仕事のこと、人間関係のこと、健康のこと、将来のこと、いろいろと悩みは尽きませんが、今バイクに乗っているこの時点では、その問題は私の目の前に現実として起きていません。
そんなことで頭をいっぱいにするのは、あまりに今の時間をもったいなくしています。
今はバイクに乗ってるんだから、その現実を楽しむことに「集中」する!
バカボンのパパじゃないですけど、「それでいいのだ!」ですよ、きっと。
はい、そんなふうに思わせてくれるやっぱり「神曲」なのです。
オリジナルの奥田さんもステキですが、私は土岐麻子さんがカバーされたこのバージョン↓もお気に入りです。心地好い歌声で、とても癒されます。
乗ってきたところで♪「私以外私じゃないの」
さて、「今に集中」しながら走ること数十分、W650のエンジンも暖まってきまして(暖気してから乗れや!とお叱り受けそうですが)、私の心身もバイクに馴染んできた頃、こんな曲が脳内で再生されました。
ゲスの極み乙女。の「私以外私じゃないの」。
はい、バイクとはまったくといっていいほど、関係ございませんf^_^;)
「何でこの曲?」と思われるのを承知のうえでこれを挙げた理由は、今さらながらですが、単に最近よく視聴する曲だからです。
私以外私じゃないの 当たり前だけどね
引用元:川谷絵音作詞「私以外私じゃないの」より
このサビの部分はあまりにも有名ですが、今あらためて聴くと、これを作詞作曲したボーカル&ギターの川谷絵音さんは、才能の塊のような方であると感じます。
私は他の誰でもない 誰も替われない 誰とも比べなくていい 報われない自分にも目を逸らさず受け容れて 自分の人生を自分らしく生きていく・・・
解釈が違うのかもしれませんが、私はそんな熱いメッセージを勝手に受け取りました。
川谷さんは、この曲がバカ売れ(ブレイク)した後プライベートでいろいろあったみたいですけど、私にとってはそんなことはどーだっていいんです。だって、私の生活にまったく関係ないのですから。
それよりも困っているのは、なぜか何度も視聴したくなるほど「中毒」になってしまっていることです(苦笑)。
それに、このサビ部分、ヘルメットの中で叫びながら歌うと、なんかめっちゃスッキリしますし。(はいはい、操縦に支障がないように気をつけてますよー)
なんていいますか、このバンド、ほんと今さらながらなんですが、めちゃくちゃ演奏技術高くないですか?
特に、キーボード、めちゃくちゃ「エモい」です。
私は音楽に疎い人種なので難しいことはよくわかりませんが、このキーボード演奏を聴いて、「エモい」という言葉をはじめて使ったほど、魂を揺さぶられました。
ランチ休憩→「道の駅めぬま」再び
エモいキーボードが頭の中を駆け巡る中到着したのは、埼玉県熊谷市にある「道の駅めぬま」です。
ここは、前回のツーリング↓でも立ち寄りまして、すっかりお気に入りの場所となっております。
ここで、しばしのランチ休憩。
2階のレストランで、「ミラノ風カツ定食」をいただきました。デザート、ドリンクバー付きで980円。
ちなみに、オットは「生姜焼き定食」。どちらも美味でお腹満足です。
そして、ここに来たら「吟ぎん寿司」もおすすめです!
下の画像、左の細長い稲荷寿司がそれ。前回立ち寄った際にいただいた山菜そば定食です。
1階のショップにも450円で販売していますが、これがとてもウマイ!大人気で売り切れている時もあるほどです。
さて、食事が終わって、外にあるスローブから1階に降りていく途中、「薔薇」を楽しみました。(どーでもいい話ですが、薔薇って漢字で書けないけど、パソコンだと変換できるからいいですな)
日本女性初の医師免許を取得された荻野吟子さん(旧妻沼町のご出身)の像もみえます。
いや〜、ほんとにいい天気!恵まれております。
そんなこんなで、道の駅を後にしまして、次はどこへ走りに行きましょうか?
この時点では、どこへ行こうかなんて決めていませんよ。
風の吹くまま気の向くままです♪(´ε` )
「道の駅めぬま」ウェブサイト↓
午後一番はノリノリで飛び出す♪「高嶺の花子さん」
「道の駅めぬま」のバラ園を歩いている時に流れていた曲が、back numberの超人気曲「高嶺の花子さん」。
はい、この曲も、バイクとはほぼ関係ないんですけどね(^_^;)
ただ、バラ園でこれを聴かされた日にゃ、そりゃもう、私の脳内はこれ一色になっちまいますよ。
会いたいんだ 今すぐその角から
飛び出してきてくれないか
引用元:清水依与吏作詞「高嶺の花子さん」より
この曲を初めて聴いた時、「そうそう!それが言いたかったのよ」的に切ない恋心を言語化してくれたこのフレーズに、若かりし頃を思い出して「ズキュン」ときました。(書きながら、恥ずかしさがマックスになってます・・・)
この歌詞をこの曲に乗せちゃうなんて、この歌作った人、天才確定です!
あの頃?を思い出し、胸をときめかせながら、ノリノリで走ります♪
ただ、途中で気がついてしまいました。
バイクに乗っている時には、あまり調子に乗って歌い過ぎない方がいいのかもしれないということを。
角から急に飛び出してくる(車とか自転車とか人間とか動物とか)なんて、遭遇したくないシチュエーションですからね(苦笑)。
「飛び出し坊や」、引き寄せちまいます。
角からではなく、茂みからのひょっこりな「飛び出し坊や」↓
なんか、「おっさん飛び出し坊や」↓もおるみたいやで。めっちゃシュール・・・でも、嫌いじゃないぜっ。
大阪・四天王寺の飛び出し看板は「聖徳太子」↓ さすが笑い(?)のセンス抜群な大阪ならではです。
いかんいかん、話がかなり脱線してしまったΣ(・□・;)
片想いの人がそこの角から飛び出してきてくれるのはたしかに奇跡かもしれないけれど、聖徳太子のそれよりは確率は高いんじゃないかと、そんなしょーもないことを思ってみたのですが、いかがですか?(・・・と問われましても、ねえ〜^^;)
甘いものは別腹休憩→「ブルーバンブーファームジェラート&カフェ」
さて、角から出てくるかもしれないあれやこれやを期待(注意)しながら少し走ると、地元で話題のジェラート屋さんが見えてきました。
埼玉県熊谷市にある「ブルーバンブーファームジェラート&カフェ」↓
2022年8月に開店したばかりの牧場に隣接したショップです。
このショップは、この場所の他に、先にご紹介した「道の駅めぬま」にある「JAくまがやふれあいセンター妻沼店」にも出店しておりまして、以前にも記事↓にしています。(さっきと同じ記事ですが)
にしても、10種類以上のジェラートは、我々を悩ませます。
選択肢が多いのはいいことなのですが、時に決断力を失わせるやもしれません。
何にしようか・・・。これ、ぜったいみんな美味しいやつや・・・。
そんなことを思いながらも、入り口にあるウシ柄のだるまが可愛すぎて・・・またもや年甲斐もなく「ズキュン」です。
店内はこんな感じで、牧場の牛を眺めながら、ジェラートを楽しめますよ。
この日は天気が良かったので、外のテーブルやベンチでお召し上がりになっている方も多かったです。
で、結局注文したのは、左は黒蜜きなこ(シングル400円)と右のティラミス(500円)。
黒蜜きなこは、黒蜜きなこです(o^^o)
そして、ティラミスも、本当にティラミスです。コーヒーシロップが染み込んだスポンジが内蔵されています。(内臓って^^;)
アイスクリームやソフトクリームは大好物だけどジェラートはちょっと・・・と言っていたオットが、めちゃくちゃ美味いとリピートしているほどですので、めちゃくちゃ美味いんです、はい!
で、このお店は、いちいち洒落てます。
お手洗いの蛇口が「スパナ」です。農業なのに、工業系です。
そんなこんなで、極上ジェラートを堪能した後は、敷地内を散歩です。
牛とトラクターを眺めていたら、一瞬北海道にいるのかと錯覚したほどの至福の時を過ごしたのでした。
「ブルーバンブーファームジェラート&カフェ」インスタグラム↓
ついに満を持しての登場♪「ハネウマライダー」
さてさて、ツーリングも佳境に入ってきたところで、ポルノグラフティの「ハネウマライダー」、満を持しての登場です!
とにかくメロディが好きすぎて、もうイントロからゾクゾクします。
超ウルトライントロクイズがあったら、負ける気がしません!
とはいっても、歌詞もかなり魅力的で、その中でもこの部分に「ズキュン」ときます。
心は、空を裂く号令を聞いた
引用元:新藤晴一作詞「ハネウマライダー」より
「空を裂く号令」って、なんだかよくわかんないけど、武士道っぽくてカッコいい〜(語彙力がなくて・・・)
Gorgeousな風に行き先任せ
引用元:新藤晴一作詞「ハネウマライダー」より
風が「ゴージャス」だという着眼点、スゴイです。行き先任せ・・・そうそう、ほんとそのとおりなんですよ!(またもや語彙力が・・・)
それから、この歌詞、ところどころに英単語が散りばめられているので、まるでルー大柴さんのように楽しめます。
君がとばせと煽るのなら
引用元:新藤晴一作詞「ハネウマライダー」より
煽り運転は「ダメ!ぜったい!」ですが、このフレーズに妙な色気を感じてしまう私は、はたして変態なのでしょうか???
私がこれ以上御託を並べるのは、無粋というもの。
みんな大好き「ハネウマライダー」、どうぞご堪能あれ〜♬
厳かに「赤城神社(三夜沢)」参拝
さて、ゴージャスな風に行き先を任せて到着した場所は、群馬県前橋市三夜沢に鎮座する「赤城神社」。
赤城南麓に位置するこの神社は、パワースポットしても知られています。
厳かながらも、包み込むような優しい「氣」を感じました。
参拝後は、少しだけ裏山を散策。緑も木漏れ日も美し過ぎる・・・
ここに来させていただけたことに、感謝です。
「赤城神社(三夜沢)」ウェブサイト↓
小休止してぐんまちゃんを拝む→「道の駅おおた」
赤城神社からの帰り道、木洩れ日のなかを気持ちよく走った後は、国道17号に出てひたすら南下です。
そこで、目の前にあらわれたのは、群馬県太田市にある「道の駅おおた」。
群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」が、上から目線(?)で出迎えてくれました。
この日は天気が良かったせいかバイクをよく見かけましたが、この道の駅の駐輪場も、バイクまみれでえらいことになってましたよ。
道の駅の建物の中。さすが、太田市はスバルのお膝元↓です。
「夢への道」
「m」から「夢」への文字つながり、夢の「夕」の部分の勢いある筆づかいに、「ズキュン」ときましたぜ。(もう、だんだん何言ってるのかわからなくなってきましたわ)
お土産屋にも、スバルグッズが販売されていますので、ファンには嬉しい道の駅です。
さて、ここで我々も何か買って帰りましょう。
群馬の美味しいものといえば、「焼きまんじゅう」。
それが、家庭でも味わえるということで、数ある焼きまんじゅうキットの中から、助平屋さんのものを購入。(しかし、それにしてもすごいネーミングですな(´∀`=)
帰宅して、トースターで焼いてみました。みそだれもついてますよ。
見た目はアレですが、美味しくて腹持ちもしました。これは買いです!
「道の駅おおた」ウェブサイト↓
トリはやはりこれでしょう♪「1/6の夢旅人2002」
そうこうしているうちに、このツーリングもまもなく終わりを迎えます。
「バイクに乗ったらつい歌っちゃう曲」のトリはやはりコレ、シンガーソングライター樋口了一さんの「1/6の夢旅人2002」です。
今や全国区の人気となった北海道テレビ放送(HTB)「水曜どうでしょう」のテーマソングとして、特に藩士(水曜どうでしょうファン)にとっては永遠に歌い継がれる名曲となっているほどです。(たぶん)
ベトナムのカブ旅、感動のラストを思い出しますよ、ううっ(;ω;)
この歌詞、水曜どうでしょうを観ていれば、すべてにおいて共感できるのではと思うのですが、中でもこの部分、歌う時につい気持ちが入ってしまいます。
そんな風に そんな風に
僕は生きたいんだ
生きていきたいんだ
引用元:樋口了一作詞「1/6の夢旅人2002」より
どんな風に生きていきたいのか?
もしこの歌詞をご存知ないという方は、ぜひコレ↓を聴いてみてくださいね。TVアニメ「ゆるキャン△」とコラボしたYouTube動画です。
「ゆるキャン△」ファンでもあるので、嬉しい動画です。
そういえば、「ゆるキャン△」では、水曜どうでしょうのディレクター陣(藤村氏と嬉野氏)が声優としても出演していましたね。(ズブズブやんけ)
「水曜どうでしょう」オフィシャルウェブサイト↓
おわりに
埼玉北部&群馬ツーリングで、「つい歌ってしまった曲」を挙げていきましたが、共感していただけた部分があれば、うれしいかぎりです。
どんどん陽が落ちていくにつれ、
「もっとバイクに乗っていたい」
「このままずっとバイクで走っていたい」
そんな思いを強くした、今回のツーリングでした。
本日は長らくのお付き合い、ありがとうございました。