我が家の夏の恒例行事である「北海道バイクツーリング」。
本年2022年も、夫婦で北の大地を、無事故・無違反(無検挙?)で走ってまいりました。
旅をしたのは、8月某日から9泊10日間。
そんな昔の話を、なぜ今になって記事するのかということですが、やはり備忘録として残しておきたいと思ったからです。
ということで、愛車W650でゆるりと旅した10日間を、超ダイジェストでお届けします。(ちなみにオットのマシンは、本人の強い希望で登場いたしません〜)
ただ、ダイジェストとはいっても、スイーツやごはん、キャンプ場など各々の「部門」で、私にとっての「ナンバーワン」をただひたすら挙げていくだけの、極めてうっすい内容です。
画像多めでお伝えしていきますので、どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ〜(o^^o)
はじめに:道東地方を中心に走りました
2022年の北海道バイクツーリングは、往復フェリー移動も含めて9泊10日の旅でした。
走った場所は、大体こんなところ。
そう「道東地方」です。
苫小牧港上陸から、ひたすら東へ東へ向かうのが、私たち夫婦のいつもの行動パターンです。
で、そんな道東地方を中心としたツーリングで、私にとっての「ナンバーワン」を以下の部門毎に挙げていきたいと思っています。
- スイーツ部門
- ご飯部門
- 絶景部門
- 宿・キャンプ場部門
- 癒し部門
- パワースポット部門
- 総合
それでは、それぞれの「ナンバーワン」のご紹介です。
スイーツ部門:「別海町ふるさと交流館」のソフトクリーム(別海町)
スイーツ部門でのナンバーワンは、「別海町ふるさと交流館」内のソフトクリームです。
今回のツーリングで、ナンバーワンの記憶に残る「絶品」でした
それほど美味しいと思ったこのソフトクリーム、めちゃくちゃ「重い」です(笑)。
ずっしり感、半端ないですー(*≧∀≦*)
別海といえば、人間よりも牛の数が多いことで有名ですから、なるほどソフトクリームが美味しくてボリュームたっぷりなのも頷けます。
そして、この館内には、源泉掛け流しの温泉施設があるのです。
泉質は、美人の湯ともいわれる「モール温泉」。
このモール温泉は十勝地方の音更町で知られていて、私も大好きな温泉ではありますが、ここ別海町にも出ていること、今回はじめて知りました。
さらに、この建物のお隣には、「別海町ふれあいキャンプ広場」というキャンプ場もあります。
この温泉でひとっ風呂浴びて、ソフトクリームを味わいながら、生ビールジョッキを呑む・・・なんて夢のようなことも可能なわけですよ、お嬢さん!(誰にゆーてんねん?)
来年は・・・「ここをキャンプ地とする」
※ 後日談:2023年8月の再訪の際、ソフトクリームはあるにはあったのですが、別物になっていました。。。
ごはん部門:「とん田」のロース豚丼(帯広市)
ごはん部門のナンバーワンは、帯広市の名店「とん田」のロース豚丼です。
10年ぶり2度目の訪問。(高校野球の甲子園10年ぶり2度目の出場・・・的な???)
毎年食べに行きたいと思うのですが、いつ何時もものすごい行列で、それを見ただけで心が折れてしまうのです。
でも、「今年はとん田の豚丼、絶対食べる!」という強い気持ちで、意を決して訪問いたしました。
が、そこはやはり超人気店、ランチ時ということもあってか1時間待ちでやっとありつけた豚丼がコチラ↓です!
お肉そのものも美味しいのですが、とにかくタレが格別です!
そのタレも、自由に追加することができるというのも、とても嬉しいサービスです。
豚丼はタレが命なんていわれますが、その命のタレが、あらまあこんな露わな姿で、いくらでもつけ放題なんですよ、奥さん!(だから誰にゆーてんねん?)
さらに、量もボリューミーで、大満足のランチとなりました。
このお味と量で860円は、かなりの出血大サービスなのではないでしょうかーっ!
バイクに乗るとお腹が空くのか、そんなボリューミーな豚丼、秒速!でペロリと完食でーす!!
絶景部門:夕刻の摩周湖第3展望台(弟子屈町)
絶景部門のナンバーワンは、ベタ中のベタ、弟子屈町にある超有名観光スポット「摩周湖」です。
いや、ベタといって侮ることなかれ、ここは比較的人の気が少ない「摩周湖第3展望台」。
しかも、夕刻で、周りには誰もいない状況。
ここでしばし目を瞑り、全身で「氣」を感じていたら、「何か降りてきた」・・・ような気がしました。
それが何なのかはすっかり忘れてしまいましたが(苦笑)、ここで過ごす時間がとても心地よかったことだけは憶えています。
吸い込まれるような摩周ブルーは、人があまりいない静かな時の方が、絶景感は増すかもしれませんね。(注:個人の感想です)
上の画像は、摩周湖第3展望台の「駐車場」から見た風景。
私の心のオアシス、屈斜路湖が望めます。
愛車のW650。
この時点で北海道何日目だったのかは忘れましたが、とにかくよく走ってくれます。
乗り始めて12年経ちますが、故障は一切ございませんで、かなりの「アタリバイク」だったと感謝しております。
そんなことより、「摩周湖はやはり魅惑的な絶景でした」というお話でした。
過去にも記事にしていますので、よろしければどーぞ↓
あ、そうだ。
摩周湖に行く前に、「硫黄山」をバックにW650を撮影したものがありますので、それも載せちゃいます。
う〜ん、にしても、車体本体以上にリアボックスの存在感、ありすぎですな(苦笑)。
宿・キャンプ場部門:多和平キャンプ場(標茶町)
宿・キャンプ場部門のナンバーワンは、標茶町にある「多和平キャンプ場」です。
ここ最近、ほぼ毎年のようにお世話になっているキャンプ場でして、ここも絶景スポットの一つなのですが、今年はまた格別にいいモノを見せていただきました。
そう、「夕焼け」です。
いったい何が起こったのか、わけがわからないほどの真っ赤な空。
キャンパーが、こぞってカメラ撮影をしていました。
あ、ちなみに、上の画像にある手前の青っぽいテントは、うちのテントです。
テントサイトは全面が芝で、縦長チック。
一番手前にお手洗いがあり、一番奥に炊事場があって、おまけに全体的になんとなく斜めっているので、テントを張る場所を決めるのに少々悩みます。
それでも、このキャンプ場についリピートしてしまうのは、この絶景にありつける可能性があるからなんですよね。
運がよければ、満点の星空ですから。(今回はダメでしたけど)
広い牧場に、なんとも美しい夕焼け。(当たり前ですが、実際はもっともっとキレイです)
思わず、「まあ!キレイ💕」と声を上げていました。
ただ、この「まあ!キレイ💕」な夕焼けを拝めたのは、3泊したうちの1泊目だけで、あとは雨だったりなんだったりで、そんなキレイごとではすまされないような、あんなコトやこんなコトが繰り広げられ・・・???
まあ、自然はそう甘くはないっちゅうことですわ。
多和平展望台から見た昼間の風景。天気が良ければ、安定の絶景です。
なんだか、キャンプ場部門というよりは、絶景部門で紹介した方がよかったんじゃね?という内容になってしまっているようですが、いやいや、やはりここはキャンプ場としてもおすすめなんです。
それは、ココ↓があるからなのですよ。
場内にある「グリーンヒル多和」というレストハウス。
このレストハウスでは、手作りパンやスコーン、乳製品、ビールなどが販売されていて、かなり助けられています。
そして、ここでは食事もできるので、今回意を決して美味しいと評判のバーベキューをいただきました。
しべちゃ牛である「星空の黒牛」のスペシャルカルビのバーベキュー↓です。
いや〜〜〜旨かったぁぁぁ。
キンキンに冷えた生ビールに黒牛カルビ、くーっ!最高っす!!
そうそう、バーベキューの際は、お店のスタッフさんがバーナーで炭に火をつけるのですよ↓
ちなみに、別の日には「ラム肉」もいただきました↓
ここでランチもしましたよ。
きのこいっぱいカレー。
サラダ付き。
ソフトクリームもありますぜ。
まあ、なんでもあるっちゅうことです(o^^o)
ちなみに、駐車場で雨に濡れてるダブちゃん(W650)。か、かわいそすぎる〜( ; ; )
今回の北海道ツーリングで3泊4日を過ごしたここ多和平キャンプ場ですが、そういえば今年は特にこの近辺で、シカやキツネの出没が目立ちました。
夕方、キャンプ場の近くを走っていたところ、オットのバイクの目の前にシカ3頭が横切りまして、危うく大惨事となるところでしたので、ほんと「動物注意」です!
シカも人間もマシンも、無事でよかったぁ。。。
多和平キャンプ場情報↓
過去にも記事にしていますので、ご参考のほど↓
癒し部門:川湯公衆浴場(弟子屈町)
癒し部門のナンバーワンは、やはりここ「川湯公衆浴場」です。
ザ・昭和です!
この温泉のことは、過去に二度ほど記事にしていますが、我々夫婦の癒しスポットを超えた「命の湯」的な存在であり、これまでこの温泉には何度も助けられています。
脱衣所で、地元の奥様が浴室から出るやいなや、「熱いよ熱いよーっ!今日のお湯は熱いよーっ!!」とまるでイキのいい魚を売るかのように教えてくれました。
地元の方が言うくらいだから覚悟はしていましたが、「硫黄泉」がこれまでになく本当に熱くて熱くて、ずっと浸かってはいられません。
すぐさまお隣のぬるめな「真湯」に避難して、しばし癒しの時間を過ごしたのでした。
は?私の人生「ぬるま湯」ですが、それが何か?
身も心もさっぱりした後は、汗がひくまでしばしソファーで休憩。
この場所がまた、なんとも言えず昭和風情を醸し出しておりまして、窓から心地好い風が入ってきた時には、少女の頃にタイムスリップした気にさえなります。
牛乳も瓶で売ってますしね。
・・・でも、ですね。実は私、残念ながら牛乳は少女の頃から苦手なんです(^_^;)
そのかわり、オットが腰に手をあてて、うれしそうに飲んでました。(まさに昭和のオッサンですな)
過去にも記事にしていますので、よろしければどうぞ↓
ご紹介しました川湯温泉公衆浴場につきまして、悲しいお知らせです。
2023年8月に再訪した際に、「閉鎖」をされていることが確認できました。
ここまで読んでいただいた方には大変申し訳ないとは思っておりますが、私にとってもとても悲しい出来事で、今は心を落ち着けている最中でございます。
それから、公衆浴場にも車やバイクは駐車できますが、私たちはいつもこの近辺にある無料の駐車場にバイクを停めています↓
この駐車場の目の前には、「川湯ビジターセンター(旧川湯エコミュージアム)」があり、そこも癒しスポットしておすすめなのです。
ビジターセンター2階から眺める森の木々。
木漏れ日に癒されます。
このビジターセンターは、1階にはパネル展示や体験コーナー、2階にはカフェがありますので、情報収集のみならず、森の中でほっと一息つくことができるまさに癒しの空間となっているのです〜(^-^)
パワースポット:帯廣神社(帯広市)
北海道のパワースポットの一つといわれておりますのは、帯広市内に鎮座する「帯廣神社」です。
こちらも毎年参拝をしておりまして、毎回違う「手水舎」を楽しませていただいております。
上の画像、なんて涼しげで上品でセンスあふれる花手水かと、いたく感激しておりました。
すると、その約1週間後に再度参拝した際には、こんなことになっていたのです。
菊がびっしり!こりゃまた、華やかですね〜(*≧∀≦*)
どちらにしても、「ザ・日本!」です。
それからこちらの神社、エゾリスくんと出逢える確率、かなり高めです!
シマリスちゃんと比べると、とても大きいエゾリスくんは、夏毛のためかマッチョくんです。
そしてこの神社、シマエナガさんもいらっしゃるようで(たぶん)、以前、宮司さんがこの境内にある休憩室で写真展を開催されていました。
そんな「シマエナガみくじ」です。
今や全国区となった大人気のシマエナガちゃん。
その人気のきっかけをつくったのは、どうも北海道が生んだ全国区の大スターである大泉洋さんらしいです。(スープカレー人気も、大泉さんが絡んでいるんだとかなんとか・・・スターダストレビューの根本さんと歌ってましたしね^ ^)
そんなことより、こちら↑は、おみくじが入っている手のひらサイズのシマエナガ(の模型)。
首を傾げた姿が、なんとも愛らしいですね。
北海道出身で鳥の撮影を趣味にしている知人によると、このシマエナガ(の模型)の再現度は、相当高いとのこと。作った人、スバラシイ!
そしてこちら、「鮭みくじ」も人気です。
釣竿に見立てた棒と紐。紐の先にはフックがありまして、それでおみくじを釣り上げるという、そんな遊び心たっぷりな、いつまでも瞳は少年的なおみくじです。
「おもしれー!その遊び、乗ってやろーじゃねーか!」
とばかりに、オットが釣り上げたおみくじは・・・
「大吉」でしたわ。(なぜここで、一生分の運を使い果たすかね?小出しにしなさいよ、小出しに(^_^;)
このおみくじ、裏面が「イクラ模様」になっておりまして・・・
鮭(の模型)のハラに、このおみくじをたたんで入れますと・・・
なんていいますか、ハラにイクラが詰まっているという感じで・・・洒落っ気たっぷりですな(*≧∀≦*)
てか、よく見るとけっこうシュールですわ(*´◒`*)
北海道ツーリングを無事走り終えることができたのは、まさしく帯廣神社の御加護ではないかと感謝をしております!
帯廣神社情報↓
総合:ホクレンのフラッグ&ステッカー
最後のトリを飾るのは、どうしても今回挙げたかったコレ↑です。
そう、あの「ホクレンフラッグ」復活です!
ステッカーまで付いちゃってます。
ずっとずっと昔から、北海道を旅するライダーは、このフラッグを求めて、わざわざ「ホクレン」で給油をしていました。
給油をすれば、もれなくついてくるこのフラッグ。
エリア毎に、色や柄が異なるフラッグ。
そして、そのフラッグをリアバックにつけて、ハタハタさせながら颯爽と北の大地を走るのが、北海道バイクツーリングのお約束事といっても過言ではありませんでした。
そのフラッグも、数年前からお金を取るようになった。たしか最初は1本150円。(違ったらごめんなさい)
まあ、まだ許容範囲だ。
がしかし、その後、まさかの「今年はフラッグは販売しません」という許されざる出来事が起ころうとは!
私たちは落胆した。
でも、いつまでも落ち込んでばかりもいられない。
フラッグ販売のない間(たしか2年間?)は、過去にゲットしたフラッグをハタハタさせながら、北の大地を走り抜けたのです。
フラッグのない「ホクレン」に、わざわざ給油をしながら。
そして、「フラッグがないのに、なぜこの人たちはフラッグ持ってるんだろう?」という奇異の目で見られながら。
そんな2022年、朗報が入ってきました。
フラッグ復活!そして、ステッカーもあるぞ!
私が好きなアイヌ文様のデザインでの華麗なる復活に、テンション上がりまくりです。
このフラッグはやはり相当人気らしく、販売終了のホクレンもあったほど。
上記画像は、やっとゲットできたグリーンとブルーのフラッグ、そしてグリーンのステッカーです。
2022年北海道ツーリングナンバーワンの思い出として、子々孫々受け継いでまいります!
おわりに:私の好きな風景「早朝の斜里岳」
2022年の北海道バイクツーリングの超ダイジェスト版として、私の「ナンバーワン」をただひたすら挙げさせていただきました。
- これから北海道に行かれる方には、情報のひとかけらとして
- 北海道ツーリング経験者や北海道にゆかりのある方には、思い出に浸っていただけるかも?
つたない記事ではありましたが、このような方々にお役に立つことができたのなら、うれしいかぎりです。
それから、時折「けったいな関西弁」を交えての表現となっておりましたが、もし「ネイティブ」な方々に不快な思いをさせてしまったのであれば、大変申し訳ありませんでしたm(__)m
最後の最後、どうしても挙げたかった私が好きな風景「早朝の斜里岳」で、シメとさせていただきます。
ありがとうございました。