バイク日和だった先日、8月の北海道ツーリング以来、久々にバイクに乗りました。
行き先は、埼玉県北部の熊谷、深谷あたりという、日本屈指の暑い街。
10月に入ったにも関わらず汗ばむような陽気ではありましたが、チェーン調整したW650とマフラー交換したSR400は、そんな暑さをもろともせず軽快に走ってくれました。
熊谷市にある「道の駅めぬま」で食事休憩。
2Fレストランにて、山菜そばと吟ぎん寿司のセット。
ここ旧妻沼町は、日本人で女性初の国家資格をもった医師である荻野吟子さん生誕の地。
吟ぎん寿司とは旧妻沼町名産のいなり寿司のことで、荻野吟子さんの名にちなんでのこと。
通常のいなり寿司よりも細長ーいのですが、味が染みてとても美味しかったです。
ちなみに、「失楽園」で有名な渡辺淳一さんの著書に「花埋み」がありますが、この小説の主人公が荻野吟子さんです。
20代の頃にこの小説を一気読みした思い出がありますが、まさかのこちらのご出身だったとは・・・なんだか感慨深いものがありました。
「道の駅めぬま」ウェブサイト↓
そして、レストランのある建物のお隣「JAくまがやふれあいセンター」の一角には、おしゃれな雰囲気のお店が!
「ブルーバンブーファーム」という牧場直営のジェラート屋です。
今年(2022年)の8月にオープンしたばかりですが、お客が絶えない人気店です。
吟子さんのお寿司を食べたばかりでお腹がいっぱいのはずなのに、甘いものは別腹でございます(苦笑)。
うん、美味しい!見た目よりもボリューミーで食べごたえありました。(すでにお腹いっぱいだからでしょうが)
しかし、なぜバイクに乗るとソフトクリームとかアイスクリームが食べたくなるのでしょう?一度検証してみたいものです。
このブルーバンブーファームは、熊谷市内の別の場所に本店といえるところがありまして、途中そのお店の前を通ってきたのですが、お客さんが長蛇の列でした(O_O)
そして、本店の隣には牛舎があるのですよ。まさに、牧場直営です。
ブルーバンブーファーム情報↓
お次は、深谷にある「道の駅おかべ」でコーヒータイム。
「あさみ珈琲店」という雰囲気のあるカフェで、美味しいコーヒーと一口スイーツを堪能しました。
コーヒー豆をかたどったカフェボール。ベビーカステラを彷彿とさせるような、どこか懐かしくてやさしいお味でした。コクのあるコーヒーともよく合って、美味しかったです。
・・・にしても、最近何かと注目を集めている深谷市。
おそらく、「NHK大河ドラマ」の影響でしょう。
お土産屋では、これでもかというほどの渋沢栄一さんの「新紙幣」グッズに、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ですっかり人気者になった畠山重忠氏のイケメンアニメキャラグッズが目立ちました。
演じた俳優さんが若くて「見栄え」のする中川大志さんですから、まあ当然と言えば当然なのでしょうが、これでまた、歴女を中心とした聖地巡礼者が増えるのでしょうね。(知らんけど)
「道の駅おかべ」ウェブサイト↓
ということで、ここでこの記事を終わりにしようと思ったのですが、実は今回、バイクに乗りながら、はたと気づいたことがございまして・・・
なぜだかそれを誰かに伝えたい衝動に駆られたものですから、この勢いで引き続き書いていくことにします。
で、その「気づいたこと」とは、こんなことです。
- 思いどおりにバイクを操縦することと、思いどおりの人生にすることって、なんか似てる?
- もしかしたら、バイク操縦のノウハウを生き方に応用すれば、望む現実や自分が思い描く人生になっちゃうんじゃないの?
- 人生で必要なことって、バイクが教えてくれているのかも?
そんなふうに、バイク操縦と人生とか生き方的なことを重ね合わせてしまったのでした。
また、めんどくさいことを考えちまったもんです。
何でも「意味づけ」をしてしまう悪い癖がでちゃいました(苦笑)。
でも、もう止まらないので、このまま走り続けます!(走り出したら止まらないのが、バイク乗りの習性ですから!?)
バイク歴が30年近い私ではありますが、恥を承知で申し上げますと、いまだにカーブやUターン、小回りに苦手意識のあるポンコツヘタレライダーです。
そんな私は、カーブや右左折(特に左折)の際に、スムーズに気持ちよく曲がれる時とそうでない時(いけてない時)とに明らかな差を感じておりました。(なんせポンコツなもんで、走りにムラがあるんです)
「いけてない時」は、そりゃまあヒドい有り様です。
思い描くラインどりができなかったり、ギクシャクしてすんなり曲がれなかったり、恐怖心から尋常じゃないほどの超低速走行になったりと、これがなかなかのなかなかのなかなかなのです。(なんとなく言いたいことわかります?)
バイクが曲がる時にすることって、私はたったの2つだけだと思っていて、この2つができれば、形はどうであれ「とりあえず」は曲がることができます。
- 行きたい方向を見る(顔を向ける)
- 行きたい方向にハンドルを切る
バイク乗りの方々からしてみれば、「はぁ?今さら何言っちゃってんの!?」と鼻で笑われるようなことです。
それとともに、「それだけじゃダメなんだよ!」というご批判の声も聞こえてきそうです。
そうなんです。いくら曲がれるとは言っても、これだけでは安全にスムーズに曲がることは難しいのです。
そこで、これら↓が必要になってくるのです。
- 肩や腕などの上半身の力を抜く(リラックスする)
- ニーグリップをする(主に両膝でタンクを挟む)
- 腰や下半身で体重移動する
(※ カーブの前で減速するとか、車体を傾けるだとか、クラッチ操作とか、スロットルがどうだとか、そういった類は今回は割愛っ!)
「あらヤダアタシ、今、乗れてるわっ!」て時は、たいがいこれができています。(たぶん)
そう、「バイクは腰や下半身で乗る」と言われる所以です。
なんていうのか・・・バイクに「乗れてる」と、「今日は調子いいな」だけでは済まず、「これで私の人生は上々だ!」なんて妙な勘違いしてしまうほど、とても気持ちよくなれます。(ある意味怖いわ〜)
それに、「乗れてる人」のライディングフォームって、美しいですしね。
で、「なんでこれが人生とか生き方と関係すんだ?」なのですが、こんなふうにまとめてみました。
バイク | 人生 |
行きたい方向を見る | 自分が望む生き方を意図し そちらにフォーカスする |
行きたい方向にハンドルを切る | 自分が望む方向に舵を取る 実際に行動する |
上半身リラックス | 軽やかさ しなやかさ 遊び 適度な抜け感 |
ニーグリップ | 揺るぎない土台 安定感 |
体重移動 | バランス感覚 |
バイクを操縦するように、人生でこんなこと↑を意識して日々を過ごしていけば、けっこういい感じで生きていけるんじゃない?なんてことを思ってしまっている私ですが・・・いかがでしょうか?
はじめの2つ、「行きたい方向を見る」と「行きたい方向にハンドルを切る」は、自分の行(生)きたい方向に動き出す最初の一歩としてとても大切です。
でも、「それだけじゃダメなんだよ!」なんですよ。
それだけでは、先に挙げた私の「いけてない時」の走りのように、なんか思い通りにいかなかったり、ちょいちょい行き詰まったり、時にはハッとするような危険を感じることが少なくないことを、自分のこれまでの経験により実証済みなんです(◞‸◟)
そこで、後の3つ、「上半身リラックス」と「ニーグリップ」、「体重移動」を意識して生活に取り入れることで、よりスムーズに自分らしい人生を歩むことができるのでは?・・・なーんて思ってしまったわけです。
「人生で必要なことは、バイクが教えてくれた」的な(笑)。
おおげさに言うのならば、きっとそういうことなんでしょう♪(どこかで聴いたことあるフレーズですけど^^;)
ちょっとこじつけ感が否めませんが、「まあ、そういう見方もあるかもねー」くらいに思っていただけたら御の字です。
しかしながら、ここで一つ、「じゃあ、バイク操縦を体得している人は皆思いどおりの人生を歩んでいるのか?」という疑問が湧いてきました。
残念ながら、そんな「エビデンス」があるのかどうかまでは、現時点で調べはついておりません〜T_T
なので、説得力がないといいますかなんといいますか・・・モジモジ
そこんとこ調べたうえでこの記事を書きはじめればよかったのですが、なにせ勢いだけで突っ走ってしまったもので、ツメが甘かったです。
まあなんにしても、これから生きていく中で、「なんかうまくいかないな」とか「スムーズにコトが運ばないな」って時には、バイク操縦のノウハウを試してみたいと思いました。
「エビデンスがないことがなんぼのもんじゃい!そんなもん私がエビデンスじゃ〜!」
な〜んてことがいつの日が言えるように(?!?!)、日々、実験です(笑)。
にしても、ここまで読んで下さった方、こんな支離滅裂な内容で相当にお疲れのことでしょう。
正直私も疲れました(笑)。
こんなことばっかり考えてるから、「クソ真面目」だとか「頭がカタイ」だとか「もっと気楽にいこうぜぃ!」なんて言われちゃうんですよね、自分。。。
・・・・・・そうだね、気楽にいこ。
も〜ほんと、こんな世の中だし、バイク乗る時みたいに肩の力抜いて気楽にいこっ。
結論:バイクも人生も、もちっと気楽に♪
ということで、バイク乗りのこんな名言でシメさせていただきます。
バイクはバカにしか乗れん(TVアニメばくおん!!第1話より)
ちゃうちゃう。いや、ちがわんけど、やっぱり迷走しとる。
これこれ、コレですよ〜↓
NO BIKE NO LIFE (バイクがなければなんの人生か・・・的な)
やっと着地、できましたかね?