こんにちは。そのへんの50代主婦もりこねです。
先日、地元の商工会議所が主催している無料の創業支援セミナー(初歩編)を受講しました。
期待をはるかに超える学びや気づきの多い内容に、大変満足して帰ってきましたので、セミナーの簡単な内容や感想などをお伝えしていきます。
開催場所や詳しい内容、画像などをお伝えできないのは申し訳ないのですが、全国どこの地域でも同様のセミナーを開催しているようです。
起業に興味のある方に少しでも参考にしていただけるといいなと思い、今回記事にしてみました。
ブログ運営にも通じるところがあったので、そんなことも盛り込んでいきます。
創業支援セミナー受講のきっかけ
まずは、創業支援セミナーを受講したきっかけをお伝えしていきます。
受講のきっかけ
受講のきっかけは、当たり前のことになっちゃいますが、起業(創業)に関して少なからず興味を持っていたからです。
ここ数年、起業をしている同世代女性と出逢う機会が増えてきたこともあり、以前よりも起業が身近に感じられてはいました。
例えば、こんな女性や↓
こんな女性です↓
ただ、「自分が何かで起業をする」というイメージが、いまいち掴めずにいたのです。
そこで、次のこと↓が得られたらいいなという淡い期待をもって、受講することを決めました。
- 起業のノウハウ
- 地元ならではの起業情報
- 自分の起業に対する心持ちの変化
あと、どんな人が起業に興味があるのかというのも知りたかったので、現場(セミナー会場)に行けば一目瞭然だとも思ったのです。
50代主婦が創業セミナーを受講することに躊躇いがなかったわけではないですが、これはもうほとんど勢いでした(笑)。
初歩編なので創業する気持ちが定まっていなくてもいい
実は、開催日の1週間前になって、このセミナーをキャンセルしようかと考えてしまっていました。
それは、どういった仕事で創業をするのかという業態が決まっていないどころか、創業する気持ちすら定まっていなかったからです。
そんな状態で受講をしていいものかどうかという思いがあり、キャンセルするつもりで商工会議所に電話をしました。
しかし、スタッフの方の「全然大丈夫ですよ!そんな人のためのセミナーですから。」という言葉に、「わかりました。お世話になります。」とつい返事をしてしまったのです(笑)。
注)地域によって受講対象者が異なる可能性がありますので、ご確認のほど。
創業支援セミナーの内容は期待以上だった
ではここで、セミナーの受講者や講師のこと、ざっくりとしたセミナーの内容を、ごく簡単にお伝えをしていきます。
受講対象者は?
我が地元の商工会議所は、相談内容や段階に合わせたいくつかの創業支援を用意しています。
今回私が参加した支援セミナー(定員20名)は、最初の一歩を踏み出す初歩編なので、こんな人↓が対象者でした。
- 地元近郊での創業を検討している人
- 創業に向けて事業計画を完成させたい人
私は、事業計画の完成どころか創業すらも検討の段階にまでいっていなかったのですが、そんなふわっとした人でもOKとのことでした。
そして、実際に集まった受講者の男女比や年齢層については、ざっと見た感じこのような↓状況です。
- 男女比はほぼ半々
- 年齢層は、20代から50代くらいまでまんべんなく
- 30代、40代が多い印象だが、20代もがんばってる!
- 50代くらいかと思わしき人も、少数だががんばってる!(たぶん)
後ろの席から怪しげ?に見ていましたし、年齢層については私の主観もありますので、誤りもあると思います。
どんな起業を考えているのかということを聞けなかったのは残念でしたが、若い人が元気だと私もなぜだか元気になります。
そしてなにより、私と同年代が、数は少なくも男性女性ともに受講していたことが、とても心強かったです。
講師はどんな人?
講師は、60代の男性。
長年、組織で創業支援業務を経験され、定年退職後に会社を設立し、今のようなご活躍をされています。
「3年やってみて、もしダメであれば潔く辞める覚悟で会社を設立した」
その言葉が、とても印象的でした。
3年って、どこの世界でも大事な年数で目安になるようですね。
セミナー内容をざっくりとご紹介
参加したセミナーの内容を、ざっくりと挙げていきます。
- セミナー時間は休憩含めて3時間
- セミナー受講料は無料
- さらに無料のテキストあり(20ページほどで読み応えあり)
おそらく、どの地域の支援セミナーも、受講時間は3〜4時間程度で、受講料も無料がほとんどだと思います。(その後のレベルアップセミナーで、料金が発生するパターン)
テキストとパワポに沿いながら、講師の豊富な実体験や例え話などを用いてとてもわかりやすく説明をして下さり、3時間があっという間でした。
セミナーの内容は、だいたいこのような↓感じです。
- そもそも創業とは何か
- 創業の好事例や失敗事例
- 気になる「コロナ禍」での創業について
ご存知の方もいるとは思いますが、創業は、個人事業であれば資本金は必要なく、手続きも簡単なので、「誰にでもできる」ということです。
これだけでも、メンタル的に創業のハードルが下がりました。
ただ、新しく始めるのはたやすいけれど、続けていくのは難しいのが経営。
ゆえに、成功の秘訣などはないと講師はおっしゃいます。
そんな厳しい現実の中ではありますが、失敗する理由ははっきりわかるということで、そのポイントを詳しく教えていただけたことは、大きな収穫でした。
さらに、経営者は常に孤独であるとともに、完璧な人間もいないということで、自分一人ですべてやろうとはせず、時には人に相談したり支援を受けるということも必要だとのことです。
そのよき相談者、支援者の一人として、商工会議所の指導員をどんどん活用してほしいというお話もありました。
まだまだ書きたいことはあるのですが、ネタバレ?になってしまうのはちょっとアレなので、このあたりで留めておきます(汗)。
特に心に刺さった内容3選
今回のセミナーでは、講師による珠玉の言葉が盛り沢山でした。
その中で特に心に刺さったものを、私の勝手な解釈になってしまいますが、3つほど挙げていきます。
期待以上を提供することでお客様に感動を
お客様は、物やサービスを買うときにはどこかで期待をするのは、お金を払うわけですから当然です。
期待以下であれば不満となりますが、期待どおりであれば満足をします。
これは、お客様目線に立てば、たしかにそのとおりだということがわかります。
ただ、期待どおりの満足で終わるのではなく、期待以上の物やサービスを提供することで、お客様に感動していただく。
それが、顧客を呼ぶのです。
特に今のようなコロナ禍の創業では、そういったことが必要ではないかというお話に、私自身が感動しました。
創業とは少し違うのですが、私が運営しているこのブログにも同じことが言えるのかなと思ったのです。
せっかく貴重な時間を使ってこのブログにたどり着いてくださった読者さんに、どうせなら期待以上の感動をして帰っていただきたい。
きれいごとをいっているわけではなく、読者が増えれば単純に嬉しいからです。
たやすいことではないのでしょうが。。。がんばりまーす!(汗汗)
成功の秘訣は方向性を定めていくことから
創業者の好循環と悪循環の事例を挙げられていましたが、そのポイントとなるのが「方向性」だということ。
そして、この方向性を定めるには、経営の理念が重要であると私は理解しました。
経営理念と聞くとなんだか難しそうですが、それは自分の想いや使命などからくるもの。
方向性を定めるということは、なにも創業に限らず、企業に就職活動をする際にも大事なものです。
これも私個人の話になってしまいますが、このブログも、方向性を定めていけば、少しは読者に伝わるまともなものになるだろうにな・・・なんて反省も兼ねて思った次第です。
情報を鵜呑みにせず自分の目で現実を見ていく
このコロナ禍でも、業種や企業によっては成長しているところもあるので、周りの情報(報道)などに一喜一憂したり、それを鵜呑みにしたりせず、自分の目で事実、実態を見ていくことの重要性を教えていただきました。
たしかに、よくよく見ていくと、このご時世でも特に問題なく事業を続けている人もいますし、中には「儲っちゃってます!」なんて話も聞いたことがあります。
こんな時に創業するのは難しいんじゃないかと半分諦めモードの私だったのですが、それはただの言い訳だったと気付かされたのです。
情報はたしかに大事です。
でも、それをまるっと信じ込む前に、目の前の現実はどうなっているのかを、自分の目できちんと確かめていきたいと思いました。
そして、自分で調べ考え肌で感じて物事を判断したり選択していくことが、自分らしい人生を歩むことに近づけるのではないかと、今回のこのセミナーを通じてあたらめて感じたのです。
おわりに
はじめて創業支援セミナーというものを受講して、期待以上の内容に感動したことを、つらつらをまとめてみました。
こういったセミナーを主催している団体では、融資も含めた個別相談やレベルアップした有料講座もメニューとして取り揃えているところが多いと思います。
地域によって特色があるので、私が体験したことと同じ内容や雰囲気であるとは言えない部分もあるでしょうが、もし興味を持たれましたら、これを機にぜひ受講してみてくださいね。
きっと、なにかしらの気づきや学びの体験ができると思いますよ。
ありがとうございました。