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【50代の再就職】面接ってなんで緊張するんだろう?と考えていたら緊張がほぐれた話

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こんにちは。もりこねです。

快適な引きこもり生活が長引いたおかげで、もう二度と外では働けない身体になってしまったと思われた私ですが、このたびひょんなことから、気になっていた会社にパートで応募することになりました。

パソコンで履歴書を作成し面接に挑むこととなったのですが、ダメ元の軽い気持ちで応募をしたにもかかわらず、面接日が迫るごとに緊張が高まっていったのです。

その時、ふと思いました。

「面接って、なんでこんなに緊張するんだろう?」

一人そんな考察をしていたら、あら不思議???

緊張がほぐれてきたのです。

そして、採用内定という結果となりました。

拙いながらも今回の私の経験が、同世代で就職活動をされている方にとって「こんな考え方もあるんだな」という参考材料の一つにしていただくとともに、あわよくば「安心した」と思っていただけたら幸いです。

読みたい箇所からどうぞ

緊張する理由は「不安」→その正体とは?

冒頭でも申し上げていますが、面接ってなんで緊張するんだろう?と考えてみたところ、私なりに一つの結論に達しました。

それは、「不安」ということです。

そして、「じゃあいったい何が不安なの?」を考えた結果、主に次の3点が明らかになりましたので、各々挙げていきます。

何を言われるんだろう(聞かれるんだろう)という不安

多くの方は面接が不安になる理由として、「面接官からどんなことを聞かれるんだろう」「その質問によどみなく答えられるだろうか」などが挙げられると思います。

私の場合は、過去に、面接の場でネガティブで触れられたくない質問を受け、それがいたく傷ついたという経験がありました。

その面接の結果は不採用であり、おそらくそれがトラウマになっていたのでしょう。

今回、その忌まわしい思いが蘇ってきてしまい、また自分の過去や人格を否定されるようなことを言われやしないかと、不安になってしまったのです。

でも、自分のそんなネガティブな気持ちをとことん味わった後に大きな気づきがあり、それによって不安を和らげることができました。

その詳細は、この後でお伝えをしていきます。

不採用になったらどうしようという不安

この会社に入りたいと思って面接を受けるわけですので、不採用になればショックを受けるのは当然です。

経済的に切羽詰まった状況であれば、不採用によって再就職の時期が遠のいてしまうことから、生活面でますます不安が募ります。

ただ、再就職をそれほど急いでいない状況であっても、不採用になったらどうしよう?という不安が湧いてくるのはなぜでしょうか。

これについて、私はこう思いました。

不採用になると、自分の能力や経験、人間性を否定されたような気持ちになる

やはりここでも、自分の人格を否定されやしないか?との不安が出てきたのです。

どんだけ自己肯定感低いんや?(←自分ツッコミ)

どうも、かなーり昔の話ではあるのですが、過去にことごとく面接で落とされた経験があったことから、そのつらい思いが蘇ってしまったもようです。

ただ、これについても、「不採用イコール人格否定じゃないんだよ」ということを、後にお伝えしていきます。

初対面の面接官はどんな人なんだろうという不安

特に私のような人見知りのコミュ症気味な人間にとっては、面接に限らず、どんな場面であっても初対面は緊張します。

それが、就職できるかどうかが決まる「面接」の場であれば、なおさらです。

「面接官はどんな人なんだろう?」という思いとともに、「自分はどんなふうに見られるのかな?」という不安も同時に湧いてきたのです。

緊張を和らげるためにしたこと(こうしたら安心した)

面接の日が近づくにつれ上記のような不安が湧いてきた私ですが、次のことを試してみたところ、不安が和らぎ安心したという経験をしました。

参考までに、それらを挙げていきます。

自分が緊張していることを認める

これは、面接だけでなく、緊張する場面ではもれなく使っている方法です。

「私、今、すごく緊張してるわ・・・」

そう思うだけで、不思議と冷静になれました。

自分を俯瞰して見ることができるからでしょうか。

あと、面接の場で思い切って「緊張しています」と言い切ってしまうのも、アリだとも言われます。

「もし、自分が面接官の立場になったら?」と考えてみた時に、いかがでしょうか。

そつなくスマートに対応している応募者も素晴らしいのですが、多少なりとも緊張している応募者の方が、「この人、本当にウチの会社に入りたいんだな」という本気度が伝わります。

ということで、大変自分に都合のいい考え方なのですが、「まったく緊張しない方が、かえって応募会社に失礼だ」と開き直ってしまうことで、不安が和らぎ、安心感につながりました。

こちらも会社を見定めるいい機会だと思う

就職の面接というと、どうしても自分が会社から選ばれるかそうでないかの場所に思われがちですが、応募者側だって、会社を見定めるいい機会でもあると思うのです。

求人応募の際は、仕事内容や給与、勤務条件以外に、この会社はどんなことをしているのか、どれくらいの企業規模で、どんな思いで経営しているのか・・・なども調べて応募する方も多いでしょう。

でもやはり、実際の面接の場で、ここで自分が働きたいのかどうかということを、自分の目で見て肌で感じることが、自分にとっての一番正確な情報なのではと思っています。

面接官はどんな人なのかはもちろん、一緒に働くことになるかもしれない従業員はどんな態度や雰囲気なのか、労働環境は自分に合っていそうか・・・などなど、確認することはたくさんあります。

そう思うと、緊張する暇などないのかもしれません(笑)。

先に、「面接の場で、自分の過去や人格を否定されることを言われやしないか」と不安になる話を挙げましたが、その後、こんなことに気づいたことで、不安は消えていったのです。

これに気づいた!
  • 私はこれまで、どんな職場や仕事でも、その時その時で自分なりに一生懸命にやってきたつもりであり、失敗も含めて経験したすべてを自分の人生の糧として、今や未来に活かしていきたいと思っている。
  • だから、過去のネガティブなことを無意味にネチネチ質問する会社や組織よりは、その過去を踏まえて「これからどうしていきたいのか」を聞きたがっている会社で、私は働きたい。

自分の価値観とはまったくの真逆なところでは働きたくない・・・ということでしょうか。

そういう意味では、自分が大切にしていることやこれだけは譲れないというもの(自分の軸)を、就職活動によって確認できるいい機会なのかもしれません。

自分の大事な労働力を提供するわけですから、冷静にどんな職場かを見極めていく必要はあるでしょうし、人として失礼な態度を取られた場合は、「そんな会社はこちらから願い下げだ」くらいの気持ちでいてもいいんじゃないかと、私は思っています。

そんな会社に勤務しても、長く続かないような気がするからです。(私の場合は)

もちろん、最低限の礼儀をわきまえたうえですが。

そして、どんなにいいと思う会社でも。「自分にとっての完璧はない」いうことは、一応理解しているつもりです。

不採用イコール人格否定じゃない

先ほど挙げた「不採用になると、自分の経験や能力、人間性を否定されたような気持ちになる」についてですが、これについては、「いやいや、そうじゃないでしょ!」という自分ツッコミをして、不安が解消されました。

それでは、なぜ「そうじゃないでしょ!」といえるのでしょうか。

私は、次の2つの理由を挙げたいと思います。

「不採用でも人格否定ではない!」その理由
  • その会社のニーズに合わなかっただけ(他の社員との年齢的なバランスや人件費等)
  • 他に自分よりも優秀な人がいただけ

要は、「運が悪かった」ということです。

もちろん、それだけの要因ではないのかもしれません。

自己分析や市場調査、応募先企業の選定(経験や能力等のマッチング)などが甘かったというのもあるでしょう。

でも、それはそれとして次に活かしていくとして、いつまでも落ち込んだり自己否定し続けても何の得にもなりゃしませんので、なるべく早く気持ちを切り替えたほうが賢明です。

そんなことを思い出した時に、「不採用になっても、それはしょうがないことだ」「ただ、ご縁がなかっただけなんだ」という気持ちに変わっていったのでした。

体操したり深呼吸したりで心身を整える

頭だけで考えていると、ぐるぐると深みにハマって、その沼から抜け出せなくなる可能性があります。

これは、メンタル的によろしくありません。

体操や散歩など軽く身体を動かしたり、深呼吸や瞑想するなど、何か別のことに集中する時間を持ったことで、不安が安心に変わりました。

心身を整えることは、これからも意識をしていきたいです。

久々の再就職活動の結果

さて、50代の再就職活動で、久々の面接に挑みましたが、結果はいかに・・・?

おかげさまで「採用内定」という結果に

冒頭でも申し上げていましたが、この面接の結果は、無事採用内定に至りました。

正社員ではなくパートタイムということ、そして人手不足ということがあったからだと思いますので、ある意味ラッキーだったのです。

そして、私に対する質問も、「過去のこと」ではなく「これからうちで何をしたい?」ということでした

50代で未経験でもチャンスをもらえた

今回この会社を応募したのは、勤務場所や勤務時間などの条件的なものもあるのですが、何よりも自分が興味があることだったからです。

しかしその仕事は、どれも職歴としては未経験のものばかり。

それでも挑戦させてもらえるとのことで、50代になっても新しいことができる機会をいただけ、とてもありがたく思っています。

今回のことで、勤務形態や業界、職種によっては、50代の再就職も十分可能であることがわかりました。

後日談:実はその後、条件や環境等でどうしても折り合いがつかず、勤務を断念しました。。。そんな残念な状況であるにも関わらずこのような記事を挙げ続ける理由は、そんな失敗でも誰かの役に立つかもしれないと思ったからです(苦笑)。内定してくださった会社には、感謝をしています。

まとめ

50代の再就職ということで、面接について持論を展開していきました。

今回の内容をまとめてみます。

  • 面接が緊張する正体は「不安」であること→どんな質問をされるか、不採用になったらどうしよう、初対面の面接官はどんな人なのか
  • 緊張を和らげるためにしたこと→緊張していることを認める、こちらも応募先会社を見定めるいい機会だと思う、不採用イコール人格否定じゃない、心身を整える
  • 久々の面接の結果は→おかげさまで採用内定。50代、未経験でもチャンスはある!(残念ながら、条件等が折り合わず勤務断念)

今日はこれくらいで。

ありがとうございました。

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この記事を書いた人

40代で公務員を退職。紆余曲折の末、現在はキャリアカウンセラーとして、なんだかんだと生きてます(笑)。

骨の髄まで雑記ブログの当サイト。キャリア関連をはじめ、現在50代である私のくだらない小言や、行ってみたやってみた系の体験談、長年の趣味であるバイクなどを記事にしています。

そんな一介の自己満足ブログでも、いつかどこかで誰かのお役に立つことができたならば、我が人生に悔いなしです。(たぶん)

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