ご訪問ありがとうございます。
2022年の12月初旬、「ローケーキ(RowCake)」という47度以下で作る冷凍保存が可能なケーキ(スイーツ)の講座に参加しました。
ローケーキ作りを体験した場所は、埼玉県の寄居町にある植物料理専門店「どすこい喫茶やまこ」さん↓
「美し楽し癒し」が満載の、大満足な講座でした。
そして・・・
ローケーキが美容と健康にいいといわれる理由が、わかった気がしました!
今回は、そんなローケーキ作りの様子を、画像多めでお伝えしていきます。
- ヴィーガン、ローフード、オーガニック、無添加・・・などというキーワードに興味がある方
- できるだけ罪悪感少なくスイーツを堪能したい方
- いつまでもキレイで健やかに生きていきたい方
- とにかく癒されたい方
- 埼玉県(特に北部)が気になる方〜
ちなみに私、中学時代の家庭科の通知表は「2」であったうえに、料理教室という類のものは初体験。
料理は好きなのですが、センスは皆無です。
そこのところを鑑みて、どうか寛大なお心でご覧いただければ幸いです。
「ローケーキ(Row Cake)」とは?
あらためまして、ローケーキとは何かをいうことを、今回の講座で教えていただいたことをもとに、ざっくりですがお伝えしていきます。
ローケーキとは47度以下で作る焼かないケーキ
まずは、百聞は一見に如かずということで、ローケーキの画像をご覧いただきました。
こちらは、店主&講師の美紀子さんが作られたローケーキです。
このローケーキには、オーブンで焼くような通常のケーキとは違うところがあります。
- 基本的に47度以下で調理している
- 動物性の材料を使っていない
フィリングはもちろん土台となるクラストさえも、ある一定以上の温度で焼いておりません。
ローケーキのロー(Row)とは、「基本的に47度以下で調理したもの」ということになるからです。
なので、材料として使われるカシューナッツやクルミなども、加熱処理をしてない生のもの。
また、ローヴィーガンのお料理教室なので、使うのはココナツオイルやカカオバター、アガベシロップ、フルーツなど植物性の材料のみです。(ちなみに、ヴィーガンの中にも、ローとそうでないものとがあるとのこと)
それら材料をブレンダーなどで撹拌して型に流し、冷蔵庫や冷凍庫で冷やし固めたのがローケーキとなります。
ちなみに、ピンクやイエローなどの色づけも、ドラゴンフルーツやユズといった自然素材から。
見た目は華やかですが、安心安全で身体にやさしいスイーツなんですね!
47度以下にするのは酵素や栄養素を活きたまま取り入れるため
それでは、なぜわざわざ47度以下で調理をするのでしょうか。
その理由を、このように教えていただきました。
食物に含まれる酵素や豊富な栄養素を、活きたまま取り入れることができるから
たしかに、せっかくの酵素や栄養素が、加熱することで壊れてしまうのは、なんとももったいないことです。
大好きなスイーツを罪悪感なく食べられるどころか、美容と健康にもいいだなんて、そんなローケーキにますます興味が湧いたのでした。
癒しの「どすこい喫茶やまこ」さんは寄居町にある植物料理専門のお店
それではここで、ローケーキ作りを体験した「どすこい喫茶やまこ」さんを紹介していきます。
お店の場所(寄居町)に癒され、店主に癒され、お店そのものにも癒されるという、癒し満載のご機嫌な1日でした。
まずはお店の最寄り駅「秩父鉄道の波久礼(はぐれ)駅」で癒される
どすこい喫茶やまこさんは、埼玉県寄居町の波久礼というのどかな地域に佇む、ヴィーガン&オーガニックなお店です。
秩父鉄道の波久礼駅からゆっくり歩いても10分とかからない場所にあることから、自動車などの足がなくても、お店訪問はたやすいのです。
まずは、秩父鉄道で癒され体験。
今回はじめて利用しましたが、なんとも趣のあるローカル鉄道でした。
さて、波久礼駅↓に到着です。
ノスタルジックな駅舎内↓は、「ザ・昭和」好きにはたまらない空間です。(でも、ICカードは使えるんです)
こちら↓は、青い空に映える駅舎正面。風情あり過ぎです。
ここから、駅を背にして左に歩いていくと、右手に大きな橋「寄居橋」が見えてきました。
橋の途中。荒川が陽の光でキレイだったので、思わず撮影↓
寄居橋を渡りきって、つきあたりを左折すると・・・
見えてきました!カフェらしき建物に「営業中」ののぼり↓です。
そう、こちらが「どすこい喫茶やまこ」さん、駅から歩いて、あっという間の到着です。
自宅からここまでの道中、ローカル線や駅舎、お店までののどかな風景なども楽しむことができました。
ステキすぎる「どすこい喫茶やまこの店主・美紀子さん」に癒される
お店に入った瞬間から、その場の氣のよさと店主の美紀子さんの穏やかでナチュラルな笑顔に癒されました。
そして、お話をすればするほど、人間的魅力あふれる懐の深い素敵な方だと感じたのです。
ここで、どすこい喫茶やまこさんのホームページに掲載されている文言を一部引用させていただきながら、店主&講座講師の美紀子さんについて、簡単に紹介させていただきます。
「どすこい喫茶やまこ」店主のマダム・美紀子さん
- 福島県出身・熊谷市在住
- 食べて祈ってヨガをする三位一体を主とするロークレンズ®︎浄化療法士
- リマクッキングスクール師範科修了
- 半断食やマクロビオティック実践を通じて、「過ぎたるは及ばさるが如し」と悟る
- 憧れは〜良い塩梅〜
その他に、学生時代の社交ダンスでは優勝経験があったり、着物のコーディネイトができたり、田植えが得意であったり、調味料を作ることができたり、梅干しが美味しかったりと、非常に多才な方です。
とはいえ、イケイケだとかゴリゴリなどという意識高い系な雰囲気とは、また違います。
とても自然体でふんわりとしつつも、ご自分の軸というのか核というのか芯を持っていらっしゃるバランス感覚のある方だとお見受けしました。
ちなみに、お店のコンセプト↓はこちらです。
精進料理、植物性料理専門店として、水や調味料、野菜や米など厳選した、氣の合う食材の美味しさを、面白おかしく真剣に、ご提案いたします。
引用:どすこい喫茶やまこホームページ「Concept」より
特に、「面白おかしく真剣に」という表現にセンスを感じたのですが、美紀子さんとお会いしたことで、その言葉のチョイスに納得できたのです。
会う人をほっとさせ、「もう一度会いたい」と思わせてしまう美紀子さん。
一度会った人は、もれなく美紀子さんのファンになってしまうのではないでしょうか。(実は私がそうなのです〜^ ^)
居心地の好い空間に癒される
どすこい喫茶やまこさんは、とにかく居心地がよく寛げます。
開放感のある建物に、自然素材をふんだんに使った素敵なインテリアは、目や心の保養にもなります。
また、店内には、身体にやさしい食材や調味料、無農薬野菜などが販売されているので、私のような無添加やらオーガニックやらに興味のある人にとっては、ワクワクすること請け合いです。
不思議なくらい落ち着く空間で、講座の終了時間をとうに過ぎているのに、ずいぶんと長居をしてしまいました。
一度お店に入ったら、居心地よすぎてお店から出られなくなっちゃいますよ、きっと(笑)。
「どすこい喫茶やまこ」さんの詳細はこちらのホームページで↓
ローケーキ講座の様子
さて、そんな美紀子さんのもとで、はじめての料理教室、はじめてのローケーキ作りに挑戦です。
座学講座
はじめに、講師の美紀子さんから、ヴィーガンやローについて教えていただきました。
ヴィーガンやマクロビオティックという言葉やその意味については、これまでなんとなく知っている「つもり」だったのですが、この講座を受けたことで間違って解釈していたことがわかり、軽く衝撃を受けたのです。
やはり、今回のように、専門家に教えてもらう機会を作った方がいいということを身にしみて感じました。
さらに、実践講座の後には、本物の食材を使った調味料のことや氣(プラーナ)などについても、理論的にわかりやすく教えていただけたのは収穫でした。
こういったことをできる限り意識をして、料理をしたり食べたりすることで、内側から美しく健康に暮らしていけるのだろうなぁ〜
美紀子さんのピカピカな美肌を見た私は、ふとこんなことを思ったのでした。
実践講座
さあ、ここからはいただいたレシピに沿って、実際にローケーキを作っていきます。
レシピや手順は、ここではお伝えいたしません。
あくまで、「雰囲気」を味わっていただければと思っております。
使う材料はこんな感じ↓で、あらかじめ浸水させた生のクルミやカボチャの種、そしてカシューナッツ。
ココナツオイルやカカオバター↓もあります。
こちら↓は、私にとってはお初にお目にかかりますカカオニブ。香りは、当たり前でしょうがそのまんまカカオでした。
こちら↓はクラフト作りの様子。
フードプロセッサーで材料を攪拌し、こんなふう↓に型に敷き詰めます。
私もやってみました↓の図。
さて、お次はフィリング作り。カシューナッツやシロップ、オイルのほかに、レモンの皮や食べられるエッセンシャルオイルなども使っていきます。
お力士好きな美紀子さん↓が、材料を攪拌している様子です。
なめらかになりましたね。基本のフィリングの出来上がりです。
味見をさせていただきましたが、とても美味しかったです。
こちら↓は、基本のフィリングの色をつけるために使うドラゴンフルーツ。
おお〜、キレイなピンク色です。
こんなふう↓にして、基本のフィリングに自然素材を使って色をつけることができるのですね。
フィリングができ上がったところで、これらを型に流し込んでいきます。
まずは、美紀子さんのお手本、基本のフィリングを流し込みます。
そしてその上に、ピンク色のフィリングを流していきます。
こんなふうに違う色を流し込んでいくことで層ができ、断面がたとえばこんな具合↓になるのです。(これは私が作ったものなので、さほど美しくありませんこと、お許しください)
ここからは、アレンジです。美紀子講師に教わった手法で、ハート型の模様↓を作ってみました。
大きさや形がまちまちなのも、ご愛嬌ということで。
さらに、違う色目で模様をつけたり、真ん中にドラゴンフルーツを添えたりしました。
アレンジの出来上がり↓です。向かって左は持ち帰り用、右は試食用。
これらを冷凍庫で固めていきます。
美紀子さんがお店のお庭から採ってこられた月桂樹の葉を添えて・・・
はい、完成でーす!
楽しい試食の時間
さて、試食タイムに突入です。
美紀子さんが、ささっとこんなふうに↓盛り付けをしてくださいました。さすがです!
左にあるボール状のスイーツ↑は、「焼かないクッキー」です。
私がケーキのアレンジで苦戦している合間に、サクサク作ってくださいました↓
して、お味の方は・・・
ケーキもクッキーも、美味しすぎる〜♪
そして驚いたことに、この一切れのケーキで、お腹が満足してしまうのです。
・・・ということは!
「大食い防止」にもなるということかっ!
「大食い」という表現はお上品ではなかったかもしれませんが、いずれにしても、ローケーキが美容と健康にいいといわれる所以、理解できたような気がしました。
そして、このローケーキも焼かないクッキーも、罪悪感を抱くことなくご機嫌に食べることができたのです。
それぞれにレシピをいただいたので、ぜひ家で作ってみようと思いました。
で、試食をしながら、身体にやさしくて美味しいお茶をいただき、ほっと一息。
今回のローケーキ講座、「美し楽し癒し」の充実した時間を過ごすことができました。
ローケーキは冷蔵モノなので寒い期間限定ということですが、ご興味ある方はぜひ体感してみてくださいね!
ローケーキ講座
6,000円 (1ホール 直径約10cm お持ち帰り、試食ティータイム有り)
どすこい喫茶やまこさんの講座・イベントスケジュール情報は、ホームページの他に、LINEのお友達登録で入手することができます。
「どすこい喫茶やまこ」さんのLINE公式アカウントはこちらから↓
ローケーキ作りのメリット・デメリット
最後に、ローケーキそのものやそれを作るにあたってのメリットとデメリットを、私独自の観点になってしまいますが、お伝えをしていきます。
今回の体験を通じて、ローケーキは私にとってメリットがとても大きいと感じました。
ただ、これはあくまで私個人の感想です。
ローケーキ、ローフードについては、どすこい喫茶やまこさんのホームページをはじめ専門の方々のサイト等を参考にしていただきながら、自分に合っているかどうかを、ぜひご自身で体験し感じてみることをおすすめします。
ローケーキのここがオススメ
- 食物に含まれる酵素や豊富な栄養素を、熱で壊されることなく身体に取り入れることができる。
- 植物性食材のみを使用しているため、身体に負担をかけづらい。
- 少量でも満腹感が得られるため、食べ過ぎることがない。
- アレンジ次第で見た目が華やかになり、気分が上がる。
- 冷凍保存が可能である。
ローケーキのメリットは、ざっくり言ってしまうと、やはり美と健康なのではないでしょうか。
ローフード、植物性料理は、身体の内側からキレイにデトックスできると言われています。
厳選された材料で丁寧に作り上げたケーキを丁寧に味わえるというのは、お腹だけでなく心まで満たされます。それを今回体感しました。
デメリットは材料が高価であること
- 使う材料が比較的高価であり、一般のスーパーでは販売されていないものもある。
- フードプロセッサーなど攪拌する器械が必要。なくてもできなくはないが、手間がかかる。
デメリットとしては、オーガニック系の厳選食材は、どうしても値がはるということです。
それでも、よく考えてみると、一般に販売されているケーキだって、なんやかんや高額ではないでしょうか。
何に価値をおくのかで見ていった際には、これらはデメリットではなくなってしまうのかもしれません。
おわりに
2023年最初の投稿は、ローケーキ(RowCake)講座を体験した様子でございました。
この記事を本年初にしたには理由がございまして、この講座に参加している時のことを思い出すと、なんだかおめでたい気分、ご機嫌さんな気分、優しい気分になるからです。
今年も、このように身体と心にやさしい食べ物にたくさん出会ってご機嫌で暮らしたいですし、そういったことに関わる優しい方々と繋がっていけたらいいなと思っております。(まるで新年の所感のようですが)
そんなこんなで、本年もどうぞよろしくお願いいたします。